学校に行きたくない2

1の続きです。

1では、学校に行きたくないと子供たちが反応しだすことは、その子個人の問題とは限らず、パラダイム変化における1つの現象かもしれないと書きました。

ただ、そうはいっても、現時点で、どう対応するのか?についても書いてみます。

対応といっても、

この子にどういう言葉をかけたらいいの?

先生に何と言えばいいの?

みたいに他人軸で考える前に、

子供が学校に行かないという問題があなたにとって(子供にとってではなく)何を表してるか? 

と自分軸で見ていくのをオススメします。

一見、お子さんに起こってる問題のようにみえますが、このようなときは、ご自分の中で未解決だった問題の反映であることが多いのです。

だから、どうにかしないといけないのはお子さんじゃなくて、ご自分の内面だったりするわけです。

(というのも、お子さんは学校に行きたくない気持ちを体現してるだけで、今の時点では悩みにはなっていない)

このお悩みを相談してきた方は、お子さんが学校にいくのをしぶり泣き叫ぶので、その気持ちを尊重してお休みさせたりしています。

その対応をしている中で、この方が一番気にかかっているのは、

「もしずっとこのまま学校にいかなかったらどうなるの?」

です。

なぜなら、自分の中に、普通に学校に行く道を歩ませたい、という思いも持っているからです。

この方のお悩みの核は、

子供の気持ちを優先する VS  自分の価値観を優先する

のはざまでゆれる葛藤と言えるかなと私は思います。

なぜこう言えるかというと、過去にいじめっこの問題をかかえていてそれを解消していないまま親になった方なら、

同じ状況でも問題をこんなふうに話すのです ↓

子供が苦手な子がいるみたいで学校に行きたくないって言うんです、と。

他人にみえてる問題というのは、元をたどると、

このように自分のフィルターを通して話される「自分の問題の投影」であることがほとんどです。

さて、この方の場合でいうと、自分の中で抱えている葛藤の問題をどうしたらいいか?ですが、

答えや正解はないので、ご本人がみつけるだけです。

どうしたいのか、どういう選択をしていくのか、自分の「心」でこの機会に決めるのです。

世間からずれてようが、お子さんの気持ちを優先してあげることが何より大事だと思うのなら、

そうしたらいいのです。

行きたくない、と泣き叫ぶなら、それを第一に受け入れて休ませていいんです。

そのうちどうにかなるものです。何をどうしたって、最後にはその子の人生らしくなるのですから。

学校にいかないと暴れても、その子が普通に小学校に通うようになってる人生なら、

やっぱり行ってみるってそのうち、その子は言うようになります。

でも、その子が小学校に通わず、少し違う道の人生を歩むようになってるなら、そうなります。

でもそれで人生がダメになるわけではなくて、なにかが動いて導かれて、いずれにしろその子らしい人生を歩むようになってるのです。

だから、何も心配しなくていいのです。

でも、あなたが小学校というのは学ぶことがたくさんあるし、友達とも触れ合えるし、それを体験して欲しいと心から思ってるなら(世間体のためでなく)、
そんな風に率直にお子さんに話して、頑張って行ってみるように促せばいいのです。

心が伴ってるメッセージというのは伝わりますから。

メッセージがちゃんと伝われば、お子さんが学校に行くか行かないかどちらを選んでもご自身は受け入れられると思います。

いずれにしろ、どんなことが起こっても、なるようになってますので、

自分の「心」が望むように動けばそれでいいのです。

こう書くと ↑

「”自分の心が望むように”というのが、自分でもわからないのです」

と尋ねてくる方がいます。

そういう人は、「心」でなく「頭で考えてる」人です。

頭で考えると、

いろんな損得や条件を比べるだけになるので、自分が何を望んでるかわからなくなります。

「心」で選べるようにする具体的な方法を紹介しますと、

①呼吸に意識を集中します。

②呼吸しながら、ハートチャクラ(第4チャクラ)の場所に自分の「意識」をとどめるようにします。

思考をストップして、自分の中心を「頭」から「心」に移動してくるというイメージを持つとやりやすいかもしれません。

しばらく静かに「心」に ”意識をおいて” 呼吸してください。

この問題を「心」で見よう、と思いながら、呼吸してもいいです。

そうすると、自分が本当に望んでいることに、ふっとアクセスできます。

(そのとき、アクセスできなくても、時差があって、あとでふっと気がついたりします)

「心」で選んだことは、いつもとてもうまくいくようになっていますので、どんな問題のときにもこのやり方はおすすめです。

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蓮の花をみると、”宝物、みつけた〜!” みたいにテンションあがります。
近々もう一度見に行こうっと。

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心が望むように、と思っても、過去の価値観に縛られて身動きが取れない方、
エネルギー的にいうと、それはエネルギーフィールド にブロックされてる箇所があるからだと思います。

ホメオパシーのレメディを使って、そのブロックをとって、もっと軽々と生きてみませんか。

ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com/


学校に行きたくない1

コロナ休校が終わって、ほとんどの学校が以前のようなスケジュールに戻ってきてますが、

そのせいか例年なら4月末や5月頃にいただくお悩みを、この時期に耳にしています。

子供が学校に行きたくない、と。

いやーわかりますよね、学校は友達にあえたり、大勢でなにかを共有&体験できるという嬉しさがある反面、

きちきちした時間割で、

小学生でも8時に家をでて3時くらいまで家に戻れないので、

先生やクラスメートに溶け込めてなくて緊張してる子なら心身ともにヘトヘトだと思います。

特に今年はコロナ休校で、ゆっくり毎日を過ごせるというのを体験してしまってるので、行きたくないと口にするのも、よくわかります。

そして、昨今は、親御さんもそういう場合は無理にいかなくていいよと受け入れてあげる方が多いように思います。

集合意識が変わってきたな〜と思います。

昔の私の小学校時代というのは、

学校は行くもんだ! 

「義務」教育なんだから!

みたいな意識が世間全体に蔓延していたので、

親は子供が学校が嫌いだろうがなんだろうが行かないという選択肢は思いもつかなかったし、

子供もよほど個性の強い子でないと、その集団意識には抗えなくて、

行きたくない気持ちを飲み込んで(無意識に)皆が通っていたと思います。

でも、不登校やひきこもりという現象がどんどん表面化してきて、

一般化してきたといえるこの頃は、

そういう集合意識も相当に変わってきたと感じます。

学校行きたくない、それ、フツーだよ、と思える時代になってきてると思います。

このようなパラダイム(ある時代のものの見方)のシフトは、

大人社会の中でも起こっていて、

サラリーマンとして会社にいって働き続ける生活が標準だったのが、

今や、個人がスモールビジネスで起業したり、Youtuberやプロのゲーマーといった職業が成り立ったり、自給自足の生活をしたりと、「当たり前」だった大人の仕事に対する感覚も相当に変わってきてると思います。

ですので、パラダイムがシフト中という広い視点でみるならば、

子供が学校に行きたくない現象をあちこちで見聞きすることや、

自分の子供にもそれが起きているのは、個人の問題とは限らず、

集合意識が変化する途中に起きてる現象の一部分ともいえると思います。

このような過渡期に問題となるのは、

学校に行きたくない(=既存の学校システムにもう合わなくなってる)子たちの意識と

学校という外側のシステムの現状に、まだズレがあることです。

(意識がいつも先で、カタチはあとでついてくるものだから)

あと10年もしたら、ホームスクーリングとか、サドベリーやオルタナティブなどのフリースクールがもっと充実して、子供たちの個性や気質に合った学校選びがフツーにできるようになってるかもしれないし、

学校のシステム自体が様変わりして、登校 するか オンライン授業かを好きに選択できるようになって、学校行きたくない→そもそも無理に行く必要なし!、と変化してるかもしれません。

長くなりましたので(苦笑)、いったん、ここできります。

↑ 今年は満開の時期にみれました!見事な蓮の花たち!

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