自分の限界を超えるというと、ものすごい偉業で、一部のアスリートや社会的な成功者だけができることのように思っていました。
しかし、自分の限界を超えることは、意外と簡単にできるとわかり、このところ取り組んでいます。
最初のきっかけは、以前TVでみたシンクロナイズドスイミングの選手達のインタビューでした。
怖い&厳しいでも凄腕で有名な女性コーチのもと、オリンピックを前に強化合宿に参加した選手の1人が話していました。
合宿所では毎日10時間くらい(悲鳴)練習してたそうなんですが、1日の練習が終わるころ、その日の体力も精神力も尽きはててしまっているときに、コーチはオリンピックの本番でみせるものと同レベルの演技を求めるのだそうです。
1日練習したのだからヘトヘトに疲れてるし、今のこの状態でそれは無理でしょう〜 みたいな心理になってるときです。
どう考えてもこの身体と心ではできっこないのに、それでもそこでベストコンディションと同じレベルの演技をやれ!と鬼のような態度と言葉で激を飛ばされる。
できっこないですよね、もうフラフラなんだから….
しかしコーチが怖いし(汗)やらないといけない、なのでやるしかない、そうしていくうちに、いやーこれ以上は無理!だったことが、できたりするそうなんです。
その後、彼女達はメダルを獲得しました。
それまで限界と思っていたラインは、実は超えられるラインだったということですね。
もっと言うならば、ここが私の限界だと思っているその時こそが、限界を超えるチャンスのときってことなんでしょう。
へ〜面白い、限界を超えるってそういうときなんだ….
そんなことを考えて過ごしてたら、息子がYoutubeでみていたNHKのプロフェッショナルからスガシカオの歌が流れてきました。
♪ あと一歩だけ、前に 進もう〜 ♪
あれ、この歌って、自分の限界を超えようって歌だったのかしら。
もう無理と思っていたところで、ほんの一歩だけ進むなら、私にもできるかも。
そう思い始めたら、自分の限界を超えるって、メダルを取るような偉業だけでなく、日常にもいっぱいあったんです。
それは、心がしたくないことを無理にする、のとは違います。
これは私には無理と思っていたことを、無理じゃないんだ、やってみようと思うことでした。
たとえば、仕事でいうと1日1人が理想、2人まではみれるけどそれ以上は分析等できないから無理〜!と思っていたのを、一歩だけ踏み出す、希望があれば3人みてみようかなと。すると実際みることはできて、スムーズに分析までできたりする。
運転がそんなに得意でない私は(長年ペーパードライバーだったので)、出張で遠くの初めての土地に行くのを避けがちでした、怖い、無理〜、それが自分の運転の限界と思ってました。
でも一歩だけ進んでみようと決めると、初めてのところでもよし車で行ってみるかと思え、実際に行けちゃったりする。
あれ、自分の限界超えるってこんなに簡単なことだったの?!
と、いうか、私の場合は、限界が低すぎたのかもですが(冷汗)。
忙しい日が続いて、本当はもう少し家の片付けをしたいのに、いや、無理、体きついわ、と思ってる、でも、ここで一歩だけ進んでみようとする。ちょっと頑張る。そうすると、意外とできるわってことになる。
小さな限界を超え続けると、自分の枠が一回り大きくなる感じがします。
一歩だけ、というのが肝心かなとも思います。
一気に5歩も進んでしまうと、心身に負担が急にかかりすぎるし、挑戦するのを思いとどまったりする。でも一歩だけなら、やってみようと思えるし、心身に負担なくできたりする。
一歩でも、半歩でもいいから、ちょっとやってみよう、と思えると、心身がなぜかついてくるのが頼もしいです。

↑ ニャンコもいつも昇れない棚の上にジャンプして無事に成功、ニャッ。
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