子どもの学校

学童期以降大人になるまで、子どもが平日に一番長く時間を過ごす場所は、
寝てる時間を除けば、学校です。

長い時間を過ごす学校での生活や学びは
子どもの人格形成にかなり影響するだろうなと思います。

ホメオパシー療法にかかる方の過去の話をお聞きしていても、
学校生活の中でかなり自分の個性を封印しなければならなかった人や、
学校の先生や生徒とのかかわりや学校のシステム自体で心の傷を受けた人も結構います。

それぞれの体験の結果なんでしょうが、
特に子どもの意志がまだはっきりしない幼稚園や小学校を選ぶときに、
親の持つ学校教育に対する価値観や過去に得た教訓がでてるな〜と思います。

私が知ってる人の例であげると、
受験でのちのち苦労しないようにエスカレーター式の学校にいれる人、
悪い影響も少なく、ある程度のレベルを保ったままの環境が大事だと有名校など勉強のできる学校にいれる人、
自分で考えることができるのが一番だと自主性に重きをおいた学校に入れる人、
変に矯正されないように、自由にさせてくれる斬新な学校を選ぶ人、など様々です。

ちなみに私が子どもに通って欲しいと思った学校は上記の例でいうと、
後者2つを足して2で割ったような学校でした。
こんな学校に子どもを入れることができたらいいなと思っても、
現実にはそういう学校がないと話になりませんね。
(我が家が姫路市に引っ越してきたときには、私立の小学校は1校もなかった)

最近、とある女性が、私が子どもを入れたくなるような学校を作ろうと頑張っていらっしゃると知りました(後記:その後小学部というのが発足しました)。

既に自然学校というかたちで預かり保育を実施されていますので、就学前のお子さんのいる方で、シュタイナー教育や自然を近くに感じる集団保育を望まれている方は、是非HPを御覧になってみてください:

「ころあい」 子ども 自然楽校 加古郡にあります: http://eekoroai.jimdo.com

「ころあい」さんは進化を続けているそうです。
まずはNPO法人化して今年から幼稚園同様の週4という保育回数が実現されることになっていますが、ゆくゆくは小学校や中学校をサドベリースクールという形で運営できないか検討されているようです。

運営者の女性は、保育園や児童館で働いた後に、
自分の目指す教育機関がないならば、つくろうってことで、この自然学校を設立されたそうです。

ないから、つくる、こういう人が「道」をつくっていく人なんですよね。
華奢な彼女の持つパワー、けれどそのパワーをぐいぐいと前面に押し出していないところが逆に人を集めるのだな〜と思います。

子ども達が親から離れて最初に体験する小さな社会、そこが好き、と言える場所であったなら、人生の幸先が良いですね〜

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学校という場が一番の苦しみだった方、
そしてそれを今もひきずっている方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方はHPの方へどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com

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