「のぞみはもうありません」
と面と向かって言われ、私は絶句した。
ところがその人が言った。
「のぞみはありませんが、光はあります」
なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは、
もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。
(河合隼雄さんの書かれた文章から引用)
迷ったり、つまづきそうになったりすると、頼る人なり本なりBlogなりが、それぞれの人にはあると思う。
私のそういういった頼るツールの1人は、河合隼雄さんである。
私はもしホメオパスになっていなかったら、最後には (どんなに時間がかかってもの意)心理療法士を目指していたと思う。
ホメオパシー療法ではコンサルテーションと呼ばれるカウンセリングに近い問診のようなものがある。心理療法のカウンセリングとは内容が異なるのだけど、私の向き合い方は河合隼雄さんに影響をとても受けている、と思う。
上記の文章は、真面目も休み休みに(せまい一面の世界にだけとらわれないように)、とおっしゃっていた河合さんのお茶目なエスプリが効いている、でも同時にはっとさせられる感動も忘れない客観性と主観のバランスが絶妙な文だと思う。
真面目が行き過ぎて、生きづらくなっている方、心の自然治癒力を整えるホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
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