先日、ある男性から久々に連絡がありました。
その方、Aさんとしておきますが、Aさんは、とある分野の問題を抱えると、我が家に相談に来ます。*ホメオパシーでなくダンナさんの得意分野への相談です。
今回で、恐らく4、5回目になると思います。
今回、話をしていて、私はちょっと固まりました。前回とほぼ同じ類いのトラブルで相談にきたからです。
ホメオパシー療法を受けてレメディを取っている方によく起こるのですが、
先月なにかありましたか?と経過をお聞きすると、
実はこんなことがありました、とトラブルと呼べるような出来事を話されます。
詳しく尋ねると、過去にも何度か類似のトラブルを経験されてます。
こういうときは、レメディがその繰り返すパターンを取り除くために、トラブルを浮上させてきています。
レメディを取っていると、そこでその問題の本質に気づき、それまでとは異なる解決法を取るようになります。そうすると、そのパターンは外れて、以降は起こりにくくなります(人によっては過去と違う解決法を取るまで時間がかかることがあります)。
潜在意識に深く沈んだパターンのトラブルでなければ、レメディを取ったりしなくても、普通はトラブルを解決していく段階でなにかを学んでいくわけで、同じトラブルに何度も合うことはそうそうないのかもしれません。いわゆる経験を積んで成長する、ということです。

そういう視点で、Aさんをみると、前回のトラブルから何も学んでないのかな、と思ったわけです(ちなみにAさんはレメディをとっていません)。
Aさんはひきこもるようなタイプの暗い人ではないんだけど、何もまわりで新しいことが起こっていないような停滞した印象を持ちますし、実際にそのような日々を暮らしているようです。皆から嫌われてるというウワサもちらほら耳に入ってくるので、自分から引きこもるというより、現実にはまわりが彼から遠ざかっていってる(悲)ようです。
今回もフタをあければ、簡単なトラブルですぐに解決したんですが、Aさん、今回のことでなにか気づいたでしょうか。
相談の最後には、毎日XXがつらい、XXが大変という話をしだしたAさんの口に、思わず想定できるレメディを投げ入れてあげたくなった私でした….。
成長しない人から、人は自然に遠のいてしまうものなのか、と考えつつ、一方でトラブル&問題というのは人の成長のために必要なものなんだとも実感しました。
トラブルなのでほおっておくわけにもいかず、解決しないとならない。解決するためにはどうしたらいいか考えるし、相談したり行動しないとならない。そうやってもがきながら、そのトラブルや問題を受け入れて乗り越えたときに、1つ成長する仕組みになっているんだろうなと。
子どもが学校でトラブルに巻き込まれたり、職場や毎日の生活の中で困ることが起きたら、それはやっぱり乗り越えるため=成長するためにあるんだな〜と、Aさんの有り様をみながら、しみじみ学んだ私でした。
ネガティブな出来事が全く起こらなかったら平和で安心って思ってしまうけど、そういうことが起きなければ人は何も学ばず、成長もできないんだなと思います。
今回のAさんのできごと、別の見方をすれば、本人は無意識かもしれませんがトラブルを相談するという名目で話をしたかったのかもしれません。もし、そこまで孤立してきているとしたら、それこそもともと外交的なAさんが何故そういう状況になったのか、に気づくことができたらなと思いました。
次回にAさんと会うときにどうなっているんだろう〜
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何度も同じような問題が起こって悩まされてる、いつも同じタイプの人と問題が起きる、それには気づいている、でもどうしたらいいかわからない方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com