蛇イチゴの痒み止め

2つ前の記事で紹介した蛇イチゴの焼酎漬け:痒み止め、抗炎症、抗菌作用あり。

漬けて2週間くらいから効果があるということだったんですが、漬けて5日くらいで虫にさされたので、まだ効果ないかもな〜と思いながら、患部に塗布したら想像以上に効くではありませんか!

私だけでなく、息子もちょうど虫にさされて痒いというので使ってもらったら、やはり効果あり。

それで早速、今夏用にもう一瓶つくりました↓

左がつけたばかりのもの(はりきって蛇いちご入れ過ぎたかも..汗)

右がつけて2週間経ったものです。

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2週間経ったものは、使いやすい小瓶に入れ替えて使っています。

汗疹にも効くらしいし、ブヨ(別名:ブユ、ブト)に刺されたときも痒みと経過がましになるらしいので(繰り返し塗布する)、これからの夏のトラブルに大活躍してくれそうです。

去年、私も苦しんだブヨ刺されですが、調べてみると、ヨモギやカタバミ、びわの葉、青じそ、そして山椒の葉の焼酎漬けも、ブヨには効果があるらしい。

化学的に作り出さなくても、自然にそこらへんに生えてるものが、自然の中で起こるトラブルを解決してくれる〜

ひそかに思ってるのは、ブヨ自体を直接焼酎につけたものが一番効果があるのではないか…?! スズメ蜂の焼酎漬けをブヨ刺されに使ってる人はいました。もしブヨ捕まえることができたら漬けてみよう…。

 

 

 

 

 

健全な怒りの出し方

日々生活する中で、怒りを適宜うまく出すのは、難しいです。

うまく出すというのは、相手からなにかされてあなたが持ったその怒りをきっちり相手にお返しする(殺気ッ)というような”怒りのやり取り”のことではなく、自分の中に沸き起こった怒りを”健全に外に出して解消する”ことを指します。

怒りを返すことではなく、自分の中の怒りを単に内から外に出す、です。

別の言い方をすると、健全に怒る、ともいえます。

クライアントさんのお話を聞いていてもこの辺りに問題を持ってる方は多く、私自身にとってもこれはいつも課題でもあります。

怒りをあまり簡単に外に出してると、見苦しいとか大人気ないとか思われたり、人格が未熟なんてことも言われてしまいます。

そのせいか、怒りをみせないでやり過ごしたり(これも学びだよ〜、私も悪かったのよね、とか)、怒りを感じる相手をなんとか理解することで(あの人も大変なのよね、もっとつらいんだよね、とか)自分の怒り自体をなかったかのように扱う傾向があると思います。

怒りを感じる出来事を学びと解釈すること、怒りの原因となった相手を理解してあげること、これらは自分の成長へ必要なステップと思いますが、それと自分の中に持ってしまった怒りをなかったことにするのは、違うカテゴリーだと私は考えてます。

私が思うに、怒りというのは一旦持ってしまったら外に出さない限り、いつまでも心に残るものだと思います。どんなに昔のことであっても、解消されていない怒りはふとしたきっかけに瞬時に戻ってきたりします。それはつまり外に出し切れていないから、なんだと思うのです。

ということで、自分の中に怒りを溜めていかないように、健全に怒りを出す方法について私が有効だと思っていることを書いてみます。

前提として、その怒りの原因となってる相手がわかってる場合で、その怒りを相手に表現したほうがよいケースは、まずはそうします(私はそうされて怒ってます、私は不快に感じます、etc.)

でもそれができないとき(相手が亡くなっていたり、相手は子どもだとか、はたまた相手が会社の上司やお客さんでどうしても怒れないとか)、もしくは相手にちゃんと反論してみたけど、怒りがおさまらないとき、またはなんでこんなに怒りっぽいのか原因がわからないようなときにも以下のような方法があります。

ポイントは、とにかく自分の内側に入れてる怒りを外の方向に向って出す、ことです。

1)声で出す

カラオケで大声で歌う、もしくは「あ〜〜」と発生練習のような太い大きな声を出す。

友達に愚痴をいって聞いてもらうのもいいんでしょうが、逆にたしなめられたり、うまく受け取ってもらえなかったりすることもあるし、友達を不快にしてしまうこともあるので、自分の声に乗せて怒りをとにかく外に出すのが無害。声を大きく出して笑うのもいいと思いますし、スポーツ観戦などでウオーッと悔しがったり、オーッ!と喜んだりして大声を出すのも健全に怒りを外に出せる方法と思います。

 

2)自分の手や足を使ってアクションで外にだす

怒りは攻撃性の一種なので、なにかを投げたり、うったり、ぶったり、蹴ったりすることで内側の怒りを衝撃&アクションとして出します。クッションなど力を入れて打ってもよいものをみつけて、それをぶったり、たたいたりします。サンドバックあると(あるか?)うってつけです。
バッティングセンターでバットをふって、球を打って自分から向こう側に向けて球を飛ばすのも、怒りを健全に外に出す方法です。

 

3)戦いの要素のあるスポーツをする

上記の2)よりもさらに健全に怒りを外にだせます。一人でやるスポーツよりも相手がいて戦いの要素のあるスポーツの方が外に怒りをだせます。スポーツのルールにのっとって怒りという攻撃性を外に思い切り出します。スポーツをしてると声も自然に出るし、手や足も使うので上記の1)と2)の方法を同時に使えます。

ラケットを使うスポーツならバシッと打って球を相手に送るときに怒りも一緒に外に出せますし、野球なんかだとボールを投げるとき、そしてバットで打つときも外に向って怒りをだせます。サッカーならヘディングとかキックで、陸上などでも競争をすることで怒りという攻撃性はだせますし、剣道やら柔道なら戦いそのものなのでもっと出せるだろうと思います。

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他にも、怒りを文章で書いてその紙を燃やすとか、いろんな方法が考えられると思いますが、外に向って出せる流れがあるものが早くて効果的かもしれません。

うちのダンナさんをみてると、薪を割るときに、健全な怒りの出し方をやってると思います。言葉にならないような短い叫び声をだしながら、斧に力をこめて思い切り振り下ろす、薪がぱかっとまっぷたつに割れる、怒り溜めてたんかな…(怖)

私はテニスをするので、そこで思い切り攻撃性=怒りをだしてます。実際の勝負の勝ち負け関係なく、思いきりラケットを振ってボールを向こうに打ち返すことでかなりすっきりします。

テニスをする暇がないときは、1)に書いた声を出すことを時々します。家事をしながら、ふと、イライラしてる自分に気がついたら、あーー、あーーと低い太い声をだします。これ、なぜか高い声でなく低い声の方が効果があります。
家族はこの私の謎の発声練習に眉をひそめてますが、自分の怒りは自分で解消、という感じで、コンパクトに?処理できます。

こうやって、怒りのモヤモヤを外にだした後に改めて、相手の行為を理解したり、思いやったりして、怒った出来事をやっと受け入れられるような気がします。

怒った出来事を1つの経験として受け入れることができたら、それは人生での学びとなり、遠い将来には笑い話になったりもします。

怒ることは、人間のもつ感情の1つで、自然にわきおこるものだから、避けることはできません。でもいつまでも持ってる必要もないものです。だから、それを掃除する方法を知っているとより生きやすいと思います。

*怒りを持つのは何故かについてヒントとなるかもです → こちらの記事*

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過去に抱えた怒りがあまりにも大きくて、一人で掃除することができそうにない方。ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しくはHPの方へどぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

 

 

 

 

 

 

蛇イチゴと野イチゴ

ご近所さんのお友達にお昼にお呼ばれしました。

出されたサラダに、赤い実がバラバラとトッピングで振りかけられてありました。

これは蛇イチゴでは?!(汗)….いいえ、それは”野イチゴ”でした。

食べてびっくり、甘い!

裏の山に生えてる野いちごを摘んできて、サラダにトッピングしたのだそうです。

野いちごというものを知らなかった私を、実際に生えてる場所に連れていってくれました。

最初、蛇いちごと見分けがつきにくかったのですが、両方を摘んで同時に見比べるとよくわかりました。

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↑ 左が蛇イチゴ:実の真ん中が白い。葉っぱは三つ葉で、葉の縁はゆるいぎざぎざになってる
右が野イチゴ;実の真ん中は空洞。葉っぱは三つ葉だけど細長く先がとがってる。

お花の時期には違いは一目瞭然、蛇イチゴは黄色で、野イチゴは白い花が咲くそうです。

蛇イチゴって、蛇がいそうなちょっと湿った場所に生えてるとか言われ、別名毒イチゴとも言われますが、実際には毒もなく食べれるそう。ただ味がないので美味しくないらしい。

実際に我が家の裏にも蛇イチゴ結構生えてますが、バラでもなんでも食べちゃう庭を荒らすシカ達も蛇イチゴをなぜか食べない…同じバラ科でこんなに似ている実なのに一方は甘くて美味しくて、片方は美味しくもない。蛇イチゴは食べられないことで、進化をとげて繁殖してきたのか?!

ところで蛇イチゴは、蛇苺(ジャバイ)という名称で漢方にも使われるそうです。効能は抗菌•抗炎症作用。

そして民間薬としても昔からおばあちゃんのくすりばこ的に使われており、蛇イチゴの実を焼酎につけておいて、虫さされや汗疹(あせも)の薬として使うんだそうです。抗菌•抗炎症作用があるからか、痒みが止まり、虫さされは跡も残りにくいんだとか。

この民間薬はホメオパシー的にみて効果あるだろうと感じました。類似の法則からいっても、蛇イチゴの赤くぶつぶつした表面と腫れた感じは、虫にさされて腫れた感じを思わせるからです。

早速、裏に生えてた蛇イチゴを摘んできて焼酎につけました〜今年の夏はこれを使ってみようっと。

(作り方は、蛇イチゴの実だけを摘んで、二倍の量くらいの焼酎を注ぐだけ。2週間くらい漬けたら使えるそうです。虫にさされた部分や汗疹の部分に塗るだけです)

 

 

 

 

 

死ぬときに起こること

エリザベス・キューブラー•ロスの自伝『人生は廻る輪のように(原題:The wheel of LIfe)』を読みました。

以前にもBlogで紹介しましたが、彼女はアメリカで活躍したスイス人精神科医。死に向う患者への医療体制を革新的に改善させた終末期医療分野のスペシャリストです。

世界的に有名な著書『死ぬ瞬間』や『ライフ•レッスン』を読んだときは、その内容自体に感動しましたが、今回彼女の自伝を読んで、彼女個人、そしてその人生に心を打たれました。エリザベス・キューブラー•ロスは私が敬愛する人の一人になりました。

ここでは彼女の人生については書かず、本の中で興味深かったことを紹介したいと思います。

エリザベス

あるときエリザベスに臨死体験を語った女性がいました。今の時代では普通に”臨死体験”やら”幽体離脱”という事象が認められていますが、当時はそんなことを話すと精神病=頭がおかしくなったと思われてた時代でした。実際に臨死体験をした人々は、その体験を誰にもしゃべらず、ずっと黙ったままだったそうです。

エリザベスはその体験を聞いて、同僚と一緒に具体的に調査をはじめました。同僚とエリザベスがそれぞれ臨死体験をした症例を20ずつ集めるという調査でした。しかもお互いが調査している期間中は、それぞれが手中にした症例について意見を交わさないという条件で客観性を保つようにしました。

実際にお互いがノルマの症例を集めた後、いざ、それぞれの結果をつきあわせてみたら、人々が非常に似た話をしていることがわかりました。つまり、いかなる人も臨死体験は同じような過程をたどり、類似の体験をしているということがわかったのです。その後も多くの臨死体験の症例にでくわす度に、類似の過程の真実みが増していきました。

本書には死後に何を体験するかが簡潔に書いてあるので、それをここで簡単にまとめて紹介したいと思います。

第一期:肉体から抜け出して空中に浮かびあがる。事故であろうが、自殺であろうが死因がなんであれ、意識はまだあるのに体外離脱をする。そしてここでは身体感覚の「完全性」が得られる。身体に麻痺があった人はそれがなくなり、目がみえなかった人もみえる状態になる。このときの身体とは一般的に幽霊とよばれる半透明な状態と思います。

第二期:別の次元、霊とかエネルギーといわれる世界にいきます。私が死んで家族はどうしてる?と思った瞬間、その家族のいる場所に瞬時に移動してたりするそうです。そしてこの段階でガイド、守護天使(子どもはこの存在を”友だち”と語ることが多い)、日本でいったらご先祖様でしょうか、に出会うそうで、つつむような愛でなぐさめられるそうです。

第三期:守護天使に導かれて次の次元にいきます。その入り口の表現は人によって異なるそうで、トンネルという人もいれば山の小道という人もいたり、川という人もいるそう。日本でいうと三途の川でしょうかね。ここでは最後にまぶしい光をみるそうです。その光にだんだん近づいていくと、その光が、エネルギー、暖かさ、最後には”愛”であるということがわかるんだそうです。無条件の愛、途方もなく強く、圧倒的なもの。この愛を”神”と表現する人もいるけれど、とにかくそれは圧倒的な愛で、それに包まれている状態から肉体をもつ状態に戻りたくないと感じるくらい心地よい完璧な状態だそうです。

第四期:第三期までは幽霊みたいなエーテル状の身体がまだあるんですけど、四期からは霊的エネルギーそのものに変化。ここで人生を走馬灯のようにみせられ、人生のすべてを振り返るんだとか。自分の行動がどのように他者に影響を与えたかもみるし、あらゆる命がつながりあっていたこと、地球上の生物にさざ波のように影響していたことが目の前でみれるんだそうです。そしてあなたは人生で「どんな奉仕をしてきたか?」と問われるそうです。ギクッー!!(冷汗)

日本語で奉仕というとボランティアみたいなイメージを持ちますが、奉仕=無条件の愛、を身につけてきたか、という問いのようです。人生で最高の選択をしてきたか、世界のためになる選択、人類を向上させるような選択をしてきたか、ということです。

人生で何を選択をするかは自由です。この自由は神が与えたもの。神が与えたこの自由は、成長する自由であって、愛する自由ということになります。

自分の利益や地位のためでなく、何かを選択するとき、その根底は無条件の愛に基づくものであったのか、ということでしょうか。

抽象的で実際に生活の中でどう行動したらよいのか、と考えますが

私達の生活は自分で選んだものでできあがっています。

お金を稼いだり、高級なものor安いものを買ったり、転職をしたり、子どもを叱ったり、ゴミを捨てたり、花を育てたり、運動したり…(いい例が思いつかない〜ひー)とにかく毎日いろんなことをしている、でもそれをするときに、愛が根底にあるのか、自分が成長するため(ひいては人類を向上させる)にそれをしているのか、そういうことを選択していけばよいということでしょうか、そんなことを今の時点では思いつきました。

そしてこれまでやってきたことで、愛が根底にあったり、自分が成長するための選択だったらうまくいってきた=心がすっきりしていた ように思います。

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人生で選択していることが本来の自分の望むものでないときに、病いという症状が現れるときがあります。いつからでも選択を変えていくことはできます。そうしたい、と思った方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しくはHPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

 

 

 

 

 

 

家の中でも虫取り網

私は古ーい家に住んでますが、家の中にはいろんな隙間があります(大汗)。住み始めるときに大工さんに頼んで大きな隙間は埋めたんですけどね(苦笑)、昔の家は現代住宅と違ってぴったりと閉め切ることができない材質とつくり。

でも夏はおかげで涼しいんです。数々の隙間に加え、縁の下があるから、家の中は風通しがよく、冷房不要な生活を送ることができます。昔の日本の家をみると、梅雨〜夏の過ごしやすさをポイントに家をつくっていたんだろうなと思います。

しかし、この隙間たち、冬はもちろんそこから寒さも入ってきますし、春や夏は虫さん達も入ってきます(悲鳴)。

つい昨日も、早朝にお互いのPCに向っていた私とダンナさんの頭上をものすごい大きな羽音が…ブーン。これはカメムシなどの小さい羽音ではありません、身体がこわばる私とダンナさん。

スズメバチです…. ギャーー!

注)スズメバチが入るのは非常に稀です

すぐさま土間に置いてる虫取り網を私に渡すダンナさん (なんで 私…)

ダンナさんは手にスズメバチジェットをスタンバイ

虫取り網でスズメバチを捕らえたら、網の中にいるハチにスズメバチジェットを一吹き、即昇天。

殺虫剤はできたら使いたくはないけど、こちらにも身の危険があるこういうときには助かります。しかし殺虫剤というのはシューっとやるとあちらこちらに殺虫成分が撒かれて困ります。

そんなんで我が家では「虫取り網」をつかって、対象物をピンポイントでしとめます。網の中だけなので殺虫剤をまき散らさないで済むし、使う量もほんのちょっとで済みます。虫取り網方式なら、虫によっては殺虫剤でなく台所洗剤を垂らすだけでもいけます。

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なぜか、蝶は今のところ家には入ってきてません。

ということで、子どもが虫取りをする年ではなくなっても、虫取り網は我が家にはかかせません。