ホメオパシーのコンサルテーションとは?

ホメオパシー療法を受けようと(=ホメオパスにかかる)決めたら、
まずはコンサルテーションを受けてもらいます。

コンサルテーションのことを、セッションと呼ぶ人もいるし、
ケーステイキング、相談会と読んでいる人々もいます。

いずれにしろ、それは ”カウンセリング”のようなものです。

ただ心理療法のカウンセリングと異なるのは、
ホメオパシー療法のコンサルテーションは、レメディ選択のために行なっています。

コンサルテーションは、
初回では約2時間ほどかかって、色々なお話を伺っていきます。

困っている症状(身体も心も)から始まって、どんな体質か、怖いものは何か、どんな食べ物が好きか、どんな夢をみるか、どういう子どもだったかなど、ありとあらゆることについてお尋ねします。

どんな態勢で眠りますか?みたいな質問もするときがあり、
質問自体に「え?」と問い返す方もいたりします。

こちらがなぜそんなに多岐に渡ることを知りたいかというと、レメディを探すためです。 レメディを表す特長というのは、その方の様々な部分にでているものなので、それを多角的に探しているのです(レメディは数千種類あるので)。

私にはなんとなくその方を表す首飾りのようなもの、
ロザリオを作っているようなイメージが浮かびます。
コンサルテーションで伺った1つ1つの情報を珠としてつなげていくと、
最後にその方全体を表すロザリオができる、みたいな感じです。
その方を表したロザリオと似たレメディを選択するのが、コンサル後のホメオパスの仕事になります。

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ちなみに私が行うコンサルテーションは、私独自の方法を組み込んでいます。
レメディの情報集めが目的なのは他のホメオパスと同じですが、
クライアントさんの症状の大元の原因と思われるエネルギーがブロックされてる事象についてコンサルテーションで探り、それをクライアントさんにも一緒に認識してもらうことを目指しています。

それがうまくいくと、本来ならレメディでもたらされる効果が、すでにコンサルテーションの時点からスタートしたりします。
さらに後日に出すレメディを使うことで、エネルギーブロックがさらに外れるか、もしくは整ったエネルギー状態を固定化することができます。

レメディはいらないけど、コンサルテーションだけ受けたいというのにも対応しています。HPはこちらです:https://arnicahomeo.wordpress.com

河合隼雄さん

「のぞみはもうありません」
と面と向かって言われ、私は絶句した。
ところがその人が言った。
「のぞみはありませんが、光はあります」
なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは、
もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。

(河合隼雄さんの書かれた文章から引用)

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ホメオパシー療法では、
コンサルテーションと呼ばれるカウンセリングに近い問診のようなものがある。
心理療法のカウンセリングとは内容が異なるのだけど、
私の向き合い方は、河合隼雄さんに影響をとても受けている、と思う。

上記の文章は、
真面目も休み休みに(せまい一面の世界にだけとらわれないように)、と、
おっしゃっていた河合さんのお茶目なエスプリが効いている、
でも同時にはっとさせられる感動も忘れない、
客観性と主観のバランスが絶妙な文だと思う。

真面目が行き過ぎて、生きづらくなっている方、
心の自然治癒力を整えるホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方は、HPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com