感情から意識へ

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします(礼)。

今朝、小さなお子さんを子育て中の方から、

「ほぼ愚痴のような相談」とご自身で表現されているメールを頂きました。

愚痴の内容を簡単に書くと、

ご自身がしたい仕事や活動がたくさんあって、次々とその用事がやってくる。

楽しいからと、それらを優先してると、

家事等が疎かになり、ご主人と家庭内で険悪になる

みたいなことでした。

いや〜、そういうこと、よくありますよね苦笑。

この女性はご自身のしたいことが活動や仕事ですが、

そうでなくて単なる趣味や遊びであっても、自分個人がしたいことと、

家事など生活でこなさなければいけない事(食べるための仕事も含め)との兼ね合いが難しいと感じることは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

このようなお悩みに対するアドバイスは、いろいろな方面からできると思いますが、

今回このメールを読んでて降りてきたインスピレーションにしたがって、以下のようにお伝えしようと思いました。

ポイントは: ”感情から意識状態に移行しましょう” です。

ご自身の言葉で「愚痴のような相談」と書かれていたように、

この方は起きてる現象に「愚痴」が出てきています。

「愚痴」というのは、嫌だな〜みたいに自分が心地よくないときに、でてくるものです。

この心地がよくない状態というのは、「感情の状態で止まってる」から起きます。

感情というのは、煮詰めると(?)、快か不快か(心地よいか心地よくないか)です。

怒りや悔しさや寂しさなどを感じてるなら不快で、

喜びや嬉しさ、満足感などなら快です。

具体的にこの方の例でいうなら、

家事をこなせてなくて責められてる状況は嫌だなとか、

自分がしたいことはしたいし家事もこなしたいのに、体力や時間が足りなくて、両立できなくて苦しいとか、

もうちょっとダンナが手伝ってくれたらいいのに、なんでやってくれないんだろう!と小さな怒りがあるとか、そういう不快な感情の中に留まってるということです。

この不快な感情の状態で止まってるから心地がよくなくて、それが愚痴となってでてきてるのです。

ちなみに愚痴がでるのは悪いことでもなんでもなくて、

自動的に誰でも持つと思います、もちろん私も笑。

ただ、そこで止まってるから苦しい状態になってるので、そこから離れたらいいのです。

自分の不快な感情に気がついたら(愚痴がでるなら)、

次のステップとして「意識(気づき)」へ移ればよいのです。

「感情に同化した状態から、意識状態に移行する」と良いのです。

ご相談の例でいうと、

愚痴がでた → 自分が持ってる不快な感情に気づく(感情に気がついてるとき、すでに意識状態にいます、気づいてるときはもはや感情と同化していないので)

感情に気づいたら、その意識をさらに進めて、

”この状況は何を私に教えてくれてるかな〜” 

”この体験で私が気がつかないといけないことは何だろう”

とか

”今の心地よくない状態を心地よくするには、どうしたらいいんだろう”

みたいに、意識状態で「気づきを得ていく」のが次のステップです。

これは何をしてるかというと、

感情と一体化した自分(エゴ)は横に置いておいて、

上の次元でモノをみる意識の状態になる(観察者、魂の視点に立つ)というのをやっています。

人の苦しみは、エゴと同化してるときに起きますので、そこを離れて上の次元で

体験をみていくということです。

この意識状態で起こる「気づき」は、人それぞれの波動をあげていくときに必要なもので、

それらの気づきで、波動が調整されたり、過去生で未完了にしてきたカルマが解消されたりしていきます。

そもそも目の前に起きてる不快と思える体験や現象は、

その人にそのような必要な気づきを起こすために起きてるのです。

ということで、愚痴があがってきたら、そこで持ってる自分の感情に気がついて、

次の意識状態へ移行して気づきを得たならば、

全ての不快な出来事や感情は、自分の波動をあげるチャンスであったのだと

ありがたく感じられます。

さあ、ご相談者の方は、どんな気づきを得られるでしょうね…..
(この方にはレメディを処方していますので、レメディが気づきのヘルプしてくれると思います)

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私個人も、このご相談者の方と同じ愚痴を持ったことが過去にあります。

そのときの ”この状況は何を私に教えてくれてるかな〜” に対する私の気づきは2つありました。

1つは、自分がしたいことと家庭の両立は難しいとどこかで私は思ってたんだな、

だから、このような状況を引き寄せたんだな、でした。

この思いが形成されたのは、私の母が自分のしたいことより家庭のことを優先してた人で(昔のお母さんは大概こういう生き方だったのでしょう)、私はそれが嫌だな〜と思っていたことがあったのです。

なぜ嫌だったかというと家事をしてる母は全然楽しそうじゃなかったから(常に顔をしかめていました汗)。

だから、それをみながら、母親業だけでなく自分の人生も楽しむことが大事という価値観を私は持っていて、

しかし、実際、家事と自分がしたいことの両立の成功例を身近でみたことがないので、自分も母みたいにどちらかを選ばねばならないのでは?!、両立は難しいのだという思い込みを体験してたというわけです。

この思い込みに気がついた後、私はこのようなときにどうしてるかというと、自分らしい(自分が心地よい)家事と自分のしたいことの割合をなんとなく把握しています。

子供が大きくなった昨今は、家事 3 : 自分がしたいこと7  くらいです笑。

(子供が小さいときは違う比率だった)

ですから、今、家事にあまり手をかけてないけど、このくらいが私らしくて、私が笑顔でいられるから、これでいいなと思ってます(心地よい状態を自分でみつけたということ)。

当時のもう1つの気づきは、ダンナさんのことでした。

したいことと生活でやるべきことの両立で”不快”を体験していたのは、私だけでなくダンナさんもそうだった、ということに気がついたのでした。

彼の仕事はどちらかというと食べるためにやっているので(仕事での楽しみがゼロではないですが)、彼も自分や家族の暮らしのために、自分のしたいことを存分にやっていないんだということに思い至りました。

この気づきを得たことで、私がその当時思ったのは、彼がしたいことがはっきりしたら、そのときは今の私に彼がしてくれてるみたいに応援しよう、ということでした。

私の家事が手抜きでも彼が文句いわなかったように、彼の稼ぎが少なくてもそれで満足しようとか笑、

私が自分のしたいことをするのに助けとなるお金を稼いでくれたから、もし彼がしたいことがはっきりして私がフルで働かないといけなくなっても喜んで何でもやろうとか、

あとは、そもそも、私がしたいことをできる時間を持つことや環境を整えてもらってることに感謝をすることを忘れてたな、とか、そんなことにも気がついたのでした。

というように、このような気づきを得ることができたら、もう不快な感情とは一体化しておらず(不快な感情は消え去ってる)、

自分らしいやり方を前向きに模索していたり、

相手を思いやったりして暖かい気持ちで心地よくなります。

最後に、

”これは私に何を教えてくれてるかな〜” という意識状態になっても、

「私は何にも気がつけないんですが」という質問をいただくことがありますが(以下、何回か過去記事に書いてますので繰り返しになります)、

そういうときは、

「この体験で何に気がつけばよいかどうか教えてください」とあなたの高次元の存在にお願いしてみてください。

そうすると、必ず、ふっと気がつくことが降りてきます(人によって時差があります笑、でも必ず起こります)ので、どうぞ体験してみたらいかがでしょうか。

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↑ 年始に自分ルーツをみつめる旅をしてきました。キリスト教信者ではないけれど、小さい頃にこういうものを自然にみてきた環境は私に大きく影響してるなと改めて感じました。というより、ここを選んで生まれてきたのだろうなとも思いました。

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自分では、感情を離れて意識に持っていくのが難しすぎると思う方、

コンサルテーションを通して、その作業を一緒に進めることができます。

ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com/

パワーストーンレメディプログラム2022

1つ前の記事で予告しましたように、パワーストーンのレメディを使って、ボディチャクラ 1 から 7 までを整えていくプログラムへの参加メンバー募集記事です。

心身への影響を考え、10ヶ月ほどかけ、ゆっくりと行っていきます。

プログラムの基本的な流れ
第1チャクラレメディを取る → 5,6週間様子をみる → zoomにて第1チャクラについてのレクチャーとシェア会 → シェア会後、第2チャクラレメディを取る → 5,6週間様子をみる → zoomにて第2チャクラについてのレクチャーとシェア会 …..

という繰り返しで、第7チャクラまで行っていきます。

プログラムの意図
ボディチャクラに対応するレメディをとっていくことで、各チャクラのエネルギーの流れを活性化する。
それぞれのチャクラについて理解しながら、実際に自分に何が起きたかをシェア会で話していくことで、気づきや意識を広げていく。

想定される効果
各チャクラのエネルギーの流れが整えられて心と体がより健康になるかも。
各チャクラに滞っていた感情、トラウマ、カルマなどが浮上してくることで、それに気づき、そして癒される可能性があります。
1から7チャクラまで取り組むので全体的に波動が上がっていき、結果、自己成長したり、人生が生きやすくなるのではと思います。

ということで、2022年に行う

パワーストーンレメディプログラム参加メンバー 募集します!

募集人数: 各グループ 4名 x 4つのグループ = 合計 16名の募集になります

募集資格:
①フツーに健康な方 (重い持病のない方、処方薬を常用していない方)
*レメディが体に反応を起こす可能性があるからです

②オンラインシェア会に参加できる方
用事で欠席などはOK
シェア会に参加せず、レメディだけ取りたい方は参加できません

参加費: 22.000円税込

レメディは、1-7までのチャクラ対応の7種を一括郵送します。
シェア会は、7回開催します。
レメディ1種+シェア会1回のセットで3.000円設定にしています。
必要となるレスキューレメディのトリートメントボトル1本1.000円をつけます。

注意事項:
レメディ名は、毎回シェア会でお伝えしていきます。
都合等でシェア会欠席となってしまった方には、当日のシェア会の簡単なリポートを送信します(動画配信はなし)。
参加者さんの都合で途中からプログラムに参加できなくなった場合の返金等は、
すみませんが対応致しません。
万が一運営側の私の都合でシェア会が開催されなかった場合は代替日をもうけますが、開催不可能な場合は返金にて対応します。

応募締め切り日: 2021年 12月23日木曜

ただし、各グループごとの定員人数が集まった時点で募集終了

レメディ一括送付: 12月23日以降随時 2021年中に郵送します

最初のレメディ摂取開始:12月年末〜1月上旬 各人都合のよい日

シェア会スタート:2022年 1月下旬 *正確な日程は下記参照

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シェア会開催日は以下の通りです、それぞれ7回開催します。

固定メンバー制ですので、途中の曜日入れ替えなどはできません:

月曜グループ:10時〜12時 定員になりました
①1月24日 ②3月7日 ③4月18日 ④5月30日 ⑤7月11日 ⑥8月22日 ⑦10月3日

水曜グループ:10時〜12時 定員になりました
①1月26日 ②3月9日 ③4月20日 ④6月1日 ⑤7月13日 ⑥8月24日 ⑦10月5日

金曜グループ:10時〜12時 定員になりました
①1月28日 ②3月11日 ③4月22日 ④6月3日 ⑤7月15日 ⑥8月26日 ⑦10月7日

土曜グループ:10時〜12時
①1月29日 ②3月12日 ③4月23日 ④6月4日 ⑤7月16日 ⑥8月27日 ⑦10月8日

応募されたい方は、

①希望グループ曜日
② 参加者氏名
③レメディ郵送先 (郵便番号からお願いします)
④携帯電話番号(SPAM対策がされていて連絡がつかないときのため)
⑤応募動機やコメント等

以上の項目を記載して、

customerarnica@gmail.com まで送信してください。

メンバーとなった方には、返信にて振込み口座をお知らせしますので参加費用22.000円税込のお振込をお願いします。お振込いただいてから、レメディを順次、郵送していきます。

応募メールには基本的に2日中に返信します。
返信がない場合はメールが届いていない可能性がありますので、
その場合は再度送信をお願いします。

14,5年前にハワイ島で惹かれて衝動的に買ったスモーキークォーツ。
ゼリーみたいに美味しそうで心躍る石、笑。それにしても、ハワイ島、死ぬ前に再度行きたい〜!

人智を超えてワクワクと

エネルギー療法にかかっていただくとき、

まずはコンサルテーションという対話形式のやりとりをさせていただくのですが、

このコンサルテーションが終わった段階で、

すでに 気づき や 変化 を体験する方がいます。

エネルギー療法の効果を出すエッセンスやレメディを取っていないのに、です。

なぜそういうことが起こるのかというと、

それはわたしのコンサルテーションが優れてるわけではなく(苦笑)、

レメディやエッセンスというエネルギー的に働きかける物質と同じ作用を、

ご自分の「意識」でも起こせるという現れなのです。

そしてコンサルテーションだけでこれらの現象が起こる人というのは、

比較的エネルギーブロックが少ない方だったり 、

エネルギーの流れがわりと良い方(メンタルのクリアリングが進んでる方)だと

私は理解しています。

つい先日コンサルテーションを受けてくださった方も、レメディやエッセンスを取る前に、

以下のような気づきを得たと教えてくださいました:

「今まで物事を考えたとき、

何か思う → もしこれが他人でこのシチュエーションだったら?

→ それはないわ…

といった感じで先回りしてフタをしていたことに気付いた」

のだそうです。

なにかしようとするときに、

もし自分が相手だったらどうするか/どう思うか?という自問をして、

自分ならそれは迷惑だわ、困るわみたいな自答を得たら、

その行動や言動自体を起こさないで済ませていた、というご自分のパターンに気がついたのでした。

簡単な言葉でいうなら、いつも頭の中でシュミレーションして物事に向き合っていたと言えるかもしれません。

このようなパターンは悪いというわけではなく、

事前にシュミレーションすることで無駄に自分が傷つくのを避ける自分への配慮だったとも言えますし、

いつも相手の立場でものを考えることで、相手を思いやっていたという見方もできます。

ただ、このパターンで暮らしていると、とても狭い世界で生きることになります。

なぜなら、自分の想像の範囲以上のことが起こりにくくなるからです。
(波動的な引き寄せから)

全く別の言葉でいうならば、

他人のキャパを見限ってるという言い方もできますし、

さらにいうと、

神さまという創造の源が起こすことに限界があるとあなどってる(汗)とも言えます。

なにより全て自分の想像&推測範囲でしか物事が起きないなら、

あまりワクワクしませんよね?!(苦笑)。

ということで、

自分がこうしたいなと感じたときは、その気持ちに沿って素直に行動して

対象となる相手がどう反応するか、

全体の物事がどう動くかは、

天におまかせして、ただこちらはワクワク❤️しているのがよいとわたしは思います。

人智を超えたものが、この世には無数にある〜

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ワクワクしたいけど、ああしたらこうなるし、どうせ無理とか、

でもそれはこうでああで…..と理由をつけてワクワクしないようにしてる方(汗)、

それは何かしら心にブロックをかけてしまってるからです。

そのブロックとはなにか自分で見つけにくい方は、

コンサルテーションでそれを一緒に探るお手伝いができるかもしれません。

ご興味のある方はHPをご覧ください:https://arnicahomeo.com/

レメディを使えるっていいな〜

以前、とあるホメオパスが、心理療法家はいいな〜みたいなことをつぶやいてました。

心理療法家ならセッションがうまくいけば、

患者さんは自分の悩みを全部聞いてもらい、
しかも気づきなんかもあって大満足して帰り、
心理療法家も、その人との仕事はとりあえず終了するわけで(セッションは次回に続いたとしても)、

うわ〜、それは気持ちよく終われるな〜…

と、そんな意味のつぶやきでした。

なぜそんなことをいうかというと、
ホメオパスの場合は、仕事はそこで終わりではなくて、
セッション後の方が山場で、コンサルでの情報を元に、
その人のレメディを全力で探さないとならないからです。

ホメオパシーのコンサルテーション中に幾つかの気づきがあり、
話すことで満足したクライアントさんであっても、
その後のレメディで結果がでないと、
ホメオパシー療法への満足度は低くなるので、
レメディ選択はなかなかの仕事です。

上記のホメオパスがつぶやいた気持ちは、
自分がホメオパスとして活動しだしてから、
なるほど、こういうことだったのね…と理解できたのですが、

先日、意外にも、その真逆の出来事がありました。

ある人から人生の進路を決めるような相談を受けました。
それはホメオパシー療法での相談ではなく、いわゆる単なる人生相談でした。

事情をいろいろと聞きながら、ついついホメオパシー療法のコンサルテーションのように話を組み立てていくと、その方の問題がなにか、と、
その方のマインドのある部分に歪みがあると、私にはわかったように思いました。

ところが、

ホメオパシー療法なら、その方を表しているレメディを取ってもらうことができますが、

そのときは、単なる口頭での人生相談…

問題の根源と思われることを、
その方が自分自身で気づくようにやんわり遠回しに提示してみたものの、
それ以上のことはできません。

その方自身も言われてみればそうだと問題の根源には気づいたのに、
マインドの歪みには無自覚で、
確かにそこに問題はあるのかもだけど、でもどうすることもできないし、となりました。

それで、その時思いました。

レメディという存在に助けられていたな、と。

わかっちゃいるけど、
具体的にどうやってアプローチしていいかわからないことに
レメディは働きかけてくれるからです。

もちろん心理療法もセッションの回を重ねれば、
そのマインドの歪みにアプローチできる療法なので、
結果的には同じようなことだと思うのですが、
それでも第3者が口で促さなくとも、
その人自身の身体と心が反応してくれるレメディというのは
なんとありがたいものだと思いました。
(もちろん、そのレメディがその方を動かすエネルギーでないいけないのですが)

そんなんで

心理療法家はいいな〜ではなくて、
ホメオパスっていいな〜レメディを使えるっていいな〜

と新鮮に思った私です。

椿

結局その相談者の方には、心理カウンセリングもしくは他のセラピーを受けることをオススメしたのですが(ホメオパシーは抵抗があるとのことで)、
今の時点で実行されていません。

もどかしいけど、本人がそうしようと思わないかぎり、なにも動かないですからね。

でもおかげさまでこの経験により、レメディを選択して、レメディの力を借りることができるのは非常にありがたいのだとわかったのでした。

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マインドの歪み、気づいているけど具体的にどうしたらいいの〜って方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。詳しく知りたい方はHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

ホメオパシー療法、何が起こる?

ホメオパシー療法を受けると、どんなことが起こるの?について書いてみたいと思います。

以下、私が行うクラシカルホメオパシーの場合を前提にしてのお話です(ホメオパシーにはプラティカルという手法とクラシカルという手法があります、流派みたいなもの)。
ちなみに身体的&精神の問題の深さの度合いには個人差があるので、反応も同様に一律ではありませんが、平均的に起こることを書いてみます。

私はホメオパシーの学校で、ホメオパシー療法のいわゆる問診みたいなもの「コンサルテーション」のやり方を学びましたが、実際にクライアントさんたちをみていくうちに、もっと効果的だと感じる方法に辿り着きまして、以降、それを独自のやり方で行なっています(典型的なホメオパシー療法のコンサルとは少し異なる)。

ですので、私にかかる場合は、まずコンサルテーションというのが大きな動きを起こす場になります。私がコンサルでやっているのは、なぜ、その人にその症状(肉体または心)が起きているのか?を一緒に解明していくことです。

そしてコンサル後には、その人にもっとも必要と思われるレメディを検討して、レメディを郵送しますが、このレメディへの反応も含めて、その方が改善したいと思っている身体症状や心の症状に動きがでます。症状の動き具合は、その人がどのくらい問題となってる意識を変えていくかと比例しています。

具体な肉体症状の例でいうと、頭痛だったら、レメディで少しづつ痛みや出現頻度が軽減していき、数ヶ月したらもう全く頭痛はでなくなっていった、みたいな感じになります。
1年も経ってメモ代わりにつけてた日記を見返したら「ああ、そういえば、私は頭痛持ちだったな〜」なんてくらいの過去のものとなったりします。
そしてそう見返せる頃には、その頭痛を起こしていた根源の意識の問題も完全に変化をしていて、より楽に生きられるようになっています。

アトピーや、花粉症といった長年患っているような症状の場合は、症状が軽減するまでに長い期間がかかることが多いです。

レメディ一の1回摂取で、どーんと効果をあげたい方もいると思うのですが、そういうときは反動で揺り戻しも大きく、実際問題として日常生活にかなりの支障をきたすので、徐々に症状を軽減していくことが心身的には望ましいかなと思ったりします。
言い換えると、長く抱えてきた問題は、その元の意識を変化させるのに、少し長くかかるということが言えます。

いずれにしろ身体症状はほとんど全ての場合、心の問題との組み合わせで起こっていることが多いので、上記のような感じで身体症状を改善していく過程では、精神症状にも自然と向き合うことになります。 向き合うというのはどういうことかというと、「気づき」が起きていくということです。

いつも無意識に行っていた思考過程や感情の動きにふと気がつきはじめるのです。
「あれ、私、こんな風に考えていたんだ」「あ、過去のあの出来事から、私はあまり意見を言わないようになったんだ」とか、「なんだか自分が被害者になるように行動してるな」など、自分が当たり前のように行なっていたパターンに気がつくのです。

そしてその気づきから新しい選択が起きたら、全体がスムーズに流れるようになり、より精神的に生きやすく(=自分らしく)なっていくのと平行して、身体症状も軽減していきく、別の言い方をすると、心身ともに全体的にその人らしく健康になっていく、このようなことが起きていきます。

だから、単に病だけをきりとって、それをなくす、というのとは、
異なるアプローチです。ホリズム(全体)的に自分という存在をみていく、
それがホメオパシー療法にかかると起きることです。

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ただ、そうはいっても人はすぐに解脱するわけでもないので(苦笑)、
楽になったその後も必要な学びは人生において常にやってきますが、ね。

すみれ2

初回のコンサルテーションの後は、レメディの反応をみて方向性が確定してくるまで、続く2、3回はフォローアップは1ヶ月おきくらいが理想ですが、自分の心身についての気づきがはじまって、それを自分でみていける場合は、その後は療法にかからないで、自分でやっていくこともできます。

というわけで、ホメオパシー療法おもしろそう、と思われた方はHPの方へもどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com

Life lessons 2

前述のエリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ•レッスン」の中から、
印象に残った母と子のライフレッスンを1つ紹介します。

ある講演をおえたエリザベスのところに、
髪がきちんとセットされた文字通りきちんとした身なりの女性が話しかけてきました。

そのきちんとした女性には、
18歳の息子がいるのですが、
彼はいつもよれよれのTシャツを着ていて、
彼女が毎日仕事から家に戻ると
キッチンカウンターにそのよれよれのTシャツを着て座っているそうです。

彼の仲間達も似たような感じで、
彼女はそれも気に入らず、毎晩のように息子をなじって不満をぶつける関係でした。

その女性は、以前にエリザベスのワークショップに参加して、
臨終のエクササイズを行ったらしく、
そのことをエリザベスに話してきました。
臨終のワークショップとは、「もしあした死ぬとしたら」と想像して、
自分の今の人生をどう感じるかというワークだそうです。
彼女はワークショップの後、帰宅してから本気でそのワークを再現しました。

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そのきちんとした女性は続けました(以下抜粋):

「もし自分があした死ぬとしたら、
自分の人生をどう感じるだろうか?
息子との関係が満点ではないにしても、
自分のことはだいじょうぶだという気がしました。
つぎにもし息子があした死ぬとしたら、と考えました。(…)

息子との関係について、
恐ろしいほどの喪失感と深刻な葛藤を感じるに違いないという気がしました。
こころのなかで恐ろしいシナリオがくりひろげられ、
息子の葬儀の場面が浮かびました。
息子をスーツ姿にして埋葬したくないという気もちが生まれました。
スーツを着るような子じゃないんです。
好きだったよれよれのTシャツのまま埋葬してやりたいと思いました。
そうすることで、息子とかれの人生をまっとうさせてやりたかったんです。

そこで気づきました。
死んだ息子にたいしてはあるがままのかれと、
かれが好きだったものを愛することができるのに、
生きている息子にはそれができないということに。
とつぜん、息子にとってTシャツには大きな意味があるのだということがわかりました。」

彼女は、その気づきの後、
そのままのあなたを愛していると息子に言ったそうです。

そして彼に対する期待を手放し、
息子を矯正しようとするのを止め、
ありのままの息子がとても愛らしいということがわかったそうです。
今のままの息子を愛するのは、とても気分のいいことだそうです。

ーーーーーーー

私はこの女性のエピソードを読んで、
すぐに自分の息子のことを考えました。
もし子どもが死ぬとしたら彼の棺に入れてあげたいのは、
あるゲームソフト。
これがすぐに頭に浮かびました。

今、彼がとても夢中になっていて、
夢中になりすぎているので、私が幾つかのルールで制限していたもの….
ゲームについては賛否両論あるし、問題ももちろんあります。
私はいわゆるゲーマーじゃないどころか、
ゲームの何が楽しいのかさっぱりわからない人、
だからなのかゲームに夢中になっている子どもをみると心配になります。

でも私はもし彼が急に死ぬことがあったら、
その好きなものを十分にさせてあげれば良かったと
後悔するんだなと感じました。

そんなに好きなんだから、十分にやったらいい、と考えを変えました。
それでこの日から、我が家はゲームについては解禁となったのでした。
(目への注意や、それ以外のやるべきことはちゃんとやる、という条件はついてますが)

ゲームソフトと、
上記のきちんとした女性にとってのよれよれのTシャツは、
同類項だったわけです。

自分の大切な人をそのまま愛するということがわかっていても、
なかなかできない苦しみをお持ちの方。
ホメオパシー療法があなたの助けとなるかもしれません。
ご興味のある方はこちらへ:http://arnicahomeo.wordpress.com

Life Lessons

アメリカの精神科医:エリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ・レッスン」(角川書店)読みました。

彼女の著作としては、On Death and Dying =邦題「死の瞬間」が有名です。
「死の瞬間」は、死にゆく患者にインタビューを続け、
死に直面した人の心理を分析した本です。

死に至る病いにおかされると、

人はまずそんなことは無いと否認して、

次になんで私がこんな目にあうの?!と怒り、

いやでも薬や手術でなんとかなるだろうと死なないように取引をしようとし、

それが無理だと(つまり死ぬと)わかると絶望して抑うつとなり、

あがいた最後にやっと死ぬという事実を受容するというプロセスを辿るそうです。

このプロセスは死にいく病だけでなく、ただ単に病におかされたときでも、ほぼ同じ心理状態をたどるのでは、と思います。

私が高齢出産後にアトピーを患ったときもほぼ同じ心理状態をたどりました。

違いがあるとしたら、死に至る病気でない場合は、受容して初めて回復や改善に向うことができる、もしくは回復できる道にたどりつくところです。

このプロセスは恐らく失恋や愛する人の死を体験するときも同じ過程だと私は思います。

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話を戻しますが、
キュブラー・ロスの「ライフ・レッスン」は、
まだ読み終えていないのに内容を紹介するのもなんですが、死にゆく人々が死に直面したときに、浮かび上がってくる(というか突きつけられる)

”その人の人生でやり残している課題”

に焦点をあてています。

それぞれの人のレッスン、かなりリアル、です。

この著書は、
死に直面した人々が、その最後の瞬間に学んだそれぞれの貴重なライフ・レッスン、
言い換えるとまだ十分に生きられる間に私たちが行っておくべきことを先輩方に教えていただける、非常にありがたい内容となっています。

読みながら息をのんでしまったある女性の例を1つ、抜粋させてもらいます:

「ロサンゼルスの町はずれにさしかかったとき、まえを走っていた車がいきなり停止しました。急ブレーキをかけながらみたバックミラーには、急接近して来る後続車が映っていました。

ものすごいスピードで、わたしの車に衝突しそうな感じでした。そのドライバーがまえをみていないこと、猛烈ないきおいで追突されることが、一瞬のうちにわかりました。まえで停車している車との距離も、ほとんどなくなっていました。

もう、だめだと、おもいました。死ぬかもしれないとおもったんです。

ふとみると、自分の両手がハンドルをぎゅっと握りしめていました。意識的につよく握ろうとしていたわけではありませんが、いつもそうなんです。それが癖なの。

なぜだかわかりませんが、こんなふうに生きたくない、こんなふうに死にたくないっておもいました。

私は目をとじ、息を吸って、両手をだらんと垂らしました。力をぬいて、身をまかせたんです。生きることに、そして死ぬことに、自分を明け渡したというのかな、その瞬間、ものすごい衝撃につつまれました。」

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アコーディオンのように車はクラッシュしたのに彼女は無傷だったそうです。力を抜いていたから、助かったと警官に言われたそうです…

私はこの本を読んだ数日後に、
体の使い方をまなぶワークショップに参加するタイミングでしたので、
この自動車事故にあった彼女のレッスンは、私にも必要なものだと感じました。

自分の人生を生きていない、と感じているけど、どうしていったらいいのかわからない方。あなたの自然治癒力を目覚めさせるホメオパシー療法が助けとなるかもしれません。ご興味のある方はこちらのHPから、どうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

動物のきもち

先日「動物と話せる女性ハイジ/アニマルコミュニケーター」(ワニブックス)
という本を読みました。

読んでみて正直「本」として中身が濃いかはさておき、
彼女が伝えてくれる動物たちの気持は、とても興味深く、
色々なことを考えさせられました。
特に今は猫を飼っているので、
すとーんと心の中に動物たちの気持が入ってくるような気がしました。

ハイジさんは小さい頃から動物達の気持がよみとれるところがあったらしいです。
動物の気持を読むといっても、動物達と人間の言葉でやりとりするわけではなく、
動物達は彼女になにか伝えたいイメージを送ってきたり、
味や音や怖さなどの感覚をハイジさんに伝えてきて、
それを彼女が人間の言葉に言語化しています。
(動物によっては、人間の言葉を短いながら伝えたりもできるそう)

彼女が動物の気持をよみとる動画はYoutubeにもたくさんアップされています。

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へーっと驚いた楽しい例をだすと、
彼女が実家で飼っていた1匹の猫は、
クリスマスなどのときの綺麗にテーブルセッティングされたテーブルの上に乗っかって、グラスなどを倒すことなく、
しっぽを振り振り食器の間を上手に縫って歩きまわっていたらしいのですが、
そのときのその猫の気持は、
”何も壊さずにすいすいと食器の間を縫って歩くことが
すごく得意げで楽しかった”そうです。
ディズニー映画にでてくる猫とかがやりそうな行為ですが、
あれ、猫は楽しんでいるんですね。

他には、
ある猫が楽しいイメージとしてハイジさんに送ってきたものが、
飼い主と穴みたいなところで一緒に遊んでいる映像だったそうなんですが、
その映像のことを飼い主の若い男性に尋ねると、
ある雪が積もった日にカマクラを作って、
その中にその猫と一緒に入ってじゃれたり携帯で一緒に写真を取ったりして過ごしたことがあったそうです。
そんなこと人間が勝手に楽しんでいるだけかと思ったら、
猫も飼い主と一緒に楽しんでいたんですね、
そうやって一緒に過ごすことが楽しいのは、
私達と同じ気持なんだなって妙に感動しました。

涙をさそった例だと、
猫が突然凶暴になって噛み付いたりするようになって困った家族が、
ハイジさんに相談して気持を読み取ってもらったら、
その猫と小さいときからいつも一緒だった飼い主が、
進学をするために家を離れたことが原因でした。

ずっと一緒にいたのに突然いなくなって、
猫は相当に悲しい思いをしたそうです。
最初はなぜその飼い主が家に帰ってこないかわからず、
ずっと帰りを待っていたそうですが、
その悲しみや寂しさがいつのまにか怒りに変わってしまって、
その飼い主がたまに家に戻ってきても爪をたてて威嚇していたそうです。

ハイジさんからそれを聞かされた飼い主は愕然として、
とにかく猫にあやまり続け、好きだよという思いを送り続けていました。
動物は人間の言葉がわからないかと思いきや、ちゃんと話せば伝わるようです。
だから留守にするときや、
長く家を空けるときはきちんと何度も説明してあげたほうがいいなと思いました。

動物達に異変がおきたり、なにか調子がわるかったりするのには、
ちゃんと原因があって、
それは人間が病気になるのと同じプロセスだなと、
ホメオパシー療法をやっているものとして感慨深かったです。

私が個人的に特に興味深いと思ったことは、
ハイジさんを通して説明された動物達の気持に
「感謝」「ありがとう」がなかったことです。
飼ってくれてありがとう、とか、感謝している、という言葉はなかったことです。

その代わりとなる言葉は、飼い主さんのことが「好き」でした。
よく考えたら、ありがとう、感謝、って、
人間が宗教的に考えだした言葉なのかも。
社会として成り立つのに必要な言葉だったのか、
もしくは人間がもてる特別な感情なのか?!
動物達にありがとうという感情や言葉やイメージはないのかもと、
ちょっとした発見でした。

人間は、飼ってあげている、と上から目線で、動物達に「感謝」や「ありがとう」を人間同志のように期待しているかもしれないけど、
動物達にしたら上も下もないわけで、
ただ一緒にいる飼い主が好きか嫌いか怖いか怖くないか、
そしてそこの家でエサをくれるのかくれないのか、
その家にいてもいいのかどうか、だけなのかもしれないです。

別の言い方をすると、
人間は動物はペットという位置づけですが、
動物からしたら人間と自分達は同等なんだと思いました。

ホメオパシー療法は動物にも使えて、動物専門で診ているホメオパスも結構います。
私はいまのところ動物は診ていませんが、
ハイジさんの本と動画をみたことで、
動物も人間と同じように扱えばいいんだなと
(飼い主さんから情報を得たりすれば)思えて新たな発見でした。

上述の猫みたいに、
誰かを失ったショックや悲しみから抜け出せないもしくは調子を崩している方には、
ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。ご興味のある方はこちらのHPへどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

あなたのレメディとは?

ホメオパシー療法には、
自分でキットからレメディを選んで使うセルフケアと、
ホメオパスにかかるという選択があります。

長いことor 繰り返し抱えている不調がある場合は、
ホメオパスにかかることをオススメします。
例えば、不眠の状態がずっと続いていたり、数ヶ月おきに膀胱炎になるとか、
偏頭痛ともう10年以上つきあっている等です。

身体じゃなくて心の問題でも同じです。
転職をなぜか繰り返してしまう、
両親との確執があって親といると精神が不安定になる、
育児中にイライラして良くないとわかっているのに手をあげてしまう等。

一時的な問題でなく慢性的に患っているケースというのは、
セルフケアでよくなることは難しいので、
ホメオパスにかかるほうが早いし、有効です。

なぜかというと、
セルフケアのレメディには限りがありますし(多くて42種類ほどしかキットに入ってない)、
レメディの強さ(濃度)も限られていますので、
キットのレメディでは弱すぎたり、強すぎたりするし(一時的に悪化することも多い)、その経過をみる法則がわからないと、
自分で管理することは(=治癒していく方向に持っていくことは)、
私はなかなか難しいと思っています。

慢性的なケースというのは、
なるべくその方に深く合致するレメディを探すことが重要です。

その方にピッタリ合うレメディのことをクラシカルのホメオパシー療法では「シミリマム」といいます。

わかりやすくいうと、「あなたのレメディ」と言えるかもしれません(正確にはあなたにもっとも類似したレメディという意味です)。

ホメオパスにかかってあなたのレメディがみつかればサイコーです。
なぜなら、あなたのレメディがわかれば、そのレメディで今後のあなたの人生で起こる様々な心身の不調に対応することが可能だったりするからです。

とはいっても、それがあなたのレメディどうかを判断するのは難しいのです。

ストイックに定義しているイタリア人の巨匠ホメオパスの文言をあげると、
そのレメディだけでその人の一生の問題を(風邪でも捻挫でも更年期でも)
全てカバーできるレメディがシミリマムなんですが、
彼によるとそれを見極めるのに2年はケースを追いかけないとなりません。
一時的な回復なのか根本的なものかが、短期間ではわからないからです。

ところが、現実には療法が進んでレメディが確定してきて主訴が改善すれば、
その後はクライアントさんは来なくなるものですし
(治っているのに再診に来る必要もないですからね)、
逆にものすごい重症&複雑な症状の方で長期間かかる方だと、
症状が刻々と変化したりしますので、その都度レメディを変えていく必要があり、
そのレメディだけに留まるケースではなかったりもします。

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最終的に選ばれたあるレメディにより、
実際に主訴をはじめ心身全体が改善したので、
”恐らく”これがあなたのレメディでしょう、と言うことはできるのですが、
真の意味でそれがあなたの人生で1つのレメディ=シミリマムかというと、
上記の定義でいえば「恐らく」としか言えないのが実情です。
その後の追跡調査が実際にはできないので断定ができません。

しかも、あなたのレメディをみつけること、
そんなに簡単なわけでもないのです。
人によってはみつかりやすいこともありますが(像がシンプルな人)、
性質が閉じている方(その人の本質がわかりにくい)や複雑な病歴、
薬やホルモン剤などを長年とっている方の場合は、
あなたのレメディに簡単に行き着かず、
その前に色々なレメディを使う必要があることもあります。
(当然ホメオパスの力量の問題も大きくかかわってきます)

しかし、恐らくこれがあなたのレメディでしょうと思われる、そのレメディがあなたの自然治癒力を整えていく力は、かなりミラクルで、私はこのミラクルみたさにホメオパスをやっていると思います。

ということで、ホメオパスにかかってみたいと思った方は、こちらのWeb Pageへどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

2020.9月後記↓
あなたのレメディについて(シミリマム)は、現在は全くこだわっていません。
シミリマムとは、ホメオパシー療法家の不要な「こだわり(エゴ)」もしくは「原理主義的な考え」では?!と思っています(苦笑)。
わたしにとって大事なのは、クライアントさんが、「今」困ってる症状にフォーカスして、それをなんとか改善すること、ですのでそこをヘルプしてくれるレメディやエッセンスを選んでいくようにしています。

事前にするorしない

今朝、錦織選手の速報をみたくて珍しくTVをつけている私の横に、息子(小学校高学年)がやってきて、のんびりと画面をみながら歯を磨いていました(登校10分前)。

その後突然嵐のようなバタバタ。

学校に持って行かないとならない道具を押し込んだり、
帽子がみつからないとあわてふためいています。

しかもまだ靴下はいてない汗。

帽子が彼のいつも読んでいる本の下敷きになっていたのが見えたので、
ひっぱりだして教えてあげました。

それを機に我慢できずにわたしから小言がわんさか飛び出す(鬼)

彼はそんな小言に構っていられないので、
私に切れ気味に反論しながら、あわてて登校していきました。

このパターン、よくあるわー、一体いつ学ぶのだろうか…..

その後、ゴミ出ししながら、ふと気がつきました。

「本人が直そうという気がないんだから、そりゃ学ぶわけないわ」

親は、生活を自分で整えることを教えようとしてますが、

そこに恐らく価値を見いだしていないのだろうと思いました。

うちのダンナさんは、
出張で海外に行くときですら、スーツケースの準備は通常「当日」です。

以前、義母にその話をしたら、「あら、私と同じよ」とさらっと言われました。

母子揃って、ギリギリに準備する人達 (汗)。

息子も同じ思考のようで、
前日の夜に「明日の準備しておけば?」と声をかけても、ほぼやってない。

彼らにとって、明日の ”準備” や 旅行の ”準備” は
前日からやるほどのことでもないと思っているようです。

私は準備しておかないと安心できないと自分でわかっているので前日までにやります。

でも、私のダンナさんが仕事の事前準備もしていないかと言ったら、
仕事はちゃんと準備しているんですから、
やっぱり彼らにとって旅行や衣類等の準備は
あせってすることでもないってことなのでしょう。

確かに当日まで準備していなくても全然あせったりしていない。

海外に2週間いくときも、一泊で近場への旅行のときもそれは変わらず。

ということは事前準備を私は教えようとしていたけど、
もし息子の価値観がダンナさんと同じだとしたら、
息子には幾ら言っても響かないということだと納得しました。

ただ、息子自身は今朝あせっていたわけなので、
こういう焦ったり、ストレスになる出来事を体験しながら、
本人はそれをどういうふうに生かしていくのか……..今後楽しみです。

後記:その後、息子は家を巣立ち(これを記した時点で21歳)、
今夏に帰省したときのスーツケースをみていたら、
出発の日の前日に準備するようになっていました。
体験した後、最終的にそのように学んだようです。

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この記事を、振り返って思うのは、
親は自分が体験してきて子供に教えたいことを教えたら、
あとは本人の学ぶ速度や本人の性質&傾向があるので、
それを見守っていればいいんだろうな、
何より大事なのは、本人自体が自分でそれを体験し、学ぶことかなと思いました。