昨年度、学校がらみでちょっとした役というか係を仰せつかりました(くじ引きではずれた…涙)。
フタをあけてびっくり、かなりメンドーなお役でした。
手間のかかる事務仕事あり、週末の出番多し、しかもその場所も校区外は当たり前でいろいろな所にでかけないとなりませんでした。
なにが嫌だったかといえば、このお役目の仕事が、私の地域の子供らにほぼ還元されないことでした。(理由は地域の事情によるんですが)
こんな大変なのに、誰のためにやってんの、いや、もう、アホらし〜です。
文字通り、ブツクサブツクサ言いながら、役目を果たしていた私です。
前年度ももうじき終わりということで、先日、そのお役の最後の集まりがあり、隣町まででかけてきました。
その会場には、私と同じお役目の方々が20人以上おられました(9割が父親)。
名前を知ってる人はほぼいないのですが、皆の顔は覚えていました。
幾つかの行事で顔を合わせて、共同で作業を行ったからです。
その人達の顔をみまわしながら、いろんな思い出が浮かんできました。
あの人、あの時、自ら進んで嫌なトイレ掃除してくれてたな、素晴らしい〜って思ったな、とか、
あの人、意外にテキパキしてたな、とか
あの人、あの時結構ドヤ顔してて可笑しかったな、とか
あの人、あの時、するっと大変な仕事からうまく抜け出してたな(苦笑)とか
あの人、あの時、めちゃくちゃ段取り悪かったな〜(苦笑)とか…etc.です。
そんな思い出にひたってたら、あら〜、私、この人達のこと、みぃーんな好きだな〜と感じたんです。
個人的な話もしたことないし、今後の人生で二度と会わないかもしれないのに、皆のちょっと嫌なところも、素晴らしいところも、全部含めて、好きだな〜と感じました。
同士とか仲間だから、という限定的な感じじゃなくて、人類愛的な愛を味わったような暖かい感じ。
会場の1つの事務イスに座る私の顔には、そのとき自然に笑みが浮かんでいた、と思います。
昔の話ですが、初対面のジャマイカの女性に、Oh my sister!と挨拶されたことがあります。
彼女はラスターで、生まれてから一度も切ったことのないグルグル巻いた長い髪の毛には白い花が差してあって、瞳がキラキラしていました。
それはそれは優しそうな表情で、私に向って 私の妹よ! みたいに挨拶してくれたんです。
それが彼らの普通の挨拶だったのだと思いますが、私はそんなこと言われたのは初めてで、なんと答えてよいかわからず、ただドキドキして、こんにちは、としか言えませんでした。
昨日のあの会場で、皆に対して愛を感じながら、私はジャマイカの彼女の顔と、私の手に差し伸べてくれた彼女の手を思い出しました。じ〜ん。
そうか、この役に当たったのは、私にとってのレッスンだったんだ….(汗)、
結局、とってもいい経験させてもらったのでした。
最後に….
今年度この役をやる方も引き継ぎで同じ会場にいたのですが、仕事の概要の紙をみながら、去年の私と同じく顔が完全に凍っていました、チーン。
来年の今頃は、この方も暖かい気持になるのだろうと思います、ええ、きっと(微笑)。
そのジャマイカの女性はこんな感じ↑の人でした。(画像お借りしました)
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