HRT ホルモン補充療法について

先日とある方から、知人の更年期世代の女性がHRTをやったほうがいいのかな〜と迷っていたと聞きました。

HRTは Hormone Replacement Therapy の略で、日本語だと「ホルモン補充療法」という呼称になっています。
女性雑誌なんかでよく取り上げられ特集されているので、一般女性までかなり普及してきている治療法なんでしょう。

具体的には、女性ホルモンと同じ働きをする化学的に合成したエストロゲンとプロゲステロンを、組み合わせるもしくは単体で飲んだり、貼ったり、塗ったりするそうです。(費用は検査に3〜5万、薬代が人により3〜10万/月) ざっとサイトを検索してみると、どのお医者様も副作用(一番恐いのは乳がんになるリスク)には触れながらも、それでも更年期症状には非常に効果的で、さらに他の問題も解決できる(骨粗鬆症など)と一石幾鳥にもなりそうなことが書かれています。

私は、女性ホルモンを操作する薬と聞くだけて、いや〜無理、こわすぎる〜と本能的に感じます。これ、多くの女性が同じ感覚なんじゃないでしょうか。

人体の精巧な仕組みである内分泌を化学的な薬剤でまかなって、健康的に生きていくことができるなんて、どうして信じられる?! 子宮頸がんワクチン被害者のニュースが、全く風化していないこの時期に、ホルモンを薬剤で補充することが安全ですってどうして今の時点で言いきれるんだろう。更年期のつらさを取ってあげたい気持が優先しているからなんでしょうか。

そしてHRTにトライしようと思う方にとっては、副作用のリスクを知りながらもプラスの効果の方だけを信じてしまうほど、更年期症状とはつらいものなんでしょうか。→ 私はしっかりその年代ですが、今のとこ症状がないので、共感できずすみません。 それとも、これって、いいとこづくしでセールスされてる詐欺的な金融商品と似ている構図なんでしょうか?!

女性ホルモン関係の薬害を歴史的にみると、ピルなどの材料となったDES(ジエチルスチルベストロール)についての記事はネットでもみることができます。1938年〜70年まで特にアメリカでは積極的に使用されていましたが70年以降、被害(がん、生殖障害、子孫への影響etc.)が相次いで報告されたらしいです。 HRTの使用で乳がん発生率があがったという記事も探すとありますが、科学的にみれば取るに足りないという判断をしているサイトが多いです。つまり、科学的にHRTに害があるとは現時点では証明できないようです。(今後10年〜数十年単位では当然どうかわかりませんが)

ざくろ

ホメオパシー的な話を書くと、ホメオパシーで使用するレメディに合成エストロゲンから作られたものがあります。 昔から存在するわけではなく90年になってから導入されたレメディです(70年代ぐらいから既に研究されていましたが)。それもそのはず、このレメディを調べていくと、ピルを取った母親から生まれてきた子ども達のこと、モーニングアフターピルのこと(緊急避妊薬)、避妊ピルのこと、そしてHRTとの関連が浮かび上がってきます。いわゆる上記のピル使用世代以降、ホルモンを化学的に操作された人、もしくはその人達の子どもへの影響と関連しているのです。

このレメディのケースをみていると、女性ホルモンの操作は自然治癒力を確実にしかもかなりの長期間乱すんだなと思います。そりゃ、考えたら当然なんですけどね。

HRTで更年期症状から救われている方は多いと思います(死ぬまでの長い期間を通してみると別かもしれませんが)。 リスクがあるとしても、なるべく女性らしく更年期症状に苦しまず暮らしたいと覚悟して自己選択している方も多いと思います。

ただ個人的にはホルモン操作まで考えるのなら(しかもなかなか高額だし)、それは最後の手段にして、他のこともまずは試してみたらいかがですか、とささやきたいです。

例えば、ホメオパシー療法とか(笑)→ 結局、宣伝か!でもオススメはします…..

いや、他にも色々あると思います。一番身近で言えば漢方とか、食事療法だったり、他にも調べれば様々なセラピーがあります。簡単にザクロを飲むとかだって試してみたらいいかと思うんです(私は30代での女性ホルモンの減少期にザクロと豆乳が効きました)。この情報にあふれた時代、探せば、ご自分に合うものがみつかると思います。ホルモンを操作することに、なんとなく恐ろしさを感じる方は是非その感覚を信じてほしいです。

ご自分の持つ自然治癒力で不調をなんとかする療法、ホメオパシーにご興味のある方は、HPの方へどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com

ブルーライトに注意

世の中では様々なことが技術革新され続け、非常に便利になったり、驚くくらいものが安く作られたりしてますが、もちろんいいことばかりではなくて、それに伴う害もあります。

プラスチック製品、添加物やら農薬、遺伝子組換え作物など挙げだしたらキリがありません。
どれも気になりますし、それなりに注意していますが、個人的に昨今かなり気にしているのはブルーライトの害。

ホメオパシー療法のケースを取るときには必ずPCを使用してタイプするし(私の場合ですが)、分析するときにはレパートライズするソフトウェアを使用するのでPCは必須です。さらに上を目指して学ぶときでもPCがなくては勉強になりませぬ。ということで、PC使用時間はデスクワークの人よりも長いくらいで余計に気になるのかもしれません。

もともと目が光に弱いという体質もあります。
Mac Book Proを使いだしたとき頭痛と眼痛がひどかったのですが、これらの痛みが Mac Book Proの使用と比例していることに気づき妙に納得しました。だって液晶画面の向こうから思い切りLEDライトが照らされて、しかも画面は反射を助長してピッカピカ、その光をじっーと何時間もみつめているわけですからね。
結局アップルストアに駆け込み、身体のトラブルを話してマットな画面に交換してもらったのですが、画面を変え、輝度をさげたら予想通り頭痛と眼痛はなくなりました。そしてその後ブルーライトの害に対しても注意するようになりました。

あの当時はブルーライトへの警告はいまほど一般的ではなかったんです。せいぜいピカピカ画面に反射防止&液晶保護のフィルムが売られているくらいでした。子どものパーソナルゲーム機なんかをみても、今はブルーライト対策用のフィルムが販売されていますが、数年前の古い機種に対応したフィルムは販売されていなかったりするので、いつ頃からブルーライトへの警告が浸透してきたかみてとれます。眼鏡業界でもキッズ用やPC眼鏡が販売されだしたのは、ここ数年だと思います。

ブルーライトというのは波長が380〜495ナノメートルという短い波長の青色の光を指します。400より短いのが紫外線であり、波長が短いとエネルギーが強く角膜や水晶体で吸収されないで、恐ろしいことに網膜まで到達してしまいます。網膜というのは現時点では再生できない細胞といわれてます(再生医療の分野で様々な研究が進行中ですが)。

ブルーライトについて詳しくはこちらへ:
http://blue-light.biz/about_bluelight/

説明を読むのも面倒な方のために非常に簡単に言うならば、ブルーライトには、網膜を損なう可能性と、体内リズムを狂わすという2つの大きな危険があります。

具体的なグッズで言うと、スマホとゲーム器からのブルーライト放出量が多いみたいなんですけど、これは眼との位置によるみたいです。スマホとパーソナルゲーム機は小さいので眼からの距離が短いですからね、影響もダイレクトってわけで(汗)。

意外に私が恐ろしいと思っているのが、ご家庭の電球。今はどこのご家庭もLEDランプを使っているところが多いと思うのですが、選ぶときに明るいからと昼光色の方を選んでいるんじゃないでしょうか。選ぶなら電球色(ほんわりオレンジの方)がブルーライトの害は断然少ないのです↓

参照記事:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20140808/369950/?rt=nocnt

スマホやゲーム機への対策としては、ブルーライト対策のフィルムを貼る、もしくは液晶の輝度を調整するのもある程度有効かと思います。PCも私のように輝度をさげることができます。

ホメオパシー療法のケースをみても、網膜を損傷してしまっている場合は、当然いくら自然治癒力がうまく働いても再生など致しません。歯なんかもそうですが再生できないものにはものすごく注意深くなる私です。

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人工的なブルーライトとは無縁のニャンコ。ひんやりした日陰をみつけてお昼寝中です。

もともと備わっている自然治癒力で不調を整えるホメオパシー療法にご興味のある方はHPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com