先日、Aさんという方とメールをやりとりしていました。
AさんはBさんとの関係で悩みがあります。
Aさんはホメオパシー療法にかかってるわけではないので、レメディでなく言葉によるアドバイスをメールで送ったのですが、経緯をみてると、BさんがAさんを”自分の味方”だと思うことが二人の関係改善のポイントに思えたので、そのことを書いてみました。
普通に第3者からみれば、BさんとAさんは明らかに味方同士の関係なのですが、BさんはAさんを味方とは思っておらず、むしろ敵対してると思い込んでいるのです。いわゆる一種の妄想なんですが、そのように思い込んでいることで、Aさんとの関係がよくないのでした。
Aさんにメッセージを書きながら、誰かにとって自分がその人の味方と思ってもらえるようになるには、具体的にどうしたらいいのだろう?! と思いました。
自分が誰かの味方になるのは簡単だと思いますが、相手から自分を味方と認識してもらうには?!
ビジネスなら利益を基準にすればよいので簡単かもしれません。
相手の利益を損なわない関係でいること、
相手の利益に貢献できる、もしくは共同で利益を追求できる関係であれば、
味方として位置づけられるでしょう。
利益の絡まない人間関係だと、どうしたら、味方と認識してくれるのでしょう….
私は、私の味方だと思ってる人を思い浮かべてみました。
そしたら一番に浮かぶだろうダンナさんや子供のことは思い浮かばずに(ごめん)、何十年も前になくなった母方のおばあちゃんの顔がすぐに浮かびました。
そのおばあちゃんは、昔のおばあちゃんらしく腰が曲がっていてとても小さな人でしたが、綺麗な顔をしていてとても優しいおばあちゃんで一人暮らししてました(おじいちゃんは私が生まれる前に亡くなってる)。
小学生の夏休みによくおばあちゃんの家に遊びに行っていたので、そのときの記憶しかありませんが、なんでも、ハイハイと聞いてくれる人でした。
ある夏休みの滞在中に、私の洗濯物のことで(おばあちゃんがしてくれてた)、おばあちゃんともめたんですが、そこで、もうっ!と思いきり怒った私に、
はい、はい、悪いのは私ですね、私が悪うございましたね
とおばあちゃんが優しそうな顔で言ったのです。
私は子供ながらに十分わかってました、私が悪かったんです。
けれど認められなくて口をとがらせて怒ってたのを、おばあちゃんが自分が悪いとひきとって、コトを収めてくれたんです。
そんなことうちの母はしてくれたことがなかったので、びっくりしましたし、謝れない自分が恥ずかしいなとも思いました。
でも思い返すと、私がそのとき一番強く感じた感情は、
嬉しい
だったと思います。
何をいっても許してくれて、受け入れてくれる人がいるってことが、ものすごく嬉しかったのだと思います。
味方というエピソードでおばあちゃんを思い出したということは、おばあちゃんは私の味方だ!と感じていたということなんでしょうね。
そして、思いました。
誰かを自分の味方だと思うには、
なにを言っても、そうだね、といつも肯定してくれる人であること、
なんだろうなと。
肯定しつづける、というのは、応援しつづけるってことですよね。
好きなスポーツの選手がいたら、プレー中にミスしたって、応援しますよね。
そこで否定したり、罵ったりしないで、また好プレーをするように応援する。
それが味方ってことなんでしょうね。
と、いうことで、Aさんへのメッセージに、私の考える”味方になるには”というアイデアも添えておきました。
今回、Aさんへのメッセージを書いたことで、
私もこれから、周りの人の味方になって、どんどん応援しよう、と思いました。
私のおばあちゃんが私にそうしてくれたように(感謝&涙)。
GUI:ギ という名前の植物↑ 宿り木です。
木の枝などに鳥の巣みたいにからまって寄生してます。フランスではクリスマスに、このギを林や森から取ってきて、ランプのまわりなどに飾ります。
宗教的な意味もあるらしく縁起もいいそうですが、見た目が綺麗で白い実が天然のランプみたいにみえます。義理の母のいない初めてのクリスマス、彼女が毎年飾ってたGUIは今年はみられないのかな…。