目標実現ツール

先日スポーツをやる子向けに作られた無料広報誌の1つを手にする機会がありました。

親と指導者の子どもへの接し方の記事などをふむふむと読んでたのですが、
別のページに日ハム(この当時です)の大谷翔平選手の記事があり、
それを読んでたら、えー!すごい!と思わず叫んでしまいました。

そこには大谷選手が高校1年のときに書いた目標達成表が掲載されていたんですが、
文字通り仰天!しました。
その表をこのBlogに載せようとしてたら、
ネット上ですでに紹介されてたのでそのリンクを貼ります↓

http://heart-quake.com/article.php?p=934

目標設定に野球だけでない「運」という項目をいれて、
運をつかむための実践まで考えていた大谷選手。

15歳でこんなこと自発的にやってて、すでにこんな思考法を獲得して、
さらにずば抜けた身体能力まであったなんて、すごすぎる…..
しかもあんな爽やかな表情を今でも保っていられる、尊敬します。

ところで、この表は調べてみると、9マス目標設定シートという名称でしたが、
海外でもNine Matrix(ナインマトリックス)と呼ばれており、
知ってる人は知ってるツールのようです。

日本でもパターン化した思考法を抜け出すためのブレインストーミングツールの1つとして特にビジネスで使われているようです。
9マス日記という形態にして活用している人もいたりして、アプリにもなってました。

なんでもこれは”曼荼羅”からきてるフォームのようです。なるほど〜

早速、私もやってみることに…..

数分後。ハイ、これど真ん中の目標がまずないと、使えないツールですね…..。

真ん中の目標の時点ですでにブレインストーミングが起こった私。

そんでもって今年の目標としてたその目標自体を変えることになりました。

私の目標はホメオパシー療法のことなんですが、ナインマトリックスに書き込む前の目標は、受け身だったと気がつきました。新しい目標がずばりと定まって士気があがりました。

このナインマトリックスを埋めていく作業は、自分の弱さや怠惰さとも対決し乗り越える一歩ですね…

弱さと怠惰さにひるんだ私の心を表すよう猫の寝姿(苦笑)↓

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目標実現の1つに健康がある方、
自分の持つ治癒力を高めるホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

みんな違って当たり前を体感するには

先日、あるママ友さんから教えてもらったのですが、

赤ちゃんの頃から猫を飼っているといいらしい です。

なんでも犬だと飼い主の意向を汲んで答えてくれるけど、猫はそうではない。

目の前の生き物に自分とは違う意志や好みがあるっていうのを
赤ちゃんが自然に学べるから、だそうです。

猫を飼ってる私は、な〜るほど、と思いました。

もちろん犬を飼うことにもたくさんの利点や喜びはありますが、
この点に関しては確かに猫はそういう生き物だから妙に納得です。

赤ちゃんが少し大きくなってお友達とかかわるようになって、
そんなことしたらXXちゃんは嫌だよ、とか、XXちゃんは悲しいよ、怒ってるよと
言葉で教えていく以前に、猫はそれを体感&体験させてくれる生き物みたいです。

言葉=頭で理解するのでなく身体で、自分以外の生き物が嫌がってる、
怒ってる(猫パンチがとびだす)、自分はこうしたいけど拒否される、
などと体感することは人との関係を作っていく際の重要な基礎となるんでしょうね。

とはいえ、犬みたいな従順な性質の生き物がいるというのを体感するのも大事だろうし、もしおじいちゃんやらおばあちゃんと同居してる大家族なら、
多様な人間の性質をみる機会となるわけで、猫だけに限らず、
言葉を覚えるまえに、家庭の中で自分とは違う生き物&人間の様(さま)を
体感できるのは良いのだろうなと思いました。

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↑空いた段ボールがあるとすぐさま入り込むニャンコ。
閉所が得意でない私にはわからない好みだ〜でも、そんな違いこそが面白い。

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自分と違う人や、違う思考を許容できないで苦しんでる方。
ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

魔法ではありません

少し前の話ですが、とあるお店に出かけたときに、
そこのお店に置いてあったチラシを読みたくてシニアグラス=老眼鏡をかけたら、
私がホメオパスであると知ってるそこの店主さんが

「ホメオパスでも老眼になるか〜!?」

と突っ込みました。

これはいわゆる”ホメオパシーの誤解あるある”です。

ホメオパシーを使ってれば老眼にならない、まるで不死とでも思われていたのか?!、
だとしたらそれはホメオパスではなくて、文字通りの魔女、です、はい。

その店主さんはホメオパシーというのは知っててもご自身は使用したことはなくて、
いろんなところで仕入れてきた奇跡まがいの情報で
すっかりそんな思い込みを持ってしまったようでした。

ホメオパシーはその人の自己治癒力の乱れを治すけど、
本来のその人の持って生まれた体質、器質&気質を超えることはないです。

レメディを取ってるうちに視力があがったというのは実際にありますが、
それはその方の自然治癒力の乱れが治って、
本来の視力に戻ることができた、というレベルの話です。

これはマインドについても言えることで、
マインドの問題を抱えてる方が、全〜く違う自分になれるかもという望みを持って
ホメオパシー療法を受けにいらっしゃることがあります。

思い描いてる「全く違う自分」イコール= 本来の自分なら、そうなりますが、
そうでなければ人間そのものが完全に違う人間になりはしません…….。

とはいっても、コンサルテーションで、

「(あなたは行く行くは)どういうふうになりたいのですか?」と具体的に尋ねて、
そこに返ってくる答えというのは、大概の場合、

本来の自分がそうなることが可能な姿

と私は感じます。

今、そうなっていないのは、
それまでの人生のパターンや環境やら思い込みで、
ただ実現できていないだけなんだろうなと思います。

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↑ 本来の自分に戻れた後は私はこんな感じかなと。
ただ感じるままに生きていく、そして寝る、休む。

あー、本当はこうなりたいんだよな、と思ってるけど、そこに近づけていない方。

ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しくはHPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

レメディを使えるっていいな〜

以前、とあるホメオパスが、心理療法家はいいな〜みたいなことをつぶやいてました。

心理療法家ならセッションがうまくいけば、

患者さんは自分の悩みを全部聞いてもらい、
しかも気づきなんかもあって大満足して帰り、
心理療法家も、その人との仕事はとりあえず終了するわけで(セッションは次回に続いたとしても)、

うわ〜、それは気持ちよく終われるな〜…

と、そんな意味のつぶやきでした。

なぜそんなことをいうかというと、
ホメオパスの場合は、仕事はそこで終わりではなくて、
セッション後の方が山場で、コンサルでの情報を元に、
その人のレメディを全力で探さないとならないからです。

ホメオパシーのコンサルテーション中に幾つかの気づきがあり、
話すことで満足したクライアントさんであっても、
その後のレメディで結果がでないと、
ホメオパシー療法への満足度は低くなるので、
レメディ選択はなかなかの仕事です。

上記のホメオパスがつぶやいた気持ちは、
自分がホメオパスとして活動しだしてから、
なるほど、こういうことだったのね…と理解できたのですが、

先日、意外にも、その真逆の出来事がありました。

ある人から人生の進路を決めるような相談を受けました。
それはホメオパシー療法での相談ではなく、いわゆる単なる人生相談でした。

事情をいろいろと聞きながら、ついついホメオパシー療法のコンサルテーションのように話を組み立てていくと、その方の問題がなにか、と、
その方のマインドのある部分に歪みがあると、私にはわかったように思いました。

ところが、

ホメオパシー療法なら、その方を表しているレメディを取ってもらうことができますが、

そのときは、単なる口頭での人生相談…

問題の根源と思われることを、
その方が自分自身で気づくようにやんわり遠回しに提示してみたものの、
それ以上のことはできません。

その方自身も言われてみればそうだと問題の根源には気づいたのに、
マインドの歪みには無自覚で、
確かにそこに問題はあるのかもだけど、でもどうすることもできないし、となりました。

それで、その時思いました。

レメディという存在に助けられていたな、と。

わかっちゃいるけど、
具体的にどうやってアプローチしていいかわからないことに
レメディは働きかけてくれるからです。

もちろん心理療法もセッションの回を重ねれば、
そのマインドの歪みにアプローチできる療法なので、
結果的には同じようなことだと思うのですが、
それでも第3者が口で促さなくとも、
その人自身の身体と心が反応してくれるレメディというのは
なんとありがたいものだと思いました。
(もちろん、そのレメディがその方を動かすエネルギーでないいけないのですが)

そんなんで

心理療法家はいいな〜ではなくて、
ホメオパスっていいな〜レメディを使えるっていいな〜

と新鮮に思った私です。

椿

結局その相談者の方には、心理カウンセリングもしくは他のセラピーを受けることをオススメしたのですが(ホメオパシーは抵抗があるとのことで)、
今の時点で実行されていません。

もどかしいけど、本人がそうしようと思わないかぎり、なにも動かないですからね。

でもおかげさまでこの経験により、レメディを選択して、レメディの力を借りることができるのは非常にありがたいのだとわかったのでした。

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マインドの歪み、気づいているけど具体的にどうしたらいいの〜って方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しく知りたい方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

河合隼雄さん

「のぞみはもうありません」
と面と向かって言われ、私は絶句した。
ところがその人が言った。
「のぞみはありませんが、光はあります」
なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは、
もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。

(河合隼雄さんの書かれた文章から引用)

DSC_0031
ホメオパシー療法では、
コンサルテーションと呼ばれるカウンセリングに近い問診のようなものがある。
心理療法のカウンセリングとは内容が異なるのだけど、
私の向き合い方は、河合隼雄さんに影響をとても受けている、と思う。

上記の文章は、
真面目も休み休みに(せまい一面の世界にだけとらわれないように)、と、
おっしゃっていた河合さんのお茶目なエスプリが効いている、
でも同時にはっとさせられる感動も忘れない、
客観性と主観のバランスが絶妙な文だと思う。

真面目が行き過ぎて、生きづらくなっている方、
心の自然治癒力を整えるホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方は、HPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

ホメオパシー療法、何が起こる?

ホメオパシー療法を受けると、どんなことが起こるの?について書いてみたいと思います。

以下、私が行うクラシカルホメオパシーの場合を前提にしてのお話です(ホメオパシーにはプラティカルという手法とクラシカルという手法があります、流派みたいなもの)。
ちなみに身体的&精神の問題の深さの度合いには個人差があるので、反応も同様に一律ではありませんが、平均的に起こることを書いてみます。

私はホメオパシーの学校で、ホメオパシー療法のいわゆる問診みたいなもの「コンサルテーション」のやり方を学びましたが、実際にクライアントさんたちをみていくうちに、もっと効果的だと感じる方法に辿り着きまして、以降、それを独自のやり方で行なっています(典型的なホメオパシー療法のコンサルとは少し異なる)。

ですので、私にかかる場合は、まずコンサルテーションというのが大きな動きを起こす場になります。私がコンサルでやっているのは、なぜ、その人にその症状(肉体または心)が起きているのか?を一緒に解明していくことです。

そしてコンサル後には、その人にもっとも必要と思われるレメディを検討して、レメディを郵送しますが、このレメディへの反応も含めて、その方が改善したいと思っている身体症状や心の症状に動きがでます。症状の動き具合は、その人がどのくらい問題となってる意識を変えていくかと比例しています。

具体な肉体症状の例でいうと、頭痛だったら、レメディで少しづつ痛みや出現頻度が軽減していき、数ヶ月したらもう全く頭痛はでなくなっていった、みたいな感じになります。
1年も経ってメモ代わりにつけてた日記を見返したら「ああ、そういえば、私は頭痛持ちだったな〜」なんてくらいの過去のものとなったりします。
そしてそう見返せる頃には、その頭痛を起こしていた根源の意識の問題も完全に変化をしていて、より楽に生きられるようになっています。

アトピーや、花粉症といった長年患っているような症状の場合は、症状が軽減するまでに長い期間がかかることが多いです。

レメディ一の1回摂取で、どーんと効果をあげたい方もいると思うのですが、そういうときは反動で揺り戻しも大きく、実際問題として日常生活にかなりの支障をきたすので、徐々に症状を軽減していくことが心身的には望ましいかなと思ったりします。
言い換えると、長く抱えてきた問題は、その元の意識を変化させるのに、少し長くかかるということが言えます。

いずれにしろ身体症状はほとんど全ての場合、心の問題との組み合わせで起こっていることが多いので、上記のような感じで身体症状を改善していく過程では、精神症状にも自然と向き合うことになります。 向き合うというのはどういうことかというと、「気づき」が起きていくということです。

いつも無意識に行っていた思考過程や感情の動きにふと気がつきはじめるのです。
「あれ、私、こんな風に考えていたんだ」「あ、過去のあの出来事から、私はあまり意見を言わないようになったんだ」とか、「なんだか自分が被害者になるように行動してるな」など、自分が当たり前のように行なっていたパターンに気がつくのです。

そしてその気づきから新しい選択が起きたら、全体がスムーズに流れるようになり、より精神的に生きやすく(=自分らしく)なっていくのと平行して、身体症状も軽減していきく、別の言い方をすると、心身ともに全体的にその人らしく健康になっていく、このようなことが起きていきます。

だから、単に病だけをきりとって、それをなくす、というのとは、
異なるアプローチです。ホリズム(全体)的に自分という存在をみていく、
それがホメオパシー療法にかかると起きることです。

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ただ、そうはいっても人はすぐに解脱するわけでもないので(苦笑)、
楽になったその後も必要な学びは人生において常にやってきますが、ね。

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初回のコンサルテーションの後は、レメディの反応をみて方向性が確定してくるまで、続く2、3回はフォローアップは1ヶ月おきくらいが理想ですが、自分の心身についての気づきがはじまって、それを自分でみていける場合は、その後は療法にかからないで、自分でやっていくこともできます。

というわけで、ホメオパシー療法おもしろそう、と思われた方はHPの方へもどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com

Life lessons 2

前述のエリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ•レッスン」の中から、
印象に残った母と子のライフレッスンを1つ紹介します。

ある講演をおえたエリザベスのところに、
髪がきちんとセットされた文字通りきちんとした身なりの女性が話しかけてきました。

そのきちんとした女性には、
18歳の息子がいるのですが、
彼はいつもよれよれのTシャツを着ていて、
彼女が毎日仕事から家に戻ると
キッチンカウンターにそのよれよれのTシャツを着て座っているそうです。

彼の仲間達も似たような感じで、
彼女はそれも気に入らず、毎晩のように息子をなじって不満をぶつける関係でした。

その女性は、以前にエリザベスのワークショップに参加して、
臨終のエクササイズを行ったらしく、
そのことをエリザベスに話してきました。
臨終のワークショップとは、「もしあした死ぬとしたら」と想像して、
自分の今の人生をどう感じるかというワークだそうです。
彼女はワークショップの後、帰宅してから本気でそのワークを再現しました。

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そのきちんとした女性は続けました(以下抜粋):

「もし自分があした死ぬとしたら、
自分の人生をどう感じるだろうか?
息子との関係が満点ではないにしても、
自分のことはだいじょうぶだという気がしました。
つぎにもし息子があした死ぬとしたら、と考えました。(…)

息子との関係について、
恐ろしいほどの喪失感と深刻な葛藤を感じるに違いないという気がしました。
こころのなかで恐ろしいシナリオがくりひろげられ、
息子の葬儀の場面が浮かびました。
息子をスーツ姿にして埋葬したくないという気もちが生まれました。
スーツを着るような子じゃないんです。
好きだったよれよれのTシャツのまま埋葬してやりたいと思いました。
そうすることで、息子とかれの人生をまっとうさせてやりたかったんです。

そこで気づきました。
死んだ息子にたいしてはあるがままのかれと、
かれが好きだったものを愛することができるのに、
生きている息子にはそれができないということに。
とつぜん、息子にとってTシャツには大きな意味があるのだということがわかりました。」

彼女は、その気づきの後、
そのままのあなたを愛していると息子に言ったそうです。

そして彼に対する期待を手放し、
息子を矯正しようとするのを止め、
ありのままの息子がとても愛らしいということがわかったそうです。
今のままの息子を愛するのは、とても気分のいいことだそうです。

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私はこの女性のエピソードを読んで、
すぐに自分の息子のことを考えました。
もし子どもが死ぬとしたら彼の棺に入れてあげたいのは、
あるゲームソフト。
これがすぐに頭に浮かびました。

今、彼がとても夢中になっていて、
夢中になりすぎているので、私が幾つかのルールで制限していたもの….
ゲームについては賛否両論あるし、問題ももちろんあります。
私はいわゆるゲーマーじゃないどころか、
ゲームの何が楽しいのかさっぱりわからない人、
だからなのかゲームに夢中になっている子どもをみると心配になります。

でも私はもし彼が急に死ぬことがあったら、
その好きなものを十分にさせてあげれば良かったと
後悔するんだなと感じました。

そんなに好きなんだから、十分にやったらいい、と考えを変えました。
それでこの日から、我が家はゲームについては解禁となったのでした。
(目への注意や、それ以外のやるべきことはちゃんとやる、という条件はついてますが)

ゲームソフトと、
上記のきちんとした女性にとってのよれよれのTシャツは、
同類項だったわけです。

自分の大切な人をそのまま愛するということがわかっていても、
なかなかできない苦しみをお持ちの方。
ホメオパシー療法があなたの助けとなるかもしれません。
ご興味のある方はこちらへ:http://arnicahomeo.wordpress.com

Life Lessons

アメリカの精神科医:エリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ・レッスン」(角川書店)読みました。

彼女の著作としては、On Death and Dying =邦題「死の瞬間」が有名です。
「死の瞬間」は、死にゆく患者にインタビューを続け、
死に直面した人の心理を分析した本です。

死に至る病いにおかされると、

人はまずそんなことは無いと否認して、

次になんで私がこんな目にあうの?!と怒り、

いやでも薬や手術でなんとかなるだろうと死なないように取引をしようとし、

それが無理だと(つまり死ぬと)わかると絶望して抑うつとなり、

あがいた最後にやっと死ぬという事実を受容するというプロセスを辿るそうです。

このプロセスは死にいく病だけでなく、ただ単に病におかされたときでも、ほぼ同じ心理状態をたどるのでは、と思います。

私が高齢出産後にアトピーを患ったときもほぼ同じ心理状態をたどりました。

違いがあるとしたら、死に至る病気でない場合は、受容して初めて回復や改善に向うことができる、もしくは回復できる道にたどりつくところです。

このプロセスは恐らく失恋や愛する人の死を体験するときも同じ過程だと私は思います。

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話を戻しますが、
キュブラー・ロスの「ライフ・レッスン」は、
まだ読み終えていないのに内容を紹介するのもなんですが、死にゆく人々が死に直面したときに、浮かび上がってくる(というか突きつけられる)

”その人の人生でやり残している課題”

に焦点をあてています。

それぞれの人のレッスン、かなりリアル、です。

この著書は、
死に直面した人々が、その最後の瞬間に学んだそれぞれの貴重なライフ・レッスン、
言い換えるとまだ十分に生きられる間に私たちが行っておくべきことを先輩方に教えていただける、非常にありがたい内容となっています。

読みながら息をのんでしまったある女性の例を1つ、抜粋させてもらいます:

「ロサンゼルスの町はずれにさしかかったとき、まえを走っていた車がいきなり停止しました。急ブレーキをかけながらみたバックミラーには、急接近して来る後続車が映っていました。

ものすごいスピードで、わたしの車に衝突しそうな感じでした。そのドライバーがまえをみていないこと、猛烈ないきおいで追突されることが、一瞬のうちにわかりました。まえで停車している車との距離も、ほとんどなくなっていました。

もう、だめだと、おもいました。死ぬかもしれないとおもったんです。

ふとみると、自分の両手がハンドルをぎゅっと握りしめていました。意識的につよく握ろうとしていたわけではありませんが、いつもそうなんです。それが癖なの。

なぜだかわかりませんが、こんなふうに生きたくない、こんなふうに死にたくないっておもいました。

私は目をとじ、息を吸って、両手をだらんと垂らしました。力をぬいて、身をまかせたんです。生きることに、そして死ぬことに、自分を明け渡したというのかな、その瞬間、ものすごい衝撃につつまれました。」

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アコーディオンのように車はクラッシュしたのに彼女は無傷だったそうです。力を抜いていたから、助かったと警官に言われたそうです…

私はこの本を読んだ数日後に、
体の使い方をまなぶワークショップに参加するタイミングでしたので、
この自動車事故にあった彼女のレッスンは、私にも必要なものだと感じました。

自分の人生を生きていない、と感じているけど、どうしていったらいいのかわからない方。あなたの自然治癒力を目覚めさせるホメオパシー療法が助けとなるかもしれません。ご興味のある方はこちらのHPから、どうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

動物のきもち

先日「動物と話せる女性ハイジ/アニマルコミュニケーター」(ワニブックス)
という本を読みました。

読んでみて正直「本」として中身が濃いかはさておき、
彼女が伝えてくれる動物たちの気持は、とても興味深く、
色々なことを考えさせられました。
特に今は猫を飼っているので、
すとーんと心の中に動物たちの気持が入ってくるような気がしました。

ハイジさんは小さい頃から動物達の気持がよみとれるところがあったらしいです。
動物の気持を読むといっても、動物達と人間の言葉でやりとりするわけではなく、
動物達は彼女になにか伝えたいイメージを送ってきたり、
味や音や怖さなどの感覚をハイジさんに伝えてきて、
それを彼女が人間の言葉に言語化しています。
(動物によっては、人間の言葉を短いながら伝えたりもできるそう)

彼女が動物の気持をよみとる動画はYoutubeにもたくさんアップされています。

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へーっと驚いた楽しい例をだすと、
彼女が実家で飼っていた1匹の猫は、
クリスマスなどのときの綺麗にテーブルセッティングされたテーブルの上に乗っかって、グラスなどを倒すことなく、
しっぽを振り振り食器の間を上手に縫って歩きまわっていたらしいのですが、
そのときのその猫の気持は、
”何も壊さずにすいすいと食器の間を縫って歩くことが
すごく得意げで楽しかった”そうです。
ディズニー映画にでてくる猫とかがやりそうな行為ですが、
あれ、猫は楽しんでいるんですね。

他には、
ある猫が楽しいイメージとしてハイジさんに送ってきたものが、
飼い主と穴みたいなところで一緒に遊んでいる映像だったそうなんですが、
その映像のことを飼い主の若い男性に尋ねると、
ある雪が積もった日にカマクラを作って、
その中にその猫と一緒に入ってじゃれたり携帯で一緒に写真を取ったりして過ごしたことがあったそうです。
そんなこと人間が勝手に楽しんでいるだけかと思ったら、
猫も飼い主と一緒に楽しんでいたんですね、
そうやって一緒に過ごすことが楽しいのは、
私達と同じ気持なんだなって妙に感動しました。

涙をさそった例だと、
猫が突然凶暴になって噛み付いたりするようになって困った家族が、
ハイジさんに相談して気持を読み取ってもらったら、
その猫と小さいときからいつも一緒だった飼い主が、
進学をするために家を離れたことが原因でした。

ずっと一緒にいたのに突然いなくなって、
猫は相当に悲しい思いをしたそうです。
最初はなぜその飼い主が家に帰ってこないかわからず、
ずっと帰りを待っていたそうですが、
その悲しみや寂しさがいつのまにか怒りに変わってしまって、
その飼い主がたまに家に戻ってきても爪をたてて威嚇していたそうです。

ハイジさんからそれを聞かされた飼い主は愕然として、
とにかく猫にあやまり続け、好きだよという思いを送り続けていました。
動物は人間の言葉がわからないかと思いきや、ちゃんと話せば伝わるようです。
だから留守にするときや、
長く家を空けるときはきちんと何度も説明してあげたほうがいいなと思いました。

動物達に異変がおきたり、なにか調子がわるかったりするのには、
ちゃんと原因があって、
それは人間が病気になるのと同じプロセスだなと、
ホメオパシー療法をやっているものとして感慨深かったです。

私が個人的に特に興味深いと思ったことは、
ハイジさんを通して説明された動物達の気持に
「感謝」「ありがとう」がなかったことです。
飼ってくれてありがとう、とか、感謝している、という言葉はなかったことです。

その代わりとなる言葉は、飼い主さんのことが「好き」でした。
よく考えたら、ありがとう、感謝、って、
人間が宗教的に考えだした言葉なのかも。
社会として成り立つのに必要な言葉だったのか、
もしくは人間がもてる特別な感情なのか?!
動物達にありがとうという感情や言葉やイメージはないのかもと、
ちょっとした発見でした。

人間は、飼ってあげている、と上から目線で、動物達に「感謝」や「ありがとう」を人間同志のように期待しているかもしれないけど、
動物達にしたら上も下もないわけで、
ただ一緒にいる飼い主が好きか嫌いか怖いか怖くないか、
そしてそこの家でエサをくれるのかくれないのか、
その家にいてもいいのかどうか、だけなのかもしれないです。

別の言い方をすると、
人間は動物はペットという位置づけですが、
動物からしたら人間と自分達は同等なんだと思いました。

ホメオパシー療法は動物にも使えて、動物専門で診ているホメオパスも結構います。
私はいまのところ動物は診ていませんが、
ハイジさんの本と動画をみたことで、
動物も人間と同じように扱えばいいんだなと
(飼い主さんから情報を得たりすれば)思えて新たな発見でした。

上述の猫みたいに、
誰かを失ったショックや悲しみから抜け出せないもしくは調子を崩している方には、
ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。ご興味のある方はこちらのHPへどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

あなたのレメディとは?

ホメオパシー療法には、
自分でキットからレメディを選んで使うセルフケアと、
ホメオパスにかかるという選択があります。

長いことor 繰り返し抱えている不調がある場合は、
ホメオパスにかかることをオススメします。
例えば、不眠の状態がずっと続いていたり、数ヶ月おきに膀胱炎になるとか、
偏頭痛ともう10年以上つきあっている等です。

身体じゃなくて心の問題でも同じです。
転職をなぜか繰り返してしまう、
両親との確執があって親といると精神が不安定になる、
育児中にイライラして良くないとわかっているのに手をあげてしまう等。

一時的な問題でなく慢性的に患っているケースというのは、
セルフケアでよくなることは難しいので、
ホメオパスにかかるほうが早いし、有効です。

なぜかというと、
セルフケアのレメディには限りがありますし(多くて42種類ほどしかキットに入ってない)、
レメディの強さ(濃度)も限られていますので、
キットのレメディでは弱すぎたり、強すぎたりするし(一時的に悪化することも多い)、その経過をみる法則がわからないと、
自分で管理することは(=治癒していく方向に持っていくことは)、
私はなかなか難しいと思っています。

慢性的なケースというのは、
なるべくその方に深く合致するレメディを探すことが重要です。

その方にピッタリ合うレメディのことをクラシカルのホメオパシー療法では「シミリマム」といいます。

わかりやすくいうと、「あなたのレメディ」と言えるかもしれません(正確にはあなたにもっとも類似したレメディという意味です)。

ホメオパスにかかってあなたのレメディがみつかればサイコーです。
なぜなら、あなたのレメディがわかれば、そのレメディで今後のあなたの人生で起こる様々な心身の不調に対応することが可能だったりするからです。

とはいっても、それがあなたのレメディどうかを判断するのは難しいのです。

ストイックに定義しているイタリア人の巨匠ホメオパスの文言をあげると、
そのレメディだけでその人の一生の問題を(風邪でも捻挫でも更年期でも)
全てカバーできるレメディがシミリマムなんですが、
彼によるとそれを見極めるのに2年はケースを追いかけないとなりません。
一時的な回復なのか根本的なものかが、短期間ではわからないからです。

ところが、現実には療法が進んでレメディが確定してきて主訴が改善すれば、
その後はクライアントさんは来なくなるものですし
(治っているのに再診に来る必要もないですからね)、
逆にものすごい重症&複雑な症状の方で長期間かかる方だと、
症状が刻々と変化したりしますので、その都度レメディを変えていく必要があり、
そのレメディだけに留まるケースではなかったりもします。

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最終的に選ばれたあるレメディにより、
実際に主訴をはじめ心身全体が改善したので、
”恐らく”これがあなたのレメディでしょう、と言うことはできるのですが、
真の意味でそれがあなたの人生で1つのレメディ=シミリマムかというと、
上記の定義でいえば「恐らく」としか言えないのが実情です。
その後の追跡調査が実際にはできないので断定ができません。

しかも、あなたのレメディをみつけること、
そんなに簡単なわけでもないのです。
人によってはみつかりやすいこともありますが(像がシンプルな人)、
性質が閉じている方(その人の本質がわかりにくい)や複雑な病歴、
薬やホルモン剤などを長年とっている方の場合は、
あなたのレメディに簡単に行き着かず、
その前に色々なレメディを使う必要があることもあります。
(当然ホメオパスの力量の問題も大きくかかわってきます)

しかし、恐らくこれがあなたのレメディでしょうと思われる、そのレメディがあなたの自然治癒力を整えていく力は、かなりミラクルで、私はこのミラクルみたさにホメオパスをやっていると思います。

ということで、ホメオパスにかかってみたいと思った方は、こちらのWeb Pageへどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

2020.9月後記↓
あなたのレメディについて(シミリマム)は、現在は全くこだわっていません。
シミリマムとは、ホメオパシー療法家の不要な「こだわり(エゴ)」もしくは「原理主義的な考え」では?!と思っています(苦笑)。
わたしにとって大事なのは、クライアントさんが、「今」困ってる症状にフォーカスして、それをなんとか改善すること、ですのでそこをヘルプしてくれるレメディやエッセンスを選んでいくようにしています。