ブルーライトに注意

世の中では様々なことが技術革新され続け、非常に便利になったり、驚くくらいものが安く作られたりしてますが、もちろんいいことばかりではなくて、それに伴う害もあります。

プラスチック製品、添加物やら農薬、遺伝子組換え作物など挙げだしたらキリがありません。
どれも気になりますし、それなりに注意していますが、個人的に昨今かなり気にしているのはブルーライトの害。

ホメオパシー療法のケースを取るときには必ずPCを使用してタイプするし(私の場合ですが)、分析するときにはレパートライズするソフトウェアを使用するのでPCは必須です。さらに上を目指して学ぶときでもPCがなくては勉強になりませぬ。ということで、PC使用時間はデスクワークの人よりも長いくらいで余計に気になるのかもしれません。

もともと目が光に弱いという体質もあります。
Mac Book Proを使いだしたとき頭痛と眼痛がひどかったのですが、これらの痛みが Mac Book Proの使用と比例していることに気づき妙に納得しました。だって液晶画面の向こうから思い切りLEDライトが照らされて、しかも画面は反射を助長してピッカピカ、その光をじっーと何時間もみつめているわけですからね。
結局アップルストアに駆け込み、身体のトラブルを話してマットな画面に交換してもらったのですが、画面を変え、輝度をさげたら予想通り頭痛と眼痛はなくなりました。そしてその後ブルーライトの害に対しても注意するようになりました。

あの当時はブルーライトへの警告はいまほど一般的ではなかったんです。せいぜいピカピカ画面に反射防止&液晶保護のフィルムが売られているくらいでした。子どものパーソナルゲーム機なんかをみても、今はブルーライト対策用のフィルムが販売されていますが、数年前の古い機種に対応したフィルムは販売されていなかったりするので、いつ頃からブルーライトへの警告が浸透してきたかみてとれます。眼鏡業界でもキッズ用やPC眼鏡が販売されだしたのは、ここ数年だと思います。

ブルーライトというのは波長が380〜495ナノメートルという短い波長の青色の光を指します。400より短いのが紫外線であり、波長が短いとエネルギーが強く角膜や水晶体で吸収されないで、恐ろしいことに網膜まで到達してしまいます。網膜というのは現時点では再生できない細胞といわれてます(再生医療の分野で様々な研究が進行中ですが)。

ブルーライトについて詳しくはこちらへ:
http://blue-light.biz/about_bluelight/

説明を読むのも面倒な方のために非常に簡単に言うならば、ブルーライトには、網膜を損なう可能性と、体内リズムを狂わすという2つの大きな危険があります。

具体的なグッズで言うと、スマホとゲーム器からのブルーライト放出量が多いみたいなんですけど、これは眼との位置によるみたいです。スマホとパーソナルゲーム機は小さいので眼からの距離が短いですからね、影響もダイレクトってわけで(汗)。

意外に私が恐ろしいと思っているのが、ご家庭の電球。今はどこのご家庭もLEDランプを使っているところが多いと思うのですが、選ぶときに明るいからと昼光色の方を選んでいるんじゃないでしょうか。選ぶなら電球色(ほんわりオレンジの方)がブルーライトの害は断然少ないのです↓

参照記事:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20140808/369950/?rt=nocnt

スマホやゲーム機への対策としては、ブルーライト対策のフィルムを貼る、もしくは液晶の輝度を調整するのもある程度有効かと思います。PCも私のように輝度をさげることができます。

ホメオパシー療法のケースをみても、網膜を損傷してしまっている場合は、当然いくら自然治癒力がうまく働いても再生など致しません。歯なんかもそうですが再生できないものにはものすごく注意深くなる私です。

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人工的なブルーライトとは無縁のニャンコ。ひんやりした日陰をみつけてお昼寝中です。

もともと備わっている自然治癒力で不調を整えるホメオパシー療法にご興味のある方はHPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

ホメオパシーのコンサルテーションとは?

ホメオパシー療法を受けようと(=ホメオパスにかかる)決めたら、
まずはコンサルテーションを受けてもらいます。

コンサルテーションのことを、セッションと呼ぶ人もいるし、
ケーステイキング、相談会と読んでいる人々もいます。

いずれにしろ、それは ”カウンセリング”のようなものです。

ただ心理療法のカウンセリングと異なるのは、
ホメオパシー療法のコンサルテーションは、レメディ選択のために行なっています。

コンサルテーションは、
初回では約2時間ほどかかって、色々なお話を伺っていきます。

困っている症状(身体も心も)から始まって、どんな体質か、怖いものは何か、どんな食べ物が好きか、どんな夢をみるか、どういう子どもだったかなど、ありとあらゆることについてお尋ねします。

どんな態勢で眠りますか?みたいな質問もするときがあり、
質問自体に「え?」と問い返す方もいたりします。

こちらがなぜそんなに多岐に渡ることを知りたいかというと、レメディを探すためです。 レメディを表す特長というのは、その方の様々な部分にでているものなので、それを多角的に探しているのです(レメディは数千種類あるので)。

私にはなんとなくその方を表す首飾りのようなもの、
ロザリオを作っているようなイメージが浮かびます。
コンサルテーションで伺った1つ1つの情報を珠としてつなげていくと、
最後にその方全体を表すロザリオができる、みたいな感じです。
その方を表したロザリオと似たレメディを選択するのが、コンサル後のホメオパスの仕事になります。

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ちなみに私が行うコンサルテーションは、私独自の方法を組み込んでいます。
レメディの情報集めが目的なのは他のホメオパスと同じですが、
クライアントさんの症状の大元の原因と思われるエネルギーがブロックされてる事象についてコンサルテーションで探り、それをクライアントさんにも一緒に認識してもらうことを目指しています。

それがうまくいくと、本来ならレメディでもたらされる効果が、すでにコンサルテーションの時点からスタートしたりします。
さらに後日に出すレメディを使うことで、エネルギーブロックがさらに外れるか、もしくは整ったエネルギー状態を固定化することができます。

レメディはいらないけど、コンサルテーションだけ受けたいというのにも対応しています。HPはこちらです:https://arnicahomeo.wordpress.com

河合隼雄さん

「のぞみはもうありません」
と面と向かって言われ、私は絶句した。
ところがその人が言った。
「のぞみはありませんが、光はあります」
なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは、
もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。

(河合隼雄さんの書かれた文章から引用)

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ホメオパシー療法では、
コンサルテーションと呼ばれるカウンセリングに近い問診のようなものがある。
心理療法のカウンセリングとは内容が異なるのだけど、
私の向き合い方は、河合隼雄さんに影響をとても受けている、と思う。

上記の文章は、
真面目も休み休みに(せまい一面の世界にだけとらわれないように)、と、
おっしゃっていた河合さんのお茶目なエスプリが効いている、
でも同時にはっとさせられる感動も忘れない、
客観性と主観のバランスが絶妙な文だと思う。

真面目が行き過ぎて、生きづらくなっている方、
心の自然治癒力を整えるホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方は、HPの方へどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

ホメオパシー療法、何が起こる?

ホメオパシー療法を受けると、どんなことが起こるの?について書いてみたいと思います。

以下、私が行うクラシカルホメオパシーの場合を前提にしてのお話です(ホメオパシーにはプラティカルという手法とクラシカルという手法があります、流派みたいなもの)。
ちなみに身体的&精神の問題の深さの度合いには個人差があるので、反応も同様に一律ではありませんが、平均的に起こることを書いてみます。

私はホメオパシーの学校で、ホメオパシー療法のいわゆる問診みたいなもの「コンサルテーション」のやり方を学びましたが、実際にクライアントさんたちをみていくうちに、もっと効果的だと感じる方法に辿り着きまして、以降、それを独自のやり方で行なっています(典型的なホメオパシー療法のコンサルとは少し異なる)。

ですので、私にかかる場合は、まずコンサルテーションというのが大きな動きを起こす場になります。私がコンサルでやっているのは、なぜ、その人にその症状(肉体または心)が起きているのか?を一緒に解明していくことです。

そしてコンサル後には、その人にもっとも必要と思われるレメディを検討して、レメディを郵送しますが、このレメディへの反応も含めて、その方が改善したいと思っている身体症状や心の症状に動きがでます。症状の動き具合は、その人がどのくらい問題となってる意識を変えていくかと比例しています。

具体な肉体症状の例でいうと、頭痛だったら、レメディで少しづつ痛みや出現頻度が軽減していき、数ヶ月したらもう全く頭痛はでなくなっていった、みたいな感じになります。
1年も経ってメモ代わりにつけてた日記を見返したら「ああ、そういえば、私は頭痛持ちだったな〜」なんてくらいの過去のものとなったりします。
そしてそう見返せる頃には、その頭痛を起こしていた根源の意識の問題も完全に変化をしていて、より楽に生きられるようになっています。

アトピーや、花粉症といった長年患っているような症状の場合は、症状が軽減するまでに長い期間がかかることが多いです。

レメディ一の1回摂取で、どーんと効果をあげたい方もいると思うのですが、そういうときは反動で揺り戻しも大きく、実際問題として日常生活にかなりの支障をきたすので、徐々に症状を軽減していくことが心身的には望ましいかなと思ったりします。
言い換えると、長く抱えてきた問題は、その元の意識を変化させるのに、少し長くかかるということが言えます。

いずれにしろ身体症状はほとんど全ての場合、心の問題との組み合わせで起こっていることが多いので、上記のような感じで身体症状を改善していく過程では、精神症状にも自然と向き合うことになります。 向き合うというのはどういうことかというと、「気づき」が起きていくということです。

いつも無意識に行っていた思考過程や感情の動きにふと気がつきはじめるのです。
「あれ、私、こんな風に考えていたんだ」「あ、過去のあの出来事から、私はあまり意見を言わないようになったんだ」とか、「なんだか自分が被害者になるように行動してるな」など、自分が当たり前のように行なっていたパターンに気がつくのです。

そしてその気づきから新しい選択が起きたら、全体がスムーズに流れるようになり、より精神的に生きやすく(=自分らしく)なっていくのと平行して、身体症状も軽減していきく、別の言い方をすると、心身ともに全体的にその人らしく健康になっていく、このようなことが起きていきます。

だから、単に病だけをきりとって、それをなくす、というのとは、
異なるアプローチです。ホリズム(全体)的に自分という存在をみていく、
それがホメオパシー療法にかかると起きることです。

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ただ、そうはいっても人はすぐに解脱するわけでもないので(苦笑)、
楽になったその後も必要な学びは人生において常にやってきますが、ね。

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初回のコンサルテーションの後は、レメディの反応をみて方向性が確定してくるまで、続く2、3回はフォローアップは1ヶ月おきくらいが理想ですが、自分の心身についての気づきがはじまって、それを自分でみていける場合は、その後は療法にかからないで、自分でやっていくこともできます。

というわけで、ホメオパシー療法おもしろそう、と思われた方はHPの方へもどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com

Life lessons 2

前述のエリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ•レッスン」の中から、
印象に残った母と子のライフレッスンを1つ紹介します。

ある講演をおえたエリザベスのところに、
髪がきちんとセットされた文字通りきちんとした身なりの女性が話しかけてきました。

そのきちんとした女性には、
18歳の息子がいるのですが、
彼はいつもよれよれのTシャツを着ていて、
彼女が毎日仕事から家に戻ると
キッチンカウンターにそのよれよれのTシャツを着て座っているそうです。

彼の仲間達も似たような感じで、
彼女はそれも気に入らず、毎晩のように息子をなじって不満をぶつける関係でした。

その女性は、以前にエリザベスのワークショップに参加して、
臨終のエクササイズを行ったらしく、
そのことをエリザベスに話してきました。
臨終のワークショップとは、「もしあした死ぬとしたら」と想像して、
自分の今の人生をどう感じるかというワークだそうです。
彼女はワークショップの後、帰宅してから本気でそのワークを再現しました。

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そのきちんとした女性は続けました(以下抜粋):

「もし自分があした死ぬとしたら、
自分の人生をどう感じるだろうか?
息子との関係が満点ではないにしても、
自分のことはだいじょうぶだという気がしました。
つぎにもし息子があした死ぬとしたら、と考えました。(…)

息子との関係について、
恐ろしいほどの喪失感と深刻な葛藤を感じるに違いないという気がしました。
こころのなかで恐ろしいシナリオがくりひろげられ、
息子の葬儀の場面が浮かびました。
息子をスーツ姿にして埋葬したくないという気もちが生まれました。
スーツを着るような子じゃないんです。
好きだったよれよれのTシャツのまま埋葬してやりたいと思いました。
そうすることで、息子とかれの人生をまっとうさせてやりたかったんです。

そこで気づきました。
死んだ息子にたいしてはあるがままのかれと、
かれが好きだったものを愛することができるのに、
生きている息子にはそれができないということに。
とつぜん、息子にとってTシャツには大きな意味があるのだということがわかりました。」

彼女は、その気づきの後、
そのままのあなたを愛していると息子に言ったそうです。

そして彼に対する期待を手放し、
息子を矯正しようとするのを止め、
ありのままの息子がとても愛らしいということがわかったそうです。
今のままの息子を愛するのは、とても気分のいいことだそうです。

ーーーーーーー

私はこの女性のエピソードを読んで、
すぐに自分の息子のことを考えました。
もし子どもが死ぬとしたら彼の棺に入れてあげたいのは、
あるゲームソフト。
これがすぐに頭に浮かびました。

今、彼がとても夢中になっていて、
夢中になりすぎているので、私が幾つかのルールで制限していたもの….
ゲームについては賛否両論あるし、問題ももちろんあります。
私はいわゆるゲーマーじゃないどころか、
ゲームの何が楽しいのかさっぱりわからない人、
だからなのかゲームに夢中になっている子どもをみると心配になります。

でも私はもし彼が急に死ぬことがあったら、
その好きなものを十分にさせてあげれば良かったと
後悔するんだなと感じました。

そんなに好きなんだから、十分にやったらいい、と考えを変えました。
それでこの日から、我が家はゲームについては解禁となったのでした。
(目への注意や、それ以外のやるべきことはちゃんとやる、という条件はついてますが)

ゲームソフトと、
上記のきちんとした女性にとってのよれよれのTシャツは、
同類項だったわけです。

自分の大切な人をそのまま愛するということがわかっていても、
なかなかできない苦しみをお持ちの方。
ホメオパシー療法があなたの助けとなるかもしれません。
ご興味のある方はこちらへ:http://arnicahomeo.wordpress.com

Life Lessons

アメリカの精神科医:エリザベス・キューブラー・ロスの「ライフ・レッスン」(角川書店)読みました。

彼女の著作としては、On Death and Dying =邦題「死の瞬間」が有名です。
「死の瞬間」は、死にゆく患者にインタビューを続け、
死に直面した人の心理を分析した本です。

死に至る病いにおかされると、

人はまずそんなことは無いと否認して、

次になんで私がこんな目にあうの?!と怒り、

いやでも薬や手術でなんとかなるだろうと死なないように取引をしようとし、

それが無理だと(つまり死ぬと)わかると絶望して抑うつとなり、

あがいた最後にやっと死ぬという事実を受容するというプロセスを辿るそうです。

このプロセスは死にいく病だけでなく、ただ単に病におかされたときでも、ほぼ同じ心理状態をたどるのでは、と思います。

私が高齢出産後にアトピーを患ったときもほぼ同じ心理状態をたどりました。

違いがあるとしたら、死に至る病気でない場合は、受容して初めて回復や改善に向うことができる、もしくは回復できる道にたどりつくところです。

このプロセスは恐らく失恋や愛する人の死を体験するときも同じ過程だと私は思います。

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話を戻しますが、
キュブラー・ロスの「ライフ・レッスン」は、
まだ読み終えていないのに内容を紹介するのもなんですが、死にゆく人々が死に直面したときに、浮かび上がってくる(というか突きつけられる)

”その人の人生でやり残している課題”

に焦点をあてています。

それぞれの人のレッスン、かなりリアル、です。

この著書は、
死に直面した人々が、その最後の瞬間に学んだそれぞれの貴重なライフ・レッスン、
言い換えるとまだ十分に生きられる間に私たちが行っておくべきことを先輩方に教えていただける、非常にありがたい内容となっています。

読みながら息をのんでしまったある女性の例を1つ、抜粋させてもらいます:

「ロサンゼルスの町はずれにさしかかったとき、まえを走っていた車がいきなり停止しました。急ブレーキをかけながらみたバックミラーには、急接近して来る後続車が映っていました。

ものすごいスピードで、わたしの車に衝突しそうな感じでした。そのドライバーがまえをみていないこと、猛烈ないきおいで追突されることが、一瞬のうちにわかりました。まえで停車している車との距離も、ほとんどなくなっていました。

もう、だめだと、おもいました。死ぬかもしれないとおもったんです。

ふとみると、自分の両手がハンドルをぎゅっと握りしめていました。意識的につよく握ろうとしていたわけではありませんが、いつもそうなんです。それが癖なの。

なぜだかわかりませんが、こんなふうに生きたくない、こんなふうに死にたくないっておもいました。

私は目をとじ、息を吸って、両手をだらんと垂らしました。力をぬいて、身をまかせたんです。生きることに、そして死ぬことに、自分を明け渡したというのかな、その瞬間、ものすごい衝撃につつまれました。」

ーーーーーーーーーーーーーーー

アコーディオンのように車はクラッシュしたのに彼女は無傷だったそうです。力を抜いていたから、助かったと警官に言われたそうです…

私はこの本を読んだ数日後に、
体の使い方をまなぶワークショップに参加するタイミングでしたので、
この自動車事故にあった彼女のレッスンは、私にも必要なものだと感じました。

自分の人生を生きていない、と感じているけど、どうしていったらいいのかわからない方。あなたの自然治癒力を目覚めさせるホメオパシー療法が助けとなるかもしれません。ご興味のある方はこちらのHPから、どうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

五味太郎さん

図書館で、五味太郎さんの子ども向けの本をみつけました。

私は五味太郎さんとか谷川俊太郎さんの作品を読むと、
どきっとする、いや、ぎくっとします。

自分の心の底で思っていることや、
子どものころには感じていたのにいつのまにか忘れたり、
すり減ったものをつきつけられたような気がして、ぎくっ!!とするんです。

今回みつけた本は
「じょうぶな頭とかしこい体になるために」(ブロンズ新社)というタイトルで、
かしこい「頭」とじょうぶな「体」が逆転しているところに、
すでにちょっとぎくっとしました(苦笑)。

はじめにこんなことが書いてあります:

『大人の言う事は素直に聞いて、
決められたことはきちんと守り、
出された問題にはうまく答え、
与えられた仕事はだまってやる。
決してさぼったり、ごまかしたりしない、
それが「かしこい頭とじょうぶな体」のよい子です。

言われたことの意味をたしかめ、
決められたことの内容を考え、
必要があれば問題をとき、
自分のために楽しい仕事をさがし出し、
やるときはやるし、さぼりたいときはすぐさぼる。
これが「じょうぶな頭とかしこい体」を持った、これもまたよい子です。』

本の中味は、子ども達の疑問、悩みと思われることに
五味氏流の答えが書かれているのですが、
どれも無邪気そうに書かれていて実際サティリカル(汗)。
ヒヤヒヤします。
読み終わったら、
あっしはいつのまにかこんな大人に成り果てていました…親分、すみません、
と五味氏に謝りたくなりました。

一見、子どもを理解しているよ〜、わかっているよ、いいんだよ〜と
子どもよりの意見を述べながら、
最後はうまく「社会でのよい子」に導こうとしている本はたくさんありますが、
五味氏の本はその手の本ではありません。

彼が自分で考え生きて経験してきて、本当に感じたまま、
子どもの純粋さをもったまま、答えた本だと感じます。
こりゃ、子どもの心に響くだろうな….

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私が一番ぎくっとしたのは:
”わたし ぼーっとしているのが好きなの ぼーっとしていてはいけないのか”
というお題のものです。一部抜粋させていただきます。

『せっせと勉強して、せっせといい学校に入って、
さらにせっせと働いて、せっせとお金を稼いで、
せっせとお金をためて、そして何をしたいかというと、
ぼーっとしたいんだと、これは笑い話です。』

それから、こんなことも:

他にも ”なにがしたいのか自分でよくわからないんだ”

というお題にはこんなことが書かれていました:

『人間にある目的、目標が生まれるのも自然なら、
それに向って努力するのもまた自然です。
その目的、目標がどんなものなのか誰にもわかりません。
当人にもよくわかりません。
そしてとりあえずの目的、目標がないというのもまた自然です。
その状態でいわゆる努力しないのもまたあたりまえです。
そこのところが分かっていない人が多すぎます』

ぎくーっ
この本は子どもでなく、大人が読んだほうがいい本だと思いました。

動物のきもち

先日「動物と話せる女性ハイジ/アニマルコミュニケーター」(ワニブックス)
という本を読みました。

読んでみて正直「本」として中身が濃いかはさておき、
彼女が伝えてくれる動物たちの気持は、とても興味深く、
色々なことを考えさせられました。
特に今は猫を飼っているので、
すとーんと心の中に動物たちの気持が入ってくるような気がしました。

ハイジさんは小さい頃から動物達の気持がよみとれるところがあったらしいです。
動物の気持を読むといっても、動物達と人間の言葉でやりとりするわけではなく、
動物達は彼女になにか伝えたいイメージを送ってきたり、
味や音や怖さなどの感覚をハイジさんに伝えてきて、
それを彼女が人間の言葉に言語化しています。
(動物によっては、人間の言葉を短いながら伝えたりもできるそう)

彼女が動物の気持をよみとる動画はYoutubeにもたくさんアップされています。

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へーっと驚いた楽しい例をだすと、
彼女が実家で飼っていた1匹の猫は、
クリスマスなどのときの綺麗にテーブルセッティングされたテーブルの上に乗っかって、グラスなどを倒すことなく、
しっぽを振り振り食器の間を上手に縫って歩きまわっていたらしいのですが、
そのときのその猫の気持は、
”何も壊さずにすいすいと食器の間を縫って歩くことが
すごく得意げで楽しかった”そうです。
ディズニー映画にでてくる猫とかがやりそうな行為ですが、
あれ、猫は楽しんでいるんですね。

他には、
ある猫が楽しいイメージとしてハイジさんに送ってきたものが、
飼い主と穴みたいなところで一緒に遊んでいる映像だったそうなんですが、
その映像のことを飼い主の若い男性に尋ねると、
ある雪が積もった日にカマクラを作って、
その中にその猫と一緒に入ってじゃれたり携帯で一緒に写真を取ったりして過ごしたことがあったそうです。
そんなこと人間が勝手に楽しんでいるだけかと思ったら、
猫も飼い主と一緒に楽しんでいたんですね、
そうやって一緒に過ごすことが楽しいのは、
私達と同じ気持なんだなって妙に感動しました。

涙をさそった例だと、
猫が突然凶暴になって噛み付いたりするようになって困った家族が、
ハイジさんに相談して気持を読み取ってもらったら、
その猫と小さいときからいつも一緒だった飼い主が、
進学をするために家を離れたことが原因でした。

ずっと一緒にいたのに突然いなくなって、
猫は相当に悲しい思いをしたそうです。
最初はなぜその飼い主が家に帰ってこないかわからず、
ずっと帰りを待っていたそうですが、
その悲しみや寂しさがいつのまにか怒りに変わってしまって、
その飼い主がたまに家に戻ってきても爪をたてて威嚇していたそうです。

ハイジさんからそれを聞かされた飼い主は愕然として、
とにかく猫にあやまり続け、好きだよという思いを送り続けていました。
動物は人間の言葉がわからないかと思いきや、ちゃんと話せば伝わるようです。
だから留守にするときや、
長く家を空けるときはきちんと何度も説明してあげたほうがいいなと思いました。

動物達に異変がおきたり、なにか調子がわるかったりするのには、
ちゃんと原因があって、
それは人間が病気になるのと同じプロセスだなと、
ホメオパシー療法をやっているものとして感慨深かったです。

私が個人的に特に興味深いと思ったことは、
ハイジさんを通して説明された動物達の気持に
「感謝」「ありがとう」がなかったことです。
飼ってくれてありがとう、とか、感謝している、という言葉はなかったことです。

その代わりとなる言葉は、飼い主さんのことが「好き」でした。
よく考えたら、ありがとう、感謝、って、
人間が宗教的に考えだした言葉なのかも。
社会として成り立つのに必要な言葉だったのか、
もしくは人間がもてる特別な感情なのか?!
動物達にありがとうという感情や言葉やイメージはないのかもと、
ちょっとした発見でした。

人間は、飼ってあげている、と上から目線で、動物達に「感謝」や「ありがとう」を人間同志のように期待しているかもしれないけど、
動物達にしたら上も下もないわけで、
ただ一緒にいる飼い主が好きか嫌いか怖いか怖くないか、
そしてそこの家でエサをくれるのかくれないのか、
その家にいてもいいのかどうか、だけなのかもしれないです。

別の言い方をすると、
人間は動物はペットという位置づけですが、
動物からしたら人間と自分達は同等なんだと思いました。

ホメオパシー療法は動物にも使えて、動物専門で診ているホメオパスも結構います。
私はいまのところ動物は診ていませんが、
ハイジさんの本と動画をみたことで、
動物も人間と同じように扱えばいいんだなと
(飼い主さんから情報を得たりすれば)思えて新たな発見でした。

上述の猫みたいに、
誰かを失ったショックや悲しみから抜け出せないもしくは調子を崩している方には、
ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。ご興味のある方はこちらのHPへどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

直感に従う

姫路の山間部に越してきて2年が経ちました。

東京からここへ移り住むという一大決心をしたのには、
東日本大震災があったからです。
当時は東京に住んでいましたが、
地震で波のように揺れる電信柱をみながら(東京でもそのくらい揺れた)、
そしてテレビで何度も流される津波の映像をみながら、
明日がいつも来るとは限らない、を実感しました。

いつまでも同じように暮らせるわけじゃない、
いつかやろうと思ったことができるのは今かもしれない、
だから後回しにしないで望むように暮らそうと夫婦で決めました。

ここに越してきてから、
知り合いもツテもなかったこの土地にどうして?とよく尋ねられます。
本当に自分達でも、ここを探し当てたことが不思議です。

引っ越すことを決めても、
日本国内で自然豊かなとこならどこでも良かった私達。
選択範囲が広すぎて逆にものすごく迷いました。

当時は原発事故の放射能の影響を考え、
引越すなら西部へ、というのが唯一の条件でしたが、
それにしてもせまい日本であっても、候補となる場所は無限にあります。

選択肢にあがってくるのは、以前に旅行などに行って、好意を持った場所。
そういう場所は幾つかありましたが、
観光で訪れるのとは違っていざ住む、となるとう〜む、
という感じで心が納得しない。

結局は具体的な条件を足さないと絞れないので、
我が家には必要な「国際空港からそんなに離れていない場所」を選ぶことにしました。
そうなると、関西空港と福岡国際空港のある場所の近県ってことになります。

それですぐに思いついたのが兵庫県でした。
なぜ兵庫かというとものすごーく単純なのですが、
その頃まわりに兵庫出身の人が二人(別々の知り合い)いて、
その二人とも気が合うと感じてたからです。
彼らは神戸の出身でしたが、
もしかして兵庫って私達と気が合うかもと思ったのです。

その後、連休を利用して数泊しながら、
兵庫の田舎をめぐることにしました。

宿泊先はこの際だから古民家を体験してみようと、
行先と古民家をキーワードとして検索したら、
最初のページに、現在住んでいる我が家の売り家情報がヒットしたのです。

東京の10分の1以下(!)の値段で売られていた古い家、
間取りも載っていました。
その間取りが、私が常々希望していた平屋。
しかも家の裏には川まで流れているし、
ありがたいことに畑までもがついてきます。

ということで、住む地探しは、
いきなり具体的な不動産物件を見に行くことから始まりました。

実際に家をみたときは、
あまりの古さとぼろさにかなりひいたのですが、
しかし環境とお値段(安い)が素晴らしすぎ。
可愛い里山という感じで、その集落ともすごく「気」が合うと感じました。

その後は数日かけて、他の兵庫内の土地等も訪れましたが、
この家がある場所ほどは気に入りませんでした。

旅行の最後に、
もう一度この家に戻ってきてじっくりと眺めることにしました。
ここが住む場所だろうと直感的に感じてはいたのですが、
あまりに衝動的な気がして(最初に訪れた最初の家だったので)、
自分の直感を疑ってました。

決めかねてぼんやりと家の裏の畑にしゃがんでみたら
クローバーが生えていました。
それで思わずお願いしました
「神様、この家を買う選択が正しいなら、ここに四葉のクローバーがあってください」。

そうしたら、はい、あったんです、
その茂みに四葉のクローバーが1本。
すぐにみつかりました。

うっそー → それでも自分の直感が信じられないヤツ。

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(↑クローバーのあったところで、カマキリをいじっているニャンコ)
その後購入までに少しジタバタしましたが、
クローバーをみつけた日から6ヶ月後には我が家はここに移り住んできてました。

今ではこの移住は、これまでの人生の中で最上位に入る良い選択だったと思っています。

潜在意識と合致した選択をしているときって、
偶然なども重なってどんどん物事が動くってことを再認識した出来事でもあります。

直感に従う、大きな決断ほど大事なことだと、振り返って思います。

あなたのレメディとは?

ホメオパシー療法には、
自分でキットからレメディを選んで使うセルフケアと、
ホメオパスにかかるという選択があります。

長いことor 繰り返し抱えている不調がある場合は、
ホメオパスにかかることをオススメします。
例えば、不眠の状態がずっと続いていたり、数ヶ月おきに膀胱炎になるとか、
偏頭痛ともう10年以上つきあっている等です。

身体じゃなくて心の問題でも同じです。
転職をなぜか繰り返してしまう、
両親との確執があって親といると精神が不安定になる、
育児中にイライラして良くないとわかっているのに手をあげてしまう等。

一時的な問題でなく慢性的に患っているケースというのは、
セルフケアでよくなることは難しいので、
ホメオパスにかかるほうが早いし、有効です。

なぜかというと、
セルフケアのレメディには限りがありますし(多くて42種類ほどしかキットに入ってない)、
レメディの強さ(濃度)も限られていますので、
キットのレメディでは弱すぎたり、強すぎたりするし(一時的に悪化することも多い)、その経過をみる法則がわからないと、
自分で管理することは(=治癒していく方向に持っていくことは)、
私はなかなか難しいと思っています。

慢性的なケースというのは、
なるべくその方に深く合致するレメディを探すことが重要です。

その方にピッタリ合うレメディのことをクラシカルのホメオパシー療法では「シミリマム」といいます。

わかりやすくいうと、「あなたのレメディ」と言えるかもしれません(正確にはあなたにもっとも類似したレメディという意味です)。

ホメオパスにかかってあなたのレメディがみつかればサイコーです。
なぜなら、あなたのレメディがわかれば、そのレメディで今後のあなたの人生で起こる様々な心身の不調に対応することが可能だったりするからです。

とはいっても、それがあなたのレメディどうかを判断するのは難しいのです。

ストイックに定義しているイタリア人の巨匠ホメオパスの文言をあげると、
そのレメディだけでその人の一生の問題を(風邪でも捻挫でも更年期でも)
全てカバーできるレメディがシミリマムなんですが、
彼によるとそれを見極めるのに2年はケースを追いかけないとなりません。
一時的な回復なのか根本的なものかが、短期間ではわからないからです。

ところが、現実には療法が進んでレメディが確定してきて主訴が改善すれば、
その後はクライアントさんは来なくなるものですし
(治っているのに再診に来る必要もないですからね)、
逆にものすごい重症&複雑な症状の方で長期間かかる方だと、
症状が刻々と変化したりしますので、その都度レメディを変えていく必要があり、
そのレメディだけに留まるケースではなかったりもします。

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最終的に選ばれたあるレメディにより、
実際に主訴をはじめ心身全体が改善したので、
”恐らく”これがあなたのレメディでしょう、と言うことはできるのですが、
真の意味でそれがあなたの人生で1つのレメディ=シミリマムかというと、
上記の定義でいえば「恐らく」としか言えないのが実情です。
その後の追跡調査が実際にはできないので断定ができません。

しかも、あなたのレメディをみつけること、
そんなに簡単なわけでもないのです。
人によってはみつかりやすいこともありますが(像がシンプルな人)、
性質が閉じている方(その人の本質がわかりにくい)や複雑な病歴、
薬やホルモン剤などを長年とっている方の場合は、
あなたのレメディに簡単に行き着かず、
その前に色々なレメディを使う必要があることもあります。
(当然ホメオパスの力量の問題も大きくかかわってきます)

しかし、恐らくこれがあなたのレメディでしょうと思われる、そのレメディがあなたの自然治癒力を整えていく力は、かなりミラクルで、私はこのミラクルみたさにホメオパスをやっていると思います。

ということで、ホメオパスにかかってみたいと思った方は、こちらのWeb Pageへどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

2020.9月後記↓
あなたのレメディについて(シミリマム)は、現在は全くこだわっていません。
シミリマムとは、ホメオパシー療法家の不要な「こだわり(エゴ)」もしくは「原理主義的な考え」では?!と思っています(苦笑)。
わたしにとって大事なのは、クライアントさんが、「今」困ってる症状にフォーカスして、それをなんとか改善すること、ですのでそこをヘルプしてくれるレメディやエッセンスを選んでいくようにしています。