ホメオパシー療法にかかるクライアントさんがお子さんのときで、すでに自分でお話しができるときは、直接、本人に幾つかの質問をします。
その子が興味を持っていたり、好きなことについて尋ねるとき、
好きな本あるかな? 好きなTV番組やアニメはありますか?
ハイ、これ↑ 昨今では、なかなか答えが返ってこない、もしくは会話がはずまない質問です(苦笑)
今は、こう↓聞きます:
好きなゲームは何かな? 好きなYoutuberはいる?
大人で自分が好きなYoutuberを答えられる人って、いるのかな?!
子どもら(幼稚園年中長〜中学生)は、すらすらとYoutuberを答えてくれます。
しかも”ユーチューバー”と言うと、妙に生き生きと答えてくれて会話が弾みます。
あ、このおばさん、もしかして話が通じる?みたいな感覚のようです。
目も合わせてくれず、回答もしてくれないでだんまりな男の子が、Youtuberの話題をふったときだけ歯をみせて笑い反応してくれたことがありました。砦が落ちたような瞬間(震)。
そのとき、ああ、高齢出産で助かった!と思いましたっけ。私は「超」のつく高齢出産なんで、年齢のわりに息子がまだYoutuberに夢中な年頃、よってYoutuberの話題は彼から日々仕入れており、ひゃ〜助かった、と思ったわけです(?!)。
Youtuberは、ごまんといるので、好きなYoutuberはその子によってかなり違ってたりします。どこが好きかという理由にも、その子らしさがでていて、興味深いです。
少し前まで、ヒーローやヒロインは、アニメの中の主人公、アイドル歌手やスポーツ選手だったりしたものですが、今はそこにYoutuberが食い込んできています。
Youtuber達をみてると、身近にいそうな親戚のお兄さん、お姉さんみたいな存在なんじゃないかと私は思うんですが、なぜにそこに憧れるかと考えると、アイドルやらスポーツ選手に自分を重ねるっていうのは子供たちにとって実は現実味がなかったのかな、と。
そういう人に憧れてみても、スポーツ選手やアイドルに本当になれるとは思ってない、そんなのわかってるっていうのが、子どもらの現実ではなかったのかなと(なれると思える子ももちろん存在しますが)。
自分とかなり近いと思える人、手の届きそうなお兄さん&お姉さんのYoutuber達には、もっと感情移入できるのかなと思ったりしました。
今後もメディア形態の変化で、数年後にはまた違うタイプのヒーロー達が現れるのかもしれません。
裏山お散歩中のニャンコ、Youtuberなんぞ、しらニャイ。
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