草むしりの、「むしる」はつかんで引き抜くという意味だそう。
関西の方では、「草ひき」と言います。
少し前ですが、草むしりするぞー!と意気込んでやったところ(いつもはダンナさんにさせてる笑)、
家の前側に伸びた草だけなのに、延べ3時間もかかりました……!
草むしりは、ヒジョーにしんどいので、できたらやらないで済ませたいものですが(汗)、
ちゃんと向き合って草むしりしてみると、雑草がなくなって見た目や気分がすっきりする以外にも非常にありがたい機会なのだとわかります。
*その1
アーシングできる。
Earthing というのは、体にたまった電気(電磁波)を地面に触れることで地中に流す方法です(電気製品のアース線と同じことを自分の体でする)。
また地面(土)に触ることで地球のエネルギーとつながるという効用もあります。
草むしりすると、足と手から両方アーシングできるということになります。
(理想をいうなら裸足で、手にも軍手をはめないことですが)
畑をやってるのと同じ効果です。
森にでかけていかなくても、家周りを綺麗にしながらアーシングもできる、一石二鳥。
*その2
頭(こうべ)を垂れる機会になる。
地面に座り込んで、草をみながら、引き抜く、むしる。
草をむしるためには、どうしても頭を下に向ける姿勢になります。
このように頭を下げる機会というのは、
大人になると、そして歳をとればとるほどなくなっていきます。
これ、大事だな〜と思いました(→ 私にとって特に、汗)。
知らない間に態度がでかくなってる、知らない間に謙虚さがなくなってる、
草むしりでは思い切り頭を下げることができます。
エネルギー的にいっても、頭のほうに淀んでる思考まみれのエネルギーを振り落とすことができます。
更にいうなら、地球にこの土地にいさせてもらってありがとうねという意識をもつと、よりエネルギーの流れがスムーズになると思います。
*その3
雑念の掃除になる。
これは以前参加したあるワークショップで体験したことです。
ワークショップ会場が神社だったので、プログラムに神社の早朝お掃除奉公が組み込まれていて、その一環で草むしりを終えた後に非常にリアルに感じたのですが、
雑草抜きをしてると、同時に心の雑念抜きが行われるのでした。
雑草を抜いてると、その単純作業に並行して頭に雑念が湧いてきます。
しかし雑草を抜き終わったあと、雑念も同時になくなっていて頭がすっきりしてたのです。
雑草という言葉にかけて「雑念」とかきましたが、必要のない無駄な考え事のことです。
必要なもの(残す植物)と不要なもの(雑草)を体で取捨選択してる行為が、
思考にも並行して起こったのだと思います。
まめに草むしりしようとはなかなか思えないのですが(汗)、雑草が目につきだしたら、
それは自分の雑念も増えたサインだと思って、草むしりしようと思いました。

↑ この1輪車4、5杯分の雑草でした、どんだけ雑草+雑念ためこんでたんだ〜(大汗)
しかし、この記事書いて、前庭をみまわしたら、またごっそり雑草生えてました…..ひー。