水のように

Be water, my friend.

といったのはブルースリー。

「上善如水」(上善は水の如し)

といったのは老子。

水の低きに就くが如し

と説いたのは孟子。

私の心の師匠は、わかりやす〜く

水が低いところに流れていくように、自分の身を低く低くに置くことを

教えてくれました。

自分が下にいるようにすればエゴが出過ぎないで、人との揉め事はおきにくく、物事が円滑に流れます。

沢とか川をみていると、水は自然と低い方に流れていくのだけど、

流れがあまりない箇所では水が澱(よど)んでたり、岩や石がある箇所ではそこだけ流れが妨げられてるところがあります。

その有り様をみてると、人間の心も同じで、トラウマや怒りや恨み(岩や石)があると、そこのエネルギーフィールド の流れが滞ってると言うことができます。

疑ってばかりいると、エネルギーが澱(よど)んでもきます。

ということで、どうやったら私たちが生き生きと暮らしていくことができるかを水が具象化して見せてくれてるように思います。

(と書きつつ、今、自分を高い方に置いてるわ!と気づくこと多々あり、そしてそういうときは例外なくもめております、汗)

山から湧き出た水が、沢を下り、川を流れ、やがて海までたどり着く。

そして太陽の熱で蒸発させられ、また山に降り、沢となり川になって最後は海になる。

この水のサイクルは、人間の魂の「輪廻転生」と似ているんだろうなと最近ふと思いました。

海=宇宙の源にいた魂が、それぞれの肉体をもってこの世に生まれ、岩や石にぶつかりながら、沢や川でもまれ、それでも自然の摂理で低く低く流れていき、最後はまた源の海に戻ってくる。そしてまた太陽に照らされ雨として生まれていく。

地球上の生き物は、水みたいにこの繰り返しをしてるんだろうな、と。

(昨今は、この輪廻転生の繰り返しを終わりにしようと「悟る」方向にいく動きが活発ですが)

もし、なんだか苦しいな、うまくいってないな、と思ったら、川でも沢でも海でも見て、水のようになってみるといいかもです。

握りしめてる悩みや思いを手放して、全てが流れていくイメージを持ってみたらどうでしょう。

自分自身が水になってさらさらと流れていくイメージをもてれば、自分のエネルギーフィールドにたまったいろんな観念もさらさらと流していくことができるかもしれません。

私は里山に住んでるので、至るところに水の流れがあり、余計に水について考えるようです。

↓ 我が家の前の道に流れる30cmくらいの幅の流れ。いわゆる「溝」ですが清流です。子供が葉っぱを流して遊んだりしてるのをみますが、流れが早く子供はおいつけません(汗)。

↓ 我が家の裏に流れる川、ここは高低差のある部分でやや激しい流れ。

↓ 同じく我が家の裏を流れる川の高低差のない部分。
夏は蛍がいます。冬は写真のように水が少なくなって河原みたいに石や岩の上を歩けます。画像は、私が大きな石の上で休憩してたらミヌ(猫)がひざに乗っかってきて、動くに動けなくなってるところ(苦笑)。

↓ 我が家から車で5分くらい、もっと上流で水が綺麗な場所。

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自分のエネルギーがよどんでいたり、うまく流れていないとわかってるけど、どうやって岩や石ころ(トラウマやネガティブな感情)をどかすかわからない方。

その作業をホメオパシー療法やカウンセリングを使ってお手伝いします。ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com/