仕事の話ですが、たまに話が長くなってコンサルテーションの予定時間を大幅に過ぎてしまうケースがあります。
先日お会いした方のコンサルテーションがそうで、会議室の担当者が(時間がかなり過ぎたので)注意に来たほどでした(汗)。
もちろん私の時間管理問題や金額設定(追加料金無設定)の問題もあるのですが、その方は前の回のときも、同様に時間がかなりオーバーしたのでした。
これはどういうわけで起こってるのかな、何に気がつかないといけないのかな、と少し考えてみました。
この方が、今の時点で直面してるテーマは「わかりあう」ということです。
そのテーマとコンサルテーションの時間が長引いてしまうことが関係してるのだろうなと、翌朝起きたときに思い至りました。
その方に主要な問題について話をしてもらう
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私の方は、その方に不調が起こってるのは、その方の深いところ(いわゆる魂)が望んでるのと違う方向だよというサインなので、それに気がついてもらおうと、その話の中で気づいたことを話す
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その方は、ご自分がされてること&考えていることを私が理解するようにさらに話をする
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私はサインに気づいてもらうよう、言葉を変えたり、違う角度からみえることを話す
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その方は、さらに自分の思いを私にわかるように説明する
その方と私は「わかりあう」ために話が長く続いていく、これが延々と行われていたのでした(汗)。
こりゃ、何時間あっても時間が足りないわ〜
つまり、私もその方のテーマにどっぷり浸かってしまっていたわけです(大汗)。
その方は、とても優しく利他的な方で、どんな場面においても、相手の気持ちを尊重しつつお互いにわかりあえることを目指しています。
しかしわかりあえないときは、時間をいったんおいたり、ご自分のトークのスキルアップをしていけば、わかりあえるものだと考えているようでした。
「わかりあう」は、漢字だと
解り合う
と書くのでしょうか、それとも
分かり合う
どちらなのか、わかりませんが、
分かり合う だとしたら、それはお互いに「分かち合う」なんですよね。
どちらかの意見に合わせていくのではなく、それぞれの意見を「分け合う」。
ケーキでイメージするなら(苦笑)、こちらが頼んだ美味しいと思うチーズケーキを一部あげて、
相手が美味しいと思うガトーショコラを一部もらう。
私はやっぱりチーズケーキの方が好きだけど、ガトーショコラも、味わってみる、まあ、これも美味しいね。
もしくは、ガトーショコラはやっぱり美味しくない、でも、あなたがガトーショコラを好きなのは分かった。
それが分け合う、つまり、分かり合う。
わかりあう、ってそのくらいカジュアルでよいのかなと私は思います。
わかりあう = 解り合う の方の漢字だったとしても、
解り合う、というのは、相手が解ってくれることも、そして解ってくれないことも含めて、そのどちらであっても理解し合うってことかなと思いました。
こちらの思いや意見を相手がわかってくれたら、とても嬉しいし、物事はうまくすすむ。
でも相手がわかってくれなくて背を向けていくことも、理解する。
それが、わかりあう ってことかなと私は思いました。

↑ 薪ストーブ横においてる爪とぎダンボールを奪い合う2匹。
猫はわかりあわないけど、お互い毛づくろいはしてあげてます(苦笑)。
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昨年、毎月行ってきたちょこっとカウンセリング、なかなか日程が確保できず、
今年は不定期に気まぐれに苦笑、日程の都合がつきそうなときに開催することにします。