ホメオパシー療法を受けると何が起こるか?

ホメオパシー療法を受けると、どんなことが起こるの?

について書いてみたいと思います。

以下、クラシカルホメオパシー処方の場合を前提にしてのお話です。 また例外というのは必ず存在しますし、個人差も当然あるので、書いていることが全ての人に起きるとも限りません。 どんなことが起きるのかを知りたいかたが多いようなので、一般的な話として書いてみます。

ホメオパスにかかり、選択されたレメディへの反応があれば、なんとかしたいと思っている身体症状に動きがでます。
1回目のレメディでかなり改善する場合もありますが、数度(もしくは数種類)レメディを試していくことで徐々に改善していき、1ヶ月〜数ヶ月後に振り返ってみてみると、あれ、そういえばそんな症状あったな、というレベルまで回復するような感じの効き方が多いです。

例えば私の経験でいうと、頭痛だったら、レメディで少しづつ痛みや出現頻度が軽減していき、数ヶ月したらもう全く頭痛はでなくなっていった、みたいな感じになります。1年も経ってメモ代わりにつけてた日記を見返したら「ああ、そういえば、私の頭痛ひどかったな〜」なんてくらいの過去のものとなります。

どかーんとレメディ一服で改善ということも起こりえますが、症状には振り子のように揺り戻しというのがありますので、一服で大きな変化があった場合は、またしばらくして調子が悪い状況になったときに頭痛が再度現れて(以前よりも少し軽くなっているけど)、そこでまたレメディを1服とって、というようなことを数度繰り返す必要があります。(揺り戻しということを理解していると再発したときに、冷静でいられます)

アトピーや、花粉症といった長年患っているような症状の場合は、症状が軽減するまでに長い期間がかかることが多いです。

レメディ一服でどーんと効果をあげたい方もいると思うのですが、そういうときは反動で揺り戻しも大きく、実際問題として日常生活にかなりの支障をきたすので、徐々に徐々に症状を軽減していくことが望ましいです。症状を小出しにしながら(もしくは出さないように)軽減していくので、安全で確実だと思いますが、その分時間はかかります。

私は一服のレメディでどっかーんと衝撃が欲しかったタイプなんですが(いわゆる死ぬならぽっくり死にたいタイプ?!)、実際それが起きたら正直耐えられませんでした。ですので、その後は徐々に回復がベストだと身体を使って学びました(反省)。

そして身体症状はほとんどの場合、精神症状との組み合わせで起こっていることが多いので、上記のような感じで身体症状を改善していく過程では、精神症状にも自然と向き合うことになります。 向き合うというのはどういうことかというと、わかりやすい言葉でいうと「気づき」があります。

いつも無意識に行っていた思考過程や感情の動きにふと気がつきはじめるのです。
「あれ、私、こんな風に考えていたんだ」「あ、いつもは怒っているのに今日はイライラしなかった」とか「過去のあの出来事を突然思い出して憤った」とか「目が覚めたら、あの出来事を思い出していつのまにか泣いていた」、「いつもは何も言わないのに昨日は主人に向って叫び、ものを投げた」など人によって様々なパターンでの気づきがあります。

そして滞っていた精神面がスムーズに流れるようになり、より精神的に生きやすく(=自分らしく)なっていくのと平行して、身体症状も軽減していきます、別の言い方をすると、心身ともに全体的にその人らしく健康になっていく、これがホメオパシー療法で起こることだと思います。

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身体症状はほぼなくて、精神面だけの問題を抱えていらっしゃる方の場合は、もう少しダイナミックな経験になるかと思います。 身体症状がないので日常生活に支障をきたす揺り戻しをそこまで心配しなくてもよいので、もう少し強く刺激することができるからです。 (重度な精神疾患の場合は異なります)

という感じで、ホメオパシー療法を受けると、ゆっくりですが着実に心身が整っていきます(全てのケースではないけれど)。

オススメは療法を受ける前に、簡単な心身の症状を記録しておくことです。そして療法を受けて1年などある程度の期間を経てから、その記録を見直す。振り返るとかなりの変化が起こっていることに気がつきます。しかしあまりにも自然に起こるので振り返らないと気がつかない、そんなことも多いです。特に精神面では自分がどれだけ成長したかわかります。

ただ、そうはいっても人間が解脱するわけでもないので(苦笑)、
その後も必要な学びは人生において常にやってきますが(汗)。

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時間をかけて心身全体を整えると聞くと、かなり悠長な療法のようにも思えるかもしれませんが、長〜い何十年の人生です。 そのうちの数ヶ月〜数年を使って、本当に自分らしく生きられるようになるなら、とても短い期間だと私は思うのですが。

最後に費用面について、も書いておきます。(以下、私のやり方ですので他のホメオパスの方とは異なります)
初回のコンサルテーションの後は、フォローアップ(2回目以降のコンサルテーションのこと)に毎月通わないとならないなら、トータルで相当高額になるんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

初回のコンサルテーションの後は、レメディの反応をみて方向性が確定してくるまで、続く2、3回はフォローアップは1ヶ月おきが理想ですが、その後徐々に調子を整えていく間は、コンサルテーションの期間は数ヶ月あいたりします。その間はメールでのやりとりが続くことがほとんどで費用も発生しないことが多いです。

というわけで、ホメオパシー療法にかかってみてもよいかな、と思われた方はHPの方も読んでみてください: https://arnicahomeo.wordpress.com

さんしょうの葉

さんしょうの新芽が香る季節になりました。

が、今年の春は雨が多いせいなのか、気温のせいなのか、気がつけばいつのまにか芽がかなりの大きさまで育っていました。
新芽が育っていく様子を楽しむ間もなく、さっさと摘まないとならない勢い(汗)。

先日いただいた新芽の佃煮があまりに美味しかったので自分でも作ってみることに。
早速ボールに新芽を積みました。積んでいる間の香りもまた最高〜

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新芽の佃煮のレシピを調べると、千差万別すぎてどれがいいのやら…
先に新芽をお湯で1分ゆでるレシピ、10分ゆでるレシピ、葉っぱを洗ったら蒸すというのもあり、またはゆでずに塩をまぶしてもんでからしぼって味付けをするレシピもありました。
ご近所さんはお湯で5分くらい灰汁抜きにゆでるそうです。

どれがいいのかわからないけど、いわゆる灰汁抜きだろうし、と、とりあえず3、4分くらいゆでてみました。
ゆでた葉っぱをざくざくと切って、フライパンに入れて味付けします。
いただいて美味しいと思った佃煮は、砂糖が少し入っていたタイプなので、
お酒、みりん、醤油に少しきび砂糖を加えてみました。
お水も少しいれるそうです。これらを炒りあげておしまいです。

ボールいっぱいの葉がこぶし一握りくらいの量に減りました(涙)
ご飯にかけたら最高です(美味)。そしてすぐになくなります…(悲)

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たらの芽

ご近所さんから、たらの芽を頂きました。 天ぷらっ、天ぷらっ(喜)

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たらの芽は他の山菜と比べて食べやすく、しかも灰汁抜きの必要がないので、もらってただ単純に嬉しい〜
一般の山菜は、竹の子もそうだけど灰汁抜きの手間が結構かかるので、もらったときに食べる喜びと同時に、灰汁ぬきの手間が一瞬頭の隅をかすめる…(怠)

たらの芽をくださるご近所さんは、ご自分の山からとげのない扱いやすいたらの木を持ってきて、畑で栽培しています。 そして山に自生していたわらびも↓ 畑に持ってきて栽培しているそうです。他にもふきやみょうがなども。グルメな畑です。

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春の山菜って体の不要な毒素排出に最適な食べ物です、自然はよくできているな〜と毎年思います。

縁側保存庫

冬にいただいていて縁側で保存していた大根から、芽がでて花が咲いてました。
春ですから、ね(汗)。
みえにくいけど、白い花が1つひらいています。

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冬に白菜や大根も幾つもいただくと、縁側で保存します。
冷蔵庫には全部入らないし、縁側は冷蔵庫よりも実は温度も低いので、わざわざ冷蔵庫に入れる意味がないというのもありますが、冷蔵庫と縁側で保存した野菜を比べた結果、縁側に置いている野菜のほうが食べるときにいつまでも水分が多く美味しいということがわかったからです。

冬の縁側というのは冷蔵庫より気温が低いのですが、日中には少しだけ気温があがります。 つまり朝、昼、晩とそれなりに温度変化があるのです。一方冷蔵庫は当然ですが機械的にずっと同じ温度で冷やし続けます。 縁側の方は、冬らしい温度変化があることで、土から抜かれた野菜をより生かし続けているのだろうと想像します。
それで花まで咲いてしまった…(汗)縁側は日中に光が入るからでもあるんでしょうけど。

人間が一定温度に保たれた冷暖房の中に入りつづけて元気でいられるわけない、大根の花みてそんなこと思ってしまいました。(っていうか、冬の間にいただいた大根を消費しとけって!)

心や体が冷蔵庫のようなものに入れられ続けて元気のない方?! 心身が本来の強さを取り戻す療法がホメオパシー療法です。 ご興味のある方はHPのほうへどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com