私の家から、5分ほど車を走らせたところに滝が幾つもあります。
↓ これは観光写真からお借りしたもの。

こちらは先日義理の妹家族が遊びにきたとき一緒に行って撮影したもの。
人がうつってるので大きさがわかると思います ↓

滝は、落差があればあるほど水の勢いが強くなり、
水量が多いところなら大迫力の滝になり、
水量が少ないところなら白糸のような繊細な流れの様相をみせてくれます。
滝をみてると、落差があるというのは魅力なんだな〜と思います。
折しも上記の滝を訪れたとき、ダンナさんの7つ違いの妹の落差をちょうど発見したところでした。
ソフィ(義妹の名前)は、亡くなった義理の母によると、一回も勉強しなさい、と言ったことがない子で、それどころかむしろ逆に、
もういい加減、その辺で勉強やめときなさいよ
と言わないといけないくらい、ほっといたら何時間も何時間も勉強してしまう子だったそうです(大汗)。
ソフィは数学が得意だったそうで、その才能を生かしファイナンス分野に進み、現在はお金持ち専用のジュネーブの銀行で働いています。
彼女の勉強しすぎるエピソードは、集中力が人並み外れていたということも表すのでしょうが、遊びやゆるみを持たない感じがして、なんとなく私をビビらせておりました(自分ができないから、苦笑)。
実際、これまでソフィとは話をしてもなんとなく深いところで通じない感じで、わりと表面的につきあってきたところがあります。
それが今回の滞在中、ソフィ家族と裏庭で皆で卓球をしたのですが、
私 VS ソフィ になったとき、
過去に彼女とテニスやバトミントンを一緒にしたことあるけど、いつも消極的な冷めてる感じだったので、
悪いけど、簡単に勝たせてもらっちゃうよ〜 とやってみたら、
ソフィちゃん、めちゃくちゃアグレッシブでした!!(大汗)
その彼女の戦う姿が、意外すぎて面白くて、
「ソフィ、すっごいアグレッシブだね!」と笑いながら言ったら、
彼女も笑いながら、でも、どんどんコーナーをついて打ってきてました….。
なんでも、高校のときに卓球をしてたことがあるそうです。
ひたすら真面目に勉強する秀才で、そのまま銀行勤めしている固いソフィ像と、簡易卓球台でアグレッシブに卓球をするソフィ像の落差がすごくて、いいね!と思ったのでした。
滝と同じで、落差って強烈な魅力になるな〜
見た目ぱっとしない居酒屋で、何も期待しないで頼んだら、どの料理もすごく美味しくて店の評価がぐんと上がることってあると思います。
その居酒屋が見た目もそこそこ綺麗で、味もまあ良かったとしても、そこまで評価はあがらないでしょう。落差があるとそこに人はぐっと惹きつけられるのだと思います。
お嬢様みたいな人が、実は空手の段位者だと聞くとおおっ!となるし、
アイドルの男の子が、男の色気をだす役をこなしてると、そのギャップに萌えると思います(私だけ?!)。
滝 に人が惹かれるのも、あの落差で起こる水の様相が美しかったり、豪快だからでしょう。
と、落差について考えていたら、これは人の人生についても言えるなと思いました。
幼少期に極貧だった人が、苦労して起業してお金持ちになった
極貧とお金持ちの落差が激しければ激しいほど、その喜びや達成感は大きいと思います。
同じように、
小さい頃に家庭環境で幸せを感じられなかった人や、
学校でつらいいじめを体験した人たちなど、
この人たちが大人になってそれらの心の問題を克服して幸せになったときの落差は非常に強いものだろうと思います。
もともと幸せに生まれ、幸せに育った人には味わえない、落差の大きな幸せ。
その落差は大きければ大きいほど、特別で豊かな体験なのだと思います。
その落差の大きな体験をするためにあなたは選ばれた(魂が選んだ)、と言えるのかもしれません。
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私もかつて、幸せって何よ?!と思っていた時期がありました。
今は、大概なんでも幸せと思えるようになりました。
その落差を知ってるから、今の幸せはとても強くて深いものです。
不幸せとしか思ったことがないあなた、あなたも真逆の落差を味わえるひとです。
幸せに変換していくのは、あなたですが、そのお手伝いができます。
興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com/
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我が家の近くの滝は、こちらです: