セラピストというような類いの仕事をしていますと(私の場合はホメオパシー療法家)、それなりに精神や身体の問題をみてきますし、
ひとさまの問題に対して少しばかり達観できるようになります。
達観というのは、客観視しすることで、それができないと仕事にならないからです。
ホメオパシー療法の場合は、客観視できないとレメディをみつけることが難しくなります。
と、いっても、心&体の問題を、いざ自分のことに置き換えたときに、
セラピスト達がちゃんとできているのかといったら、
正直それはそこまで、できていないのではと思います、私の場合も(汗)。
だからBlogなんかでわかったようなことを書いたりしていても、
自分がそれを遂行できているかと尋ねられたら、
そうじゃないことも多々あります。
自分のことというのは、
それくらいみえないもので、
簡単には客観視できないのだと私は思ってます。
別の言い方をすると、
他人様のことはよくみえる、ものなんだと思います。
つまり自分のことを自分でなんとかするというのは至難の業で、
そこは誰かに客観的に自分をみてもらって、
なにかしら改善しようとするのが有効だと私は思います。
療法家達は、自分のことは完璧にできてるかは置いておいて、
他の人をみることはできるのですから。
他人をみたときに、客観的にみえてくる嫌なとこ、悪いとこ、
それは自分の中の嫌な部分が拡大&増長されているから、
そのように感じるのです。
かわいい猫をそういう視点でみてみると、
紙袋に隠れちゃう猫の真剣さと臆病さは、自分の中にもあり、
思いっきり力を抜いたときののんびり具合、
そして自分勝手な気まぐれさが私は好きで、
私の中に、そういう側面があるのだと思います。
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