実行の人

以前にBlogの記事で紹介したフランス人の写真家クリストフが、とりあえず第一弾として安富町のカフェで写真展を開いております。神戸新聞さんに取材してもらって記事になりました↓

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クリストフがこの村に来るのは3回目。

前回までの2回の訪問で写真をカシャカシャ★と撮りまくり(6×6というアナログなカメラで撮影)、とあるカフェで作品を展示させてくれると聞くや否や、パリに戻っている間にもサササッと展示会を実現させてもらえるように行動&作品の厳選とプリント。

あっという間に小さな展示会を実現させてしまう実行力があります。

展示会するなら次回の来日のときにまずは企画して〜とか、せっかくやるなら大きな会場で〜とか、会期をもっと長くしよう〜とか、そういうふうには考えないんですね。

今、実現できることがあるなら、

とりあえずやろう〜 さささ〜っと実行しちゃいます。

もちろんそこには、現地にいる私のダンナさんの雑用のお手伝い、カフェの寛容な協力があったのも事実ですが、彼には変なプライドとかメンドくさいこだわりがないから(作品へのこだわりはあるんでしょうが)、こちらのアドバイスにもさっと対応し、すぐに行動する。だから物事が滞りなく進む。

自分のやりたいことにただ単にまっすぐな、その姿勢が妙に新鮮でした。

こだわりのいらない部分にこだわっていないか、自問自答した私です。

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深い内面が欲することと、実際にやっていることに隔たりのある方、
自然治癒力の乱れを整えることで、もっと自分が望むように物事を進められるようになるかもしれません。自然治癒力の乱れを取るホメオパシー療法にご興味のある方はHPの方へどうぞ:

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レメディを使えるっていいな〜

以前、とあるホメオパスが、心理療法家はいいな〜みたいなことをつぶやいてました。

心理療法家ならセッションがうまくいけば、

患者さんは自分の悩みを全部聞いてもらい、
しかも気づきなんかもあって大満足して帰り、
心理療法家も、その人との仕事はとりあえず終了するわけで(セッションは次回に続いたとしても)、

うわ〜、それは気持ちよく終われるな〜…

と、そんな意味のつぶやきでした。

なぜそんなことをいうかというと、
ホメオパスの場合は、仕事はそこで終わりではなくて、
セッション後の方が山場で、コンサルでの情報を元に、
その人のレメディを全力で探さないとならないからです。

ホメオパシーのコンサルテーション中に幾つかの気づきがあり、
話すことで満足したクライアントさんであっても、
その後のレメディで結果がでないと、
ホメオパシー療法への満足度は低くなるので、
レメディ選択はなかなかの仕事です。

上記のホメオパスがつぶやいた気持ちは、
自分がホメオパスとして活動しだしてから、
なるほど、こういうことだったのね…と理解できたのですが、

先日、意外にも、その真逆の出来事がありました。

ある人から人生の進路を決めるような相談を受けました。
それはホメオパシー療法での相談ではなく、いわゆる単なる人生相談でした。

事情をいろいろと聞きながら、ついついホメオパシー療法のコンサルテーションのように話を組み立てていくと、その方の問題がなにか、と、
その方のマインドのある部分に歪みがあると、私にはわかったように思いました。

ところが、

ホメオパシー療法なら、その方を表しているレメディを取ってもらうことができますが、

そのときは、単なる口頭での人生相談…

問題の根源と思われることを、
その方が自分自身で気づくようにやんわり遠回しに提示してみたものの、
それ以上のことはできません。

その方自身も言われてみればそうだと問題の根源には気づいたのに、
マインドの歪みには無自覚で、
確かにそこに問題はあるのかもだけど、でもどうすることもできないし、となりました。

それで、その時思いました。

レメディという存在に助けられていたな、と。

わかっちゃいるけど、
具体的にどうやってアプローチしていいかわからないことに
レメディは働きかけてくれるからです。

もちろん心理療法もセッションの回を重ねれば、
そのマインドの歪みにアプローチできる療法なので、
結果的には同じようなことだと思うのですが、
それでも第3者が口で促さなくとも、
その人自身の身体と心が反応してくれるレメディというのは
なんとありがたいものだと思いました。
(もちろん、そのレメディがその方を動かすエネルギーでないいけないのですが)

そんなんで

心理療法家はいいな〜ではなくて、
ホメオパスっていいな〜レメディを使えるっていいな〜

と新鮮に思った私です。

椿

結局その相談者の方には、心理カウンセリングもしくは他のセラピーを受けることをオススメしたのですが(ホメオパシーは抵抗があるとのことで)、
今の時点で実行されていません。

もどかしいけど、本人がそうしようと思わないかぎり、なにも動かないですからね。

でもおかげさまでこの経験により、レメディを選択して、レメディの力を借りることができるのは非常にありがたいのだとわかったのでした。

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マインドの歪み、気づいているけど具体的にどうしたらいいの〜って方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しく知りたい方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

贈り物があらわすもの

先日、私のダンナさんがこんなお土産をもらってきました↓

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これはタイルに描かれた絵なんですが、がっしりとした木枠にはいっていてどうやら「鍋敷き」として使うもののようです。絵がキッチュ すぎでは〜。

これをくれたのはオランダから出張でやってきた非常に大柄の男性。彼はこれを私のダンナさんにお土産としてくれたのでした。巨漢から巨漢へのプレゼントがこれ(苦笑)。

ダンナさんは包み紙をあけたしゅんかん、手が止まったそうです…

なぜ これが なぜ 俺に… みたいな感覚でしょうか。

贈り物というと、

贈り主が相手のことを想定して選んだものか

贈り主自身の思いをなにかしら表すもの

に大きく分かれると思うのですが、日本の方は前者の贈り物が多く、海外の人は後者の割合の方が多いと感じます。

しかし、この鍋敷きは前者でも後者でもないような、いや恐らく後者だと思われますが(謎)。

この鍋敷き、かなりずっしりとするので、重さを計ってみたら550g以上ありました(!)。

飛行機の旅をする場合、なるべく軽く壊れないものを選ぶのが一般的ですが、この重さのものを選んだからにはやはり強い思いがあったのかと思われます(謎深…)。

目の焦点があっていないような少女と、ガチョウを引き連れて歩くこちらをじっとみる婦人、いろんなミステリアスが重なって、私の好奇心を非常にそそる贈り物です。実は妙に気に入ってます(最終的に私のものとなりました)。

以前は、贈り主の思いのみが先行している贈り物に圧迫感を感じたこともあったのですが、今は、そういうものをもらうと、まるで贈り主の分身のように感じて、なんというか可愛いと感じるようになりました。

今は思い入れの強いモノをみると、
その人の強い気持ちがそこにあるっていうのが、いいな、と思います。

年をとって寛容になってきたせいか?!

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ホメオパシー療法をやっています。

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