レメディを使えるっていいな〜

以前に、とあるホメオパス(外国人)が、心理療法家はいいな〜みたいなことをつぶやいてました。

心理療法家ならセッションがうまくいけば、

患者さんは自分の悩みを全部聞いてもらい、しかも気づきなんかもあって大満足して帰り、

心理療法家も、その人との仕事はとりあえず終了するわけで(セッションは次回に続くけど)、

うわ〜 気持ちよく終われるな〜…

と、そんな意味のつぶやきでした。

なぜそんなことをいうかというと、ホメオパスの場合は、仕事はそこで終わりでは全然っなくて、セッションの後の方が山場で、文字通り髪を振り乱しつつその人のレメディを全力で探すからです(汗)。

ホメオパシーのコンサルテーション中に幾つかの気づきがあり、話すことで満足したクライアントさんであっても、その後のレメディで結果がでないと、ホメオパシー療法への満足度はほぼゼロということになるでしょう(恐)。

この、とあるホメオパスがつぶやいた気持ちは、自分がホメオパスとして活動しだしてから、なるほど、こういうことだったのね…と理解できたのですが、

先日、意外にも、その真逆の出来事がありました。

ある人から人生の進路を決めるような相談を受けました。それはホメオパシー療法での相談ではなく、いわゆる単なる人生相談でした。

事情をいろいろと聞きながら、ついついホメオパシー療法のコンサルテーションのように話を組み立てていくと、その方の問題がなにか と その方のマインドのある部分に歪みがあると、私にはわかったように思いました。

ところが!です。

ホメオパシー療法なら、ここでその方を表しているレメディを取ってもらおうと思います。そして実際にそのレメディを試してもらいます。

ですが、そのときは、単なる口頭での人生相談…

問題の根源と思われることを、その方が自分自身で気づくようにやんわり遠回しに提示してみたものの、それ以上のことはできません。その方自身も言われてみればそうだと問題の根源には気づいたのに、マインドの歪みには無自覚で、確かにそこに問題はあるのかもだけど、でもどうしたらいいのってことになったんです。

私はその時思いました。

うわ〜 レメディってすごいな〜

わかっちゃいるけど(もしくは無意識のときもあるけど)、具体的にどうやってアプローチしていいかわからないことにレメディは働きかけてくれるからです。

もちろん心理療法もセッションの回を重ねれば、そのマインドの歪みにアプローチできる療法なので、結果的には同じようなことだと思うのですが、それでも第3者が口で促さなくとも、その人自身の身体と心が反応してくれるレメディというのはなんとありがたいものだと思いました。(もちろん、そのレメディがその方に合っていなくてはいけないのですが)

そんなんで

心理療法家はいいな〜ではなくて、ホメオパスっていいな〜 レメディを使えるっていいな〜

と思った私です。

椿

結局その相談者の方には、心理カウンセリングもしくは他のセラピーを受けることをオススメしたのですが、今の時点で実行されていません。

 

もどかしいけど、本人がそうしようと思わないかぎり、なにも動かないものですからね。

でもおかげさまでこの経験により、レメディを選択して、レメディの力を借りることができるのは非常にありがたいのだとわかったのでした。

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マインドの歪み、気づいているけど具体的にどうしたらいいの〜って方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しく知りたい方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com