「才能」と「憧れ」

魂の役割、使命というような言葉がありますが、
自分のそれが何かを切実に知りたいという人は多いと思いますし、
実際、お金を払ってでも誰かにそれを教えてもらいに行く人もいます。

スピリチュアルな言葉でいうと、
その人の「ブループリント」という言い方になると思いますが、
要は今の肉体を持って、この世に生まれてくるときに、

この3次元世界で、こういうテーマを追求&探求しよう

といった、自分のソウルグループやガイドたちと設定してきた
「魂のプラン」のことです。

私個人の感覚でいうと、

それをしていたら、
どんどんやりたくなって、
どんどん追求したくなって、
”底なし”というか”天井なし”に進めて、
次のレベルがどんどん展開していくもの、
それがそうなんだと思います。

それにエネルギーを注ぎ込んでるのに、
疲れをあまり感じなくて、
エネルギーも枯渇するどころか、
やってるとイキイキとして、
飽くことなく続けていけるもの、それがそうなんだと思います。

何故なら、それは自分の深いところから溢れてくる
”創造エネルギー” とつながっているから、だと分析できます。

途中で挫折したり、
うまくいかないことやブランクも体験するかもしれないけど、
それでもやっぱり、そこに戻ってきてやってしまうもの、
それがそうなんだと思います。

平易な言葉でいうと、
その人が持って生まれてきた個別の「才能」とも言えます。

才能は、
社会的な職業として成功する類のものもあるでしょうが、
普通に暮らす中でみられる、
その人の段取りの良さとか、
人同志の輪を取り持つ才能とか、
優しい言葉がけができる才能みたいな
小さなコミュニティの中で発揮されるものも同等だと思います。

一方で、これをしたい、やってみたい、こんなことが好き、
という言葉で表現される思いを誰しも持ってるのでは、と思います。

これらも、その人が持ってきた才能の1つの側面かもしれませんが、
これは実際にやってみて体験してみないと、
それが魂のブループリントで設定してきたものなのか、
それとも、過去に(もしくは過去世で)
やりとげられなかったいわゆる
「憧れで終わったもの」だったのかが
わからない仕組みになっているんじゃないかなと思うのです。

私個人でいうと、
仕事としてやらせてもらっている
エネルギーのこととか、
精神世界、スピリチュアルなことは、
全ての事象の中で、最も自分が関心があることで、
それに最もエネルギーを注いできてると思います。

最初のうちは、何で私が(他にそういう人はたくさんいるのに)
こんなことしてるんだろう ?! と
自問しながらしていたけど、
追求していけばいくほど、どんどんのめり込むし、
やればやるほど、次のステージの扉がひらいていくし、
理解度がどんどんあがっていく感覚を感じています。

ちなみに、趣味のテニスもそんな感覚です。
傍目からみたら、
単なる素人のおばさんテニスなんですが苦笑、
やってる私自身の内側の感覚は、
もっとやれる、やればやるだけ面白くなって、
追求をやめられない、そんな体感なのです。

一方で、「歌う」こと、
これを叶えたいと過去に思っていました。
体全身で腹の底から歌う人をみると、
胸が熱くなって涙があふれてきて、
自分もそういう表現をしてみたいと思っていました。

そしてボイトレに通いました。
おかげさまで、歌は、なんとか人並みレベルにはなったのですが、
歌っていても、テニスやエネルギー療法でみられる”天井なし”の
内側の感覚はいつまでたってもやってきませんでした。

というより、天井がいつまでたっても、そこにある感じ(笑)。
努力して練習しなきゃという思いはあっても
(マインドで強行しようとしてた)、
気づけばいつのまにか歌っているとか、
歌のことばかり考えてるという自分になることは、ありませんでした。


ぐーっと引いた視点で分析するならば、
私にとって「歌で表現したい」「歌いたい」というのは、
叶えられなかった過去もしくは過去世での「憧れ」だったのだと思います。

ボイトレに通って、歌をうたう体験をしてみた自分がいえることは、
歌う表現は好きだけれど、それは、私の憧れであって、
才能ではなかったんだな、ブループリントに刻まれてはなかったんだな、
と腑に落ちた感じです。

あきらめとは異なる、スッキリした感覚です。
やり残したことを完了させた、そんな爽やかな感じがしたのです。

つまりは、この ”完了” 体験をすることが、
ブループリント上で計画されていたのだと思います。

ということで、まとめるならば、

「才能」と「憧れ」、
どっちもこの世で実際に使ってみること、
やって動いて、体験してみる、

それこそがこの世でやること、
あなたの魂が望んでいること、という結論になるかと思います。

↑クリスタル、にみえる…….気温がかなり下がった朝のメダカ鉢に張った輝く氷です。
(この写真の鉢にはメダカはおらず、雨水だけ入っています)

ーーーーーーーー
5月末くらいに、加古郡稲美町のニューコラボで、
歌ったり、演奏したいという思いを叶える「音楽まつり」を開催したいと思っています。

人前で歌ってみたい、演奏したいと思ってる方は、
ニューコラボのインスタでのお知らせをチェックしてしておいてください〜

腸内細菌レメディプログラムFinal

2021年に複数のグループを組んで、
腸内細菌レメディプログラム(詳しいことは過去の投稿から
というものを提供しました。

このプログラムは、チャクラを順番に整えていくのに
効果がありますし、
チャクラと関連する人生の段階ごとのテーマなども知れるので、
とても有益だなと思い、
その後も希望者には個別に提供してきました。

ただ、既に一巡した感がありますので、
今年の開催を最後に、
このプログラムを提供するのを終わりにすることにしました。

今回で最後となるプログラムは、
ニューコラボという場所ができたこともあり、
対面という形で、
そしてチャクラを体感するワークなんかも含めた
対面ならではの内容で提供しようと思います。

ということで、このFINALとなる回のプログラムに
参加するメンバーを募集致します:


腸内細菌レメディプログラム2025

プログラム内容:
●第1チャクラ 〜7チャクラ に対応している腸内細菌レメディを
 1から7まで順番に、1ヶ月ごとに摂取していく
●それぞれのレメディをとって起きたことについての
 シェア会を1ヶ月ごとに開催する
●シェア会では、チャクラとは何かを知識として学びながら
 同時にチャクラというエネルギーセンターを
 体感できるようなワークも行う
 
期間:
2025年2月〜9月まで
(7種のレメディを取り、7回のシェア会が終了するまでの期間)
レメディの郵送は、1月末から2月初旬頃
レメディ到着後、各人が任意の日にレメディを取ります

第1回目シェア会: 
3月10日(月)10時〜12時頃まで
加古郡稲美町 ニューコラボ内講座ルーム

→ このグループは枠がいっぱいになり締め切りました。
他の曜日で追加グループをつくりましたので、
次の記事をご覧ください。


*シェア会は基本的に第2月曜日10時ですが、
少人数グループなので
メンバーの都合により相談の上、
変更する可能性もあり
 
シェア会予定日:
1回目3/10(月)、2回目4/14(月)、3回目5/12(月)、
4回目6/9(月)、5回目7/14(月)、6回目8/11(月)、7回目9/8(月)

料金:
24.000円税込
(全レメディ代金と7回のシェア会料金込み)
*最初に全てのレメディを郵送する関係で一括のお振込みとなります。分割払いをご希望の方は、ご相談ください。

募集人数: 5 名くらい 募集終了 次の記事をご覧ください。

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参加ご希望の方は:

①お名前(読み仮名もお願いします)
②ご住所(腸内細菌レメディを郵送します)
③電話番号(緊急のときの連絡先として)
④簡単でよいので志望動機
をご記入の上、 

e-mail: customerarnica@gmail.com まで送信してください。

申し込みの締切は、レメディを発送し終わる2月8日になります。


申し込みを受け付けて、お支払いを頂いた方から(振り込み先は申込み後に
お知らせします)、レメディを郵送していきます。

このプログラムについて質問や疑問などあれば、上記のメールアドレスまでご連絡ください。

苔に光があたるように、腸内細菌に光をあてる….(意味不、笑)。
地味なプログラムかもしれませんが、8ヶ月ほどかけて行うので、
深いところから変容します。
変容するというのは、キラキラすることばかりでなく、
地に足をついて自分という人間のパターンや思い込みなどを
しっかりみていくことでもあります。
そういうことを一人で行うのはなかなか精神的に難しいのですが、
グループのメンバーとみていくことで、それがいつのまにかできてしまうのです。
人の存在、力というのはすごくて、そしてそんな自分も誰かの力になってる、
それも体感できるシェア会になると思います。

ご応募、お待ちしています。

ニューコラボができるまで 8

7の続きです。

ここから、リフォーム工事の話になります。

リフォーム工事は、1つ前の記事で触れた建設会社さんにお願いする予定でした。

ところが、その社長さんが
リフォーム工事の見積もりに来たときに、
いつ、ニューコラボのリフォーム工事ができるかわからない、とおっしゃるではありませんか。

それは、今年の夏頃に大きなヒョウが降ったことと関係していて、
ヒョウにより穴があいたり凹んだ家屋の改修工事のオーダーが、
その会社に殺到していたのです。

それらのイレギュラーなオーダーに加え、
すでに受けていた新築のオーダーも重なっていたので、
ニューコラボのリフォーム工事に着手できるのは、早くて数ヶ月先、
正直にいうなら、いつスタートできるか今の時点で確約できないというのです。

一方、私は物件を既に入手していますし、
リフォーム工事は、予算の関係もあり最小限しか触らない予定で、
何をしてもらうかも具体的に決めていたため、
見積もりを出してもらったら即決して、
一刻も早く工事をスタートしてもらうつもりでした。
ですので、この展開に少なからず驚きました。

その建設会社さんの仕事についてはとても信頼していましたので、
この展開を受け入れるなら、
数ヶ月待つというのも選択肢としてあったかもしれませんが、
それを想像するとモヤモヤしました(つまり、心の奥の私が違うと言ってる)。

それで、私は「時期」と「やる気」を優先することを選びました。
(時期をずらすと、私を含め、一緒に働く仲間のやる気がそがれると思ったので)

最終見積書を出してもらった段階で、
工事着工期日についても、具体的な日付をだしてもらい、
それがわたしの待てる限度の今夏以内ならお願いしよう
(物件契約日は5月11日だった)、
それ以降の日付なら、お断りして他を探そうと決めました。

結果、建設会社さんが提案してきた具体的な期日は、
夏ではなく、秋真っ只中の10月着工でした。
(それでも、この日程にするため社内会議してくれたそうです)

自分が何を選ぶかが、はっきりしていましたので、すぐにお断りのメールを送信し、
送信してすぐに一緒に働くかなこさんに電話をしました。

なぜかというと、その少し前に、
工事を建設会社がいつやれるかわからない事情を相談したら、
かなこさんが、心当たりの大工さんがいると話していたからでした。

その心当たりの方が、
ニューコラボのリフォーム工事をしてくださった稲美町の「藤森建築」さんです。
電話でコトの経緯を説明すると、藤森さんは、私が希望の今夏着工が可能で、
逆に秋以降だと無理だったということがわかり、タイミングが完璧に合致しました。

藤森さんは、30代のいわゆる若い大工さんなのですが、
話してると、含むところがゼロの(暗にほのめかす、とか、にごすみたいなまわりくどさがない)明快な方で、話が通じやすく、
しかも、昔の大工さんのやり方で修業されて独立された方なので、
使うものもできるだけ自然素材推奨と、まさに願ったり叶ったりの人でした。

彼は、人としてみても非常にポジティブな人格で、
できないところで止まらないで、できることをどんどん進めてくれるのが頼もしく、
一方で、こちらの要望など話したことをちゃんと細かくメモしているところもあり、
あれを忘れてた、ということがほぼありませんでした。
大らかさと細かさの両面を備えてる珍しい人だなと思います。

また、若さの利点?であるLINEなどを使って、工事の進捗状況を写真や映像で丁寧にあげてくれるところも、お互いに確認ができて誤解が起きないので非常に助かりました。

工事を頼んだのが、暑い夏のときでしたが、
ちゃんと夏休みをとってお子さんたちと家族で旅行にいくことも計画していて、それを聞いても、仕事と私生活のバランスがとれていていいなと思いました。

メンタルのバランスがとれてる人の仕事というのは、
そういう波動を放つので、
それはリフォームしてくれた家の中にも現れてると思います。

もう1つ、目に見えないことで、すごく助かったのが、ご近所の方々と、
非常に人懐っこく関係を築いてくれたことです。
工事期間中、車を敷地内に停めさせてもらったお隣のS子さんや、裏の家のHさんは、
わたしが現場に行けない日々に、藤森さんにコーヒーやらスイカを毎日差し入れてくれて(施主は私なんですが爆)まるで息子のようにお世話されてました笑。

工事期間というのは、近隣の方々には工事の音がうるさかったり、搬入で道をふせいだりしてご迷惑をかけるときなのに、逆にそこに彼がいることで、ご近所さんは日々彼に話しかける楽しみみたいなのを持ったようにみえました笑。このような関係がニューコラボをオープンしても摩擦を起こさない流れにつながっていますので、ありがたいことです。

余談で、その後、お隣のS子さんは、藤森さんに家の中の修繕工事まで依頼してました、これもコラボですね。

唯一、困ったことは、リフォーム工事が終了する頃に、それまで全てのことを藤森さんにお願いしていたので、今後、彼が現場に来なくなると、私が全てしなければいけない、と気づき、アワアワしたことでした苦笑。

その自分の状態をみて、どんだけ信頼して任せていたんだろうと気づき、
そういう安心して任せられる工事をやってもらえてありがたかったな、
ラッキーだったなと思いました。

ということで、1月下旬にインスピレーションを得て、
物件を探し&みつけリフォーム工事が完了して、
正式にオープンしたのが、9月下旬となりました。

こうやって振り返ると、何かを形にしていくときというのは、
インスピレーションや、こうしたいと思ったことについて、
とにかくやってみる、動く、が大事だなと思います。

動く、それは当たり前のことなんですが、
天からラッキーが降ってくるわけではなく、
なにか良いことが先に現れるから動くのではなく、
こちらが動くから、その流れに合流できて、それをつかむことができるのだと
わたしは体感しました。

また、カタチをつくりあげる過程で、大小たくさんのことを選択したり、
決めていくことがありました。
いろんなことが起こり、それに対処しないといけなかったりもしました。

そういうとき、まずは、あ〜どうしよう!?と思うわけですが、
どんなことにも必ず解決法がある、ということも体験しました。

「解決法は必ずある」を確信したので、
今は、何かあっても、解決法はなんだろう〜とゲームのように攻略しています。

自分の心の奥にある自分の望み、
それに呼応して外側で起きてくる事象、
これらのサインの意味を読み取り、不要なものは脇に流しながら、
自分独自の人生の波にのっていく
そんなゲームのような体験をさせてもらったなと思います。

その後も、人生のゲームは相変わらず続いていますが、
「ニューコラボができるまで」の記事は、これにて終了となります。
読んでいただき、どうもありがとうございました。

↑こじんまりした昭和な和室。小さい子がいるママ達には和室が好まれます。
畳を入れ替えるとき、値段を勝手に想像して安い方を選択しようとしたら、
藤森さんが、そんなにびっくりするほど国産の値段は高くないんですよ、とアドバイスをくれました。ほんと、その通りで、国産イ草の畳にして良かった〜ほっとする空間です。






ニューコラボができるまで 7

6の続きです。

いざ物件の購入となったときに、我が家のお金の使い方について
どうやってダンナさんの心をYESに動かしていったのかを書いておこうと思います。

ニューコラボができるまで 1」にも書きましたが、
ダンナさんは、最初のうち、完全にこの私の計画に対しては不機嫌でした。
できたら、やめてくれよ、という姿勢でした。

今後、レンタルスペース代としての収入を見込めて
例えマイナスにならなかったとしても、
儲かるビジネスプランでは全くないので、
お金を出す側としては、それは当然かもしれません。

「お金」という面で、
彼がこの計画を受け入れる気持ちに確実に傾いたのは、
物件の土地が人気がある場所だということを
不動産会社のY田さんから聞いて、
どうにもならなくなったら売却できて投資したお金が戻ってくる安心感を
持ったからだと思います。

その図式でみると、
古家付きの購入代金は、今後よほど何かの事情で地価が下がらない限り、
将来的に回収可能と考えることができて、
マイナス支出となるのは(回収できないのは)、
ざっくりみると、リフォーム代金ということになります。

土地&家屋購入代金にリフォーム代金を合わせた合計予算は、
2000万円でしたので、そこから計算すると
リフォーム想定価格は、620万円で、これが回収不能と見込まれる金額になります。

このお金の使い道のように両者が望むことにズレがある場合、
ビジネス仮プランのように数字上での説得や、
論理的な説明をしても、
どっちが正解となるか、どっちの見通しが合ってるかの論争になり、
もめることは必須ですので、
私は、そういう切り口での話はしませんでした。

ただ、わたしがそれをしたいんです、
人生の終わりの死ぬときに、ああ、あれができなかった、と思って
死にたくないんです、だから、やらせてください、
わたしはチャレンジしたいんです、お願いします
という自分の気持ち中心の話をして、頭を下げました。

このように話すと、こちらが気持ちでぶつけてるので、
相手も、相手の気持ちを軸に応えるという流れになります。

気持ちだけでいうならば、ダンナさんは、
やってみなよ、という気持ちなことがわかりました。

ただ、損となることはしたくないよね、
みすみすお金を捨てるようなもんだよね、
というのがひっかかっているのでした。

そこで、そこを動かすために使った
私の説得法は、こういうものでした↓

ニューコラボ計画で回収不可能と思われてる資金部分は、
ざっくりいうとリフォーム代金部分だよね。
だとしたら、このお金を私がどう使いたいと言ったら、
あなたは満足する?と問いかけました。

こういうお金があるとき、
人によっては、自分へのご褒美にと、
豪華クルーズ船にのって世界1周の旅に使うかもしれない
南国の島にいって長期バカンス気分を味わうかもしれない
最新の高級外車を買う人もいるかもしれない
ブランド品の服を買ったり
エステに通ったりして毎日綺麗になって満足する人もいるかもしれない
または趣味の活動に使うかもしれない
グルメを味わい尽くすかもしれない
田舎に別荘を買う人もいるかもしれない

これらの例は、
あー楽しいという気持ちや、
あー素敵という満足感や、
豪華な外側の物によって満たされた感を味わう体験をしている。

このような楽しみや余暇や趣味の体験にお金を使うとき、
人はそこに大金を支払っても、
そこから、利益を回収しようとは思わない。

私は、お金の使い道として、そういうものを選ぶこともできる、
でも、私が選んだのは、チャレンジという体験、
私は、お金を使うなら、そこに使ってみようと思ったんだよね。

みたいな説明をしました。

そしたら、ダンナさんは、

わたしが高級車を買いたいと提案して、
その車に乗ってるところと、
ニューコラボの物件を買って、日々チャレンジしてる姿を
頭の中でシュミレーションしたのではないかと思うんですが、
後者でいる私をみてるほうが、自分も心地よいと思ったのではないかなと思います。

そこから、お金をこの計画に本当に使うのかどうかという議論は、
ほぼしなくなりました。

もう少し深く分析するならば、彼もチャレンジしたいと思っていることがあるから、
(でも今はまだ勇気がでなくてしていない)
私が、ただ楽しんだり、物によって満たされるよりも、チャレンジを選んだことを応援したいと思ってくれたのではないかなとも思います。

という感じで、ダンナさんはお金の使い方のお目付役みたいに、
毎回、物件を一緒に見に来て、
建物の構造や、どこがよくないとか、
男性目線のとても有益な意見を出してくれたので、非常に助かりました。

そして、物件を毎回見に行くうちに、
彼の思考が、「本当に買うのか」から、
「買うならどれにするか?」→ 「どれを買おうか」
みたいな具体的な選択の流れに
自然とシフトしていったのを感じました(洗脳?笑)。

私が決めたやりたいことだからと、
一人で物件を探し、一人で見て決めるのではなく、
物件をみて吟味する段階を、一緒に体験できたのは、
とても良かったと振り返って思います。

お金という面で彼は協力者であり、この計画をすすめる上で、
彼の立場らしい関わり方をしてくれたこと、ありがたいなと思いました。

後になって、彼が最初に反対の気持ちを持っていたのは、
心理的にみるならば、小さな男の子のように私が外にでていくのは、
寂しかったんだろうなと思いました。

私がいつも家にいてほしい気持ちがどこかにあったのだと気づいて、
(彼の母は、彼が小さい頃、仕事していて家にいなかったので)
少しせつない感じもしましたし、その思いに共感もしましたが、
そのような気持ちを乗り越えて、応援してくれたことに一層の感謝を感じました。

ということで、
家族からの不協和音が、
話をして一緒に行動をしていくうちに協和音に変化したことも、
ニューコラボという場をつくっていく過程に必要だったなと思いました。

ニューコラボのカウンター、後ろのベンチ、イートインのテーブル、
講座ルームのテーブルは、ダンナさんのDIYです。
私も購入からリフォーム工事終わるころに、決めることが多すぎて、少し燃え尽きてましたが、ダンナさんもまたこれらのテーブルを作り上げたときに頭から黒煙でそうに燃え尽きてました笑。

to be cotinued → ニューコラボができるまで 8






ニューコラボができるまで 6

5の続きです。

3つ目の物件:
カフェ賃貸物件がダメになったので、
不動産会社のY田さんに協力してもらって物件探しを続けることになりました。

この頃には、稲美町だけにターゲットを絞っていました。

そうしたのは、少し前に当時リフォームをお願いしようと
思っていた稲美町の建設会社さんを訪れたのがきっかけでした。

その会社の代表の方は、稲美町”愛”がものすごくて、
その話を聞きながら、何かをやるなら、
すごく好きとか思い入れのある地域でやることを選べば、
わたしがつくろうとしてる場(好きなこと、やりたいことをやってもらう場)と
エネルギーが合致するなと気づいたのでした。

そう思ったら、やはり私に縁が最も深い(共鳴してる)稲美町だな、と思いました。

稲美町は小さな町で、物件自体がかなり少ないという現状もありましたが、
いったんマトを絞ったら、
あちこちの物件に気が散らないというメリットにも気がつき、
自分の軸も定まったように感じました。

そして、このフォーカスに呼応するように、
1つの新着物件が現れました。

市街化調整区域だらけの稲美町にしては、
非常に珍しい市街化区域の中古建物件です。

速攻、Y田さんに連絡して、
すぐに見学させてもらうことにしました。

市街化区域に入ってるだけあり、
前面道路の交通量が少し多めですが、
側面の道路は交通量は少なく許容範囲でした。

しかも、物件から少し離れたところに
7、8台は停められる広い駐車場も付属しているというかなりレアな物件、
まさに店舗にするには、もってこいです。

当日、家の中を案内してくださったのは、
ご主人がなくなられて、今は一人でそこに住まわれてる奥様でした。
とてもお上品な方で、
室内をとても綺麗に使用され手入れも十分に行き届いていたので、
リフォームも必要ない状態でした。

1つだけ私が気になったのは、
シェアキッチンを考えたときに、
台所とリビングが家の一番奥にあり、
玄関から、リビングまでが見通せない造りでした。

通常の住まいなら、それで問題は何もないのですが、
カフェをするとなると、玄関から入り、
階段を通り越して、廊下を歩かねばならず、
ウェルカムな感じが全くしないなと思いました。

台所の裏をリフォームして出入り口をつくり、
そこをカフェの入り口にすることができれば解決しそうでしたが、
台所の裏側は、別の方の敷地と隣接しており、
そこにはすでにシャッター付きのガレージが設置されていたため、
この解決法は取れません。

この点だけがひっかかりましたが、
市街化区域で、リフォームほぼ必要なし、
広い駐車場も確保できるので、
GO! だと思い「購入させて頂きたいです」と
内覧後に奥様にその場で意向を伝えました。

奥様は、売り出してすぐに決めてくれたので嬉しいわと、
笑顔で喜んでくださいました。

唯一、私の気がかりであるカフェへの入り口問題についても、
近日中に一緒に働く皆で内覧させてもらい、
対策を練ってから購入を決めたいですという希望を伝えたら、
いつでも見学どうぞ、と了承してくださいました。

帰宅後、先述のリフォームをお願いしようと思っていた建設会社の代表さんにも
図面を送信をして、カフェの開口部を家の側面に作るのは
可能かなどの相談メールも送りました。

そしたら、その晩です。
物件を案内してくれた不動産会社のY田さんから、電話がかかってきて

「ペルーさん…..実は、ですね、非常に言いにくいのですが、
今日見ていただいたあの家ですが…..、その〜、申込みされてしまったんです」

と、いうではありませんか(!)。

私が物件を見学した後に、もう1組見学予定者がいたそうなんですが、
その男性が、物件をみて購入を即決し、すぐに手付金をATMでおろしてきて、
そのまま、Y田さんの不動産会社に行き、正式な購入の申込みをしたというのです。

ひょえーっ! 

そりゃ、手付金を払って購入の正式な申込みをした人が、
買い手として第一優先ということは、私も知っていましたから何も言えません。

まあ、広い駐車場付きで、あんなに綺麗に管理された家、
しかも奥様は娘さんの住んでるところに引っ越す予定なので、
今ある高級そうな家具調度品(テーブル、椅子、食器棚、本棚、ベッド、エアコンまで)も無料で差し上げますという条件もついていたので、
この条件がぴったりな人が、即決するのも、うなづけました。

先に見学した私が既に「購入する意向」を示していたことも、
その男性の即決&即金、即申込みに、
皮肉ながら一役買っただろうとは思います。

しかし、いずれにしろ、わたしがこの電話を受けてまず思ったのは、
カフェへの出入口の問題がひっかかっていたので、
私はその購入を決めた男性みたいに即決することはできなかった、
だから、これは仕方がなかったな、ということでした。

次に思ったのは、

前回のカフェ賃貸物件もそうだったけど、
今回の物件も、なんならホスピス物件も、

私が GO! と決めたら、

すぐさま No! と言われる事象が起きた。

こんなわかりやすい、神様からのNo! サインってある?!(苦笑)でした。

不動産を購入するときって、額が額なだけに、
失敗しないようにって、慎重になるじゃないですか、
本当にこれでいいの?!って、疑ったり、自問自答したり、
できることなら長く時間をとって考えて結論をだそうとする。

でも、こんなにはっきりと No! サインが、
しかもこんなにすぐやってくるなら、

何も怖がらなくていいな〜と思いました。

No!サインがこなければ、それでOKってことだから、
安心して購入をすすめていけるなと思ったのでした。

この3つ目の物件でのレッスンは、
いいと感じたら、それを信じて即決する!でした
(後から購入決めた男性がしたように)。
そしてこのレッスンは、すぐに有効に働くことになりました。


4件目の物件(今のニューコラボ物件):

3つ目の物件の購入が即日ダメになったあと、
わたしは落ち込むこともなく、
天からNO!サインがもらえるんだ〜と大いに気が楽になって、
すぐにまた次の物件を探しました。

そしたらすぐに(3件目の物件がダメになった翌日)
Y田さんの会社の別支店の広告で、稲美町の新しい物件が掲載されていたのです。

その物件は、「古家付きの土地」として売り出され、
古家解体後の更地引き渡しが条件になっていました。

速攻で、Y田さんに電話して、
まずは古家を残したままの売買は可能かを尋ねてもらいました。

注)親などから譲渡された古家を売却する場合、売却金額=譲渡所得の税金が3000万円までの控除制度あり。この税金控除を受けたい人は、古家を解体して更地として売るか、古家に耐震リフォーム工事をして売ることになるので、古家解体費を払ってでも更地引渡しを条件にしてる物件がある。

確認してもらったら、古家付きで販売することは可能だったので内覧を予約し、今は居住者がいないので、場所と雰囲気だけを先にみようと、物件の外観を見に行きました。

物件にたどり着くと、お隣の家の女性が、
ちょうど門の前をお掃除されているところだでした。

ニューコラボの物件の問題は、近隣に借りられる駐車場がほぼないことで、周辺を歩ける範囲でみたところ大きい駐車場が1つだけあったのですが、見に行くと「1台だけ空きあり」のミニ看板が立っていて、ほぼ埋まってる状態でした。

だから、ここを購入するなら駐車場問題は不可避だなと予想していました。

それで、そのお隣の女性に話しかけて、ダイレクトに駐車場のことを尋ねたら、
近くに近所の人が持ってる土地があり駐車場になってることを教えてくれ、
なんなら、そのお隣の女性の敷地も十分に広いので車停めたかったら停めていいで〜、
というような気さくな提案もしてくださいました。

結論からいうと、このお隣の女性や近所の人の駐車場を借りるということは叶わず、
最終的には、すぐそばの JAさんの駐車場を借りることができたわけなのですが、
あの日、お隣の女性と話をして、
駐車場がなんとかなりそうだという情報をもらわなければ、
私は今の物件の購入には踏み切らなかったかもしれないので、
あの時間に、お隣の女性がちょうど外にいて、
しかも気さくに話してくださったこと、
この出会いも、神のシナリオだな〜と思いました。

今も、このお隣のS子さんとは、仲良くさせていただいてます。

物件の内覧ですが、外観だけでなく中もザ・昭和そのままだったのですが、
平屋物件というのが気に入りました。

これまで見てきたところは、2階建ての家ばかりだったのですが、
逆にこのくらいの方が身の丈に合い、
管理しやすくて維持しやすいだろうなと思ったのです。

という感じで、3件目の物件での教訓を生かし、
内覧後、即、GO! ということで、
Y田さんの事務所まで行き、正式な申込み手続きをしたのでした。

そこから、本契約まで、めちゃくちゃ早かったです。

Y田さん曰く、この物件は、問い合わせがかなり多かったそうです。
理由は、小学校や商業施設が近くて場所がよいわりに、
お値段が手ごろ(1380万円でした)だからだそうです。
(稲美町内の開発してインフラ整備した新築ばかりが立ち並ぶ地区と比べると割安)

だから、私が即決して申込をしなければ、
また先を越された可能性は大いにあったと思います。

広告みて問い合わせて内覧したのも、わたしが一番で、
そのまま即決したから、購入申込みも当然一番でした笑。

契約の日に、売主さんと同席して契約書にハンコを押しながら、
あー、今回は Noサインはなかったな、と心の中で思ってました。

物件決まるまでの話、長すぎましたね笑


to be continued →  ニューコラボができるまで 7

↑こちら、ニューコラボ物件。外観は玄関ドア以外は、触っていないので、ほぼ、そのままです。変にクセがない外観も、よかったです。

ニューコラボができるまで 5

4の続きです。

今のニューコラボ物件に行き着くまでに出会った3つの物件との間に起きたことが、
個人的には一番面白い=神からの導きをダイレクトに感じた出来事でした。

1つ目の物件:
加古川市内の以前ホスピスとして使われていた物件でした。
市街化調整区域ではないのに、お庭が広く、駐車場も4、5台とれるし、しかもホスピスとして使われていたこともあるので、部屋数も十分でした。
そこがホスピスだったときのHPがネット上に残っていて、それを読んでみると、看護師さんや介護士さんのグループが、最後まで人間らしく生きられるようにとつくった志の高い施設で、読んでいて心が温まりました。つまり、そこはとてもよいエネルギー場だったと確認できました。

ここでGO!だと思い、その物件広告を載せていた地元の不動産業者に電話をすると、予想外にとても冷たい対応でした。そこはね〜ホスピスだったんですよ、だからやめときなさいという口調、しかも前面道路が4m以下だから、再建築不可になるかもよ、と売る方向でなく買わないでというセールストーク(笑)。

前面道路の問題は、どうしたら解決できますか?と電話口で食い下がるわたしに、ため息まじりに「ウチでは扱いたくないんですよ(よそを当たってください)」というようなことを最後には言うのです(なんで広告だしてた?!苦笑)。
しかし、不快に感じたこのやりとりは、今後とても頼りになる不動産業者さんに出会うための流れだったのです。

私はできることなら地元の業者さんと取引できたらと考えていたのですが、面倒な物件は扱いたくないというキャパのないこのやり取りで辟易したので、
そのホスピス物件を扱っていた別の大手の業者さんをみつけたとき、地元とか大手とかのフィルターをかけるのはもう、やめようと思いました。

うちでは扱いたくないと言われて、電話をきって、すぐに別の大手の業者に電話をかけたとき、電話をとってくれたのが、F屋不動産、加古川店のY田さんでした(現在は高砂店に異動してました)。
こちらの経緯を説明すると、すぐにホスピス物件の問題と、そこで店をつくるなら、なにをしなければいけないかなどを詳しく教えてくれました。しかも、その時点で判明していないことは翌日役所にいって確認までしてきてくださいました。

Y田さんは、この最初の電話の応対から、最後にニューコラボの物件をみつけ契約するまで、常にこちら買う側の立場で考えて対応してくれて、しかも必要ならば、その後も私の代わりに役所にまで出向いて調べてくださるやり方にもブレがありませんでした。

そこまでしてくださるのは、業者の立場で言えば売買上のトラブル回避なのでしょうが、買った後に問題が発生したり、困ったりしないようにと、こちらのその後のことまでシュミレーションしてくださっているのを感じました。

あの地元業者さんとの不快なやりとりが起きなかったら、私がY田さんに出会うことはなかったので、この不動産探しに強い味方が現れた流れは、偶然などではないと確信しました。

ホスピス物件は、前面道路4m以下で建築された物件でしたが、再建築不可になる可能性はとても低く(救済措置がある)、将来の売買も問題ないことはY田さんの調査でわかりました。
前面の道路が4m以下ということに関しては、限定された営業内容以外での使用は法律上は認められていないけど(寮などはOK)、しかし、現実的には行政の縦割りシステムの関係でそこはチェックされにくく、実際には営業してる店も多数ということもわかりました。ただ、そのこと(法律上は認められていない)を知ってしまったので、この物件はあきらめることにしました。

2つ目の物件:
ここまで、実際に見に行った物件は、7、8件ありましたが、購入しようとまで思えた物件は、ホスピス物件以外にはありませんでした。

この辺りで、かなり気持ちがあせってました。頼りになる業者さんもみつけたし物件がみつかるだろうという確信は心の奥にはあったのですが、だからこそ、逆に何故すぐにみつからないんだろう?と、そういう思考になってきてました。

もしかして、なにか違う視点とか考え方をしなさい、というサインかなとも思ってました。

そうしていたら、ある方がカフェの賃貸物件を紹介してくださいました。
場所が稲美町で、広い駐車場も近くにある物件でした。

私は賃貸物件というのがあまり好きでなく、それは内装リフォーム工事をしたとしても、退出時にすべてをゼロに壊して戻さないといけない契約というのが、非常に無駄なことをしてると思っていたし、借りてるとこちらの自由にはできないという感覚もありました。

しかし、ちょうど気持ちがあせっているところに加え、なにか違う視点が必要なのかと自問していたところでもあったので、賃貸か〜、そうしなさいということかな?と、その流れに従い物件をみにいきました。

そのカフェ賃貸物件は、1Fにカフェがあるだけでなく、カフェの横に和室があり、2Fにも居住できる2つのスペースがあり、まさに考えていた通りの4つのスペースがぴったりとれる物件でした。
一緒にみにいった3人の顔も明るくなって、やる気が一気にあがったことがみてとれました。私もそこでやっていくイメージがわいて、テンションがあがりました。
これはGO! だと思い、賃貸物件を案内してくれた地元の不動産業者さん(前述のY田さんは扱うことができない物件)に、借ります!と即答でお願いして、ワクワクしながら帰宅しました。

その日のうちにに、賃貸契約に関して準備しないといけない諸々の書類の説明などが送られてきて、保証人がいるとかetc., 、それをどうしていくかなど調べたりして、速攻で準備を整え始めました。
そしたら物件をみた翌日の夕方でしたが、物件を案内してくれた業者の男性から、携帯に電話が入りました。
契約の日時のことかと思ったら、物件は貸せない、というではないですか…..(!)

カフェ物件の隣には持ち主さんが住まれており、その方は工務店を営まれているのですが、近々家を改装される工務店のお客様に、そのカフェ物件を仮住まいとして貸すことになっていたというのです。
持ち主さんのその意向を不動産業者は知らなかったというのですが、広告出して、物件まで案内して、えーっ!それはないよ〜と思いました。

仮住まいとして貸す間だけカフェ物件は貸せないので、3、4ヶ月先なら、賃貸できますと言われ、もし借りたいなら、明日にでも(3,4ヶ月先に借りますと)申込みに来てください、そうでなければ、他の人が借りたいと言えば、そちらを優先しますとも言われました。

この提案を聞きながら、この業者さんは売主&自分たちの利益だけをみてるなと思いました。こちらの盛り上がったやる気がつぶれたこと、3、4ヶ月も無為に待たせることには何の配慮もない言動や対応….

このとき、脳内にでてきた言葉は、これはまさに「地主と小作人の関係だな」でした笑。

カフェ賃貸物件は、こちらの望んでいた通りの構成だったけれど、ここを借りたら、
この業者さんや大家さんの対応からして、地主と小作人の関係に入ることになる….
だとしたら、わたしが作ろうと思ってるもの、そこでの人と人との関係とは、根本的に違うものだから、地主VS小作人ベースのエネルギーを発する物件を選ぶとうまくいかないだろうとも思いました。

結局、この時点では、このように交渉しました 
→  3、4ヶ月の間も、こちらは他の物件を探し続けます、
もし、それでもみつからなかったら、このカフェ物件を借りるという可能性はありますが、その際は、私たちを第一候補でお願いします、しかし書面による申込みは致しません。(小作人でなく対等ですと示したい私の”強気の語調”に、業者さんは一瞬黙ったけどOKした笑)。

(後日、ニューコラボの物件がみつかってすぐに、もう借りることはありません、というお断りの連絡はしました)

この第2の物件でのレッスンは、
賃貸物件は自由にできないから、候補にしない
フェアでない関係から起こるものを選択しない
広い庭はなくても(カフェ賃貸物件には庭はなかった)、
近くに公園などがあれば、託児は可能
でした。

to be continued → ニューコラボができるまで 6

冬に向かい咲き始めた2年目のシクラメン、
こんな小さな株なのに幾つも幾つも咲いてくれます。
横でバレリーナのように柔軟に体のお掃除をするミヌ。

ニューコラボができるまで 4

3の続きです。

降りてきた言葉を具現化していく流れで、
一時託児に関することをやろうとしていたみきちゃんも加わることになったわけですが、その兼ね合いにより、ニューコラボの物件探しが迷走していきます苦笑。

しかし、同時に、このことによってニューコラボがどういうものになるかの構想がはっきりしました。

一時託児をやるひと、かなこさんやあきこさんは自分たちがちが興味をもってる社会/市民活動に関することをやればいいし、私はわたしの活動を、そして飲食関連のことをやりたいひとはそれをやればいい、そんな感じで、それぞれのやりたいこと、好きなこと、才能を、今いるメンバーだけでなく、他の人たちも同様に使える場所にすればいいんだ!というカタチが決まりました。

物件探しについても、今、振り返れば、あれは迷走ではなくて、そうなるべきものに導かれていく流れだったのですが、当時は、ログハウス物件にすっと決まると思っていたので、そうならなかったことで動きが停滞したように見えていました。

ログハウスに決まらなかった第一の理由は、市街化調整区域での保育事業が認めらていないからでした。購入をする前に担当部署に電話で確認をしたら、その市街化調整区域では保育事業は認められていないと言われ、断念しました。

ここから物件探しが少々難しくなりました。
わたしの第一希望もそうでしたし、託児のことも考えると尚更お庭もあってのんびりした場所というフォーカスになったのですが、そういう場所は例外なく市街化調整区域なので、あー、これいい!とみつけても、あ、やっぱり市街化調整区域ね…みたいな感じで何も進みません。

そこで、これは何かに気がつかないといけないなと思いました(望むことに近づけないのは、違うレーンにいるからなので)。

それで、市街化調整区域=無理、という脳内の図式を、
〇〇と〇〇をすれば、市街化調整区域でも可能という図式に変えられるように、
実際に役所に出かけ、具体的な指南を受けることにしました。

市街化調整区域の建物で何かしようとすると建築基準法がかかわってくるわけですが、
簡単にいうと、私たちがしようとしてることに既存の建物の用途変更が可能か、というのが焦点でした。(売却中の古民家が居住用として建築されてるなら、それを飲食店や保育事業という用途に変更が認められるかが鍵)

ターゲットエリアにしていた加古郡と加古川市の担当部署を両方まわりましたが、
簡単にまとめると回答は:
私たちがやりたいことを叶えるには、
2種の業種について用途変更を同一建物内で申請することになる
そのためには建物や敷地内で境界線を明確に設ける
そしてそれぞれについて用途変更の許可申請をする
つまり測量&建築図面もそれぞれについて作成し提出しなければならない、ということでした(それをしても許可がおりるかはわからない)。
さらには、福祉条例の関係で、建築指導課にも届出も必要ということまで言及され、手間や費用としてのハードルが、自分達には高すぎることがはっきりとわかりました。

この日、1日どっぷり役所で相談したり、話をしましたが(職員食堂でお昼まで食べた笑)、この日のおかげで出てきた結論は、

市街化調整区域を、選択肢から外す

でした。

はー、すっきり。

作成しないとならない書類の手間や、測量などのコスト、それをかけてまで市街化調整区域の古民家にこだわる理由は、わたしにはない、とはっきり認識しました。

ということで、さらに選択肢のフォーカスが絞られたことで、一気に動きが起きました。

役所をまわって市街化調整区域をあきらめたのが3月5日、
今のニューコラボの物件と出会ったのが、4月28日でした。

この間、3つの物件が候補となりました。

どの物件も、よし!と購入を進めたのに、進めた途端にダメになるという漫画みたいなことが起きました。
はっきりと、神さまに、No !そこじゃないって、と言われてるのをヒシヒシと感じて、
非常に面白かったです。

その3つの物件の話は、コチラへ → to be continued ニューコラボができるまで 5

昨日の夕焼けとネコ。ゆらめく炎のようでした。

ニューコラボができるまで 3

2 の続きです。

市街化調整区域でお店をするには、測量&建築図面の作成をしなければならない、でも全くやる気が湧いてこない、そして一緒にやってくれる2人も他の活動を始めたこともあり、カフェ&クリニック構想は、そのまま流れていったような状態になりました。

その辺りから、私の方は腸内細菌レメディプログラム、パワーストーンレメディプログラムというレメディを使ってボディチャクラを順番に浄化していくプログラムを始めていたのですが、

その過程で、完璧な内なる平和の感覚を体験することがあったりして、それを機にエンライトメント(いわゆる悟り)に向かって集中していく流れにのっていました。

外側の事象の獲得でなく、内側の平安を目指しだすと、物質的に何かを成し遂げたり、成功するとか、そういうことに興味がなくなっていくせいなのか、無気力になりかけてました。

もう何もしないまま、静かに過ごしたいみたいな気持ちで、その頃は自分がやってる仕事を ”エネルギー療法” と呼んでいましたが、それももうやめて心静かに暮らしていこうかなとぼんやり思ったりしていました。

しかし、私がそうなるには、まだまだ未熟すぎたようで笑、静かに隠居する思いを実現させてもらえる流れにはならず、その代わりに悟りについて自分が探求してきた知識や体験をシェアするコンシャスミーティングというのを始めることになりました。それが2023年でした。

そして、今年2024年になったときです。

カフェ&クリニック構想のことは時折考えることはあったのですが、その火は、ほぼ消えていたと思っていたのに、そこに再度、火が灯されたのでした。

それは、1月28日の夜でした(メモってた笑)。

ふと、本当に、ふと、
あ〜、あのやりたいと言葉に出したカフェ&クリニック構想の種を刈り取らないことには、わたしの人生は終われないんだ、と、自分の内側と思考がつながったのでした。

観念した、という感覚だったかもしれません。
はい、もう、やります!と思いました。

(この思いに至るには、当時、第7チャクラの浄化していてことも関係あったと思います、が、決断したのは、この一瞬でした)

そして、次の日に、カフェ&クリニック構想を再開させることについて、
かなこさんとあきこさんに連絡をしました。

そしたら、すでに自分たちの活動で忙しかったにもかかわらず、
2人とも、自分ができる範囲で一緒にやってくれると答えてくれて、
そこから、計画はどんどん進んでいきました。

1/29に再スタートすると決まってから物件を探し、
お店のリフォーム工事が終了して実質的にオープンできるようになったのが 8/29なので、
7ヶ月で、全てが完了したことになります。

内なる自分の衝動と、それを現実世界で動かす外側の自分のフォーカスが合致したとき、事象はあっという間に進むのだなと思います。

ここから、再スタートの具体的な過程について書いていきます。

物件探しを再スタートしたとき、場所については数年前の学びがありましたので、
今回は 加古川or加古郡という地域にだけ絞って探すことに決めていました。

そして再スタートして探し出した2日後に、これだ!という物件をみつけました。

稲美町のログハウス物件でした。
そこも市街化調整区域でしたが、過去の福崎の物件のおかげでその知識も獲得していたので、そこは冷静でした。

そのログハウス物件は、前のオーナーが建築段階から市街化調整区域での飲食店営業許可をとっていたので、正式な図面も存在しますし、カフェをやるなら、そのまま引き継げば、こちらは営業許可をとる必要もないことまでわかっていました。

むしろ、この時点での問題は、以前のカフェ&クリニック構想よりもさらに発展したことをしようと考えていたので、実際にそれでどういう店舗にするかということでした。

運営をする3人が誰も飲食物提供が得意でないので(汗)、カフェをメインにすることは違うよなということだけがわかっていました。

ただ、そこは物件を購入してから考えたらどうにかなるよなとこの時点では思っていて、この流れでいくと、ログハウス物件を購入することになるだろうと私は思っていました。

ところが、この物件を発見した夜にいつものように瞑想をしていたら、
「物件は保育事業に貸すのがよい」という言葉が降りてきました。

その受け取った言葉にへーっ?!と思いながら、具体的にやることについて考えが決まっていなかったので、保育事業も一緒に組み合わさるなら場所が活性化されるし、そこで部屋代も発生するのなら、運営としてはとてもよいことだなと思いました。

とりあえず、私が知ってる保育事業をしてる人は、ころあいさん(ニューコラボができるまで 2 に出てきます)だけだったので、
ころあいのゆりこさんに電話をかけて、その物件を見に行ってもらいました。

そんな電話を受けたところで、物件、見に行け?!なんでやねん?!という感じなんでしょうが苦笑、突然のそのわけのわからない私からの電話を受けて、ゆりこさんは、その物件をその日にすぐに見に行ってくれたのでした。

フツーなら、「落ちついてください、まず順を追ってどういうことか説明してみて」となると思うので、あのとき詳しいことも尋ねずにすぐに動いてくれた彼女は、やはりただモノではないなと後から改めて思いました笑。

物件は見に行ってもらったのですが、当然ながらころあいさんがそこを借りる理由もなく、また必要もないので断られ(笑)、いったい、あの降りてきた言葉は何だったんだ?!と思って、その一連の流れをかなこさんに話したら、ちょうど保育をするので事務所みたいなのを探してる人いるよ、と教えてくれました。

しかも、その人は、わたしも知ってる人で、当時私の講座も受けてくれていた
ママの木という活動をしているみきちゃんでした。

あー、保育事業をする人に貸すといいという言葉は、そっちのことだったのか!!と
合点がいき、早速、みきちゃんに連絡をとりました。

それが、今、ニューコラボの和室で、一時託児事業を提供しているフェルマータさんにつながっています。

→ to be continued ニューコラボができるまで 4

コスモスと猫、カワイイもの同志。


ニューコラボができるまで 2

1の続きです。

資金については、ダンナさんと具体的になったところで再度もめるかもと思いつつも、物件探しに進んでいきました。

正直、この時点で、どの場所にするか、自分の中で明確に決めていませんでした。

みつかったものにしよう、みたいな感覚でしたが、自分の奥の奥をのぞくならば、
「場所はどうしよう….」という迷いがありました。

この奥に迷いがある状態で、物事を引き寄せることはできませんので、どう考えても、あの時点で自分たちに合う物件をみつけることはできなかったよな、と、後で思いました。

場所を絞れなかったのは、私が姫路市安富町というところに住んでいて、一緒にやってくれると答えてくれたかなこさんとあきこさんは、加古川、加古郡に住んでいたからで、

双方の距離は、車で1時間強、離れています……

この頃、思っていたのは、双方にとってちょうどよい場所、つまり距離が
真ん中くらいだといいのかな?というようなことでした。
しかし、このような折衷案というのは、実はどちらのメリットにもならないことに、後で気づきました。

お互いの中間地点にすると、両方の利便性をただ削(そ)ぐだけで、
誰の旨味にもならないということだとわかったのでした。

双方が1時間かかる距離の真ん中地点を選んだとして、
それぞれが30分づつかけて通勤したとすると、それはまるで数値上は平等のようにみえるけれど、お互いがそれぞれ30分を削ってるだけ。

100を50 にわけて減らすより、どちらかでもいいので、誰かが100のメリットを受けてるなら、それはメリットなのだと、のちに気づきました。

今のニューコラボの場所を加古川、加古郡方面にフォーカスしたのは、そういう考え方の転換をしたあとでした。

と、ここでも、ニューコラボについてよく質問されることの1つが、
「あなたは姫路に住んでるのに、どうして稲美町なの?」です。

手短にいうと、稲美町に縁があったから、という答えになりますが、
少し長く言うならば、稲美町に「ころあい自然楽校」という施設があり、そこの運営者のゆりこさんとつながった縁により稲美町に導かれた、です。

運営をやってくれてるかなこさんやあきこさんも、ころあいさんを通して出会いましたし、どこの馬の骨ともわからない(この表現は死語?!)私を、ホメオパスにしてくれたのは、ころあいさんを通して出会ったお客様の方々でした。

私は、HP や Blog記事、途中からInstagram はやっていますが、対外的な広報活動というのを、ほぼしてこなかった人です(やる気が起きてこないという理由により….)。
そんな私がホメオパスとしてやってこれたのは、ころあいさんのおかげが9割だと思っています。

ころあいさんとの最初の出会いは、発酵つたえ士として有名な米種花(コメシュカ)のきくこさんからでした。

東京から越してきて、どうやってホメオパスとして活動しようか〜と考えあぐねていて、HPとBlog以外にもさすがに何かしないと、この地での動きは起きないよなと思っていたので(当時Instagramは日本ではまだリリースされておらず、facebookも認知度低かった)、自分を奮い立たせてハガキサイズのチラシをつくり、何軒かのお店に置いてもらったことがありました。

きくこさんは、その希少な(笑)ハガキちらしをみつけてくださり(太子町のネパール料理のお店で)、きくこさんの工房でホメオパシー講座を開催してもらったときに、ゆりこさんがそこに来てくださったのが縁の始まりでした。

最終的にニューコラボの場所選びを稲美町にフォーカスしたのは、
私をホメオパスというものにさせてもらった地域に、それを返したいと思ったのが大きいのと、運営を手伝ってもらうかなこさんとあきこさんが通いやすいから、そのメリットを100のまま生かすことができるという現実的な理由、それがどちらもかなうことになるからでした。

前置き長くなりましたが、ここからやっと具体的な物件探しの話です。

そういう感じで、最初は場所を迷いながら、物件をみていきました。

自分が希望していたのは、住宅街とか都心の混み合った場所ではなく、
畑や田んぼに近い、庭が広い物件でした。

予算は1.000万。

この条件に該当するのは、いわゆる古民家と呼ばれる物件になります。

一番最初にみたのは、加古川の北部などでした、志方町とか。

中間地点として、加西市の物件なども見に行ったりしましたが、

あまり、ピンとくる物件には出会えませんでした。

そんなとき、ふと、私、古民家より洋館みたいな方が実は好きなんだよね(長崎生まれでグラバー邸みたいなのが好き)という思いに気づき、
古民家だけでなく、洋館風の現代住宅にも間口を広げてみました。

するとすぐに古いけれどよい感じの洋風の建物がヒットしました。
物件の場所は、神崎郡福崎町。

家は洋風で、駐車場となる庭も十分にあり、目の前には田んぼがひろがっていて空が広々と見渡せる物件で、しかもすぐそばに小学校があり、非常に感じのよい場所でした。

これは!と思い、具体的に話をすすめようと、

ここは住居でなくお店で使いたいんですと、案内してくれてた不動産業者さんに話すと、

その若い男性の顔はみるみる曇り、

「店ですか?!無理です、ここは市街化調整区域の地縁者住宅ですから」とおっしゃり、

あー無駄足踏んだ!といいたげな動作で、すぐに撤退の準備を始められました汗。

いやーお恥ずかしいことに、私、この時点まで、市街化調整区域というものが、よくわかっていなかったんです(苦笑)。

*市街化調整区域は、市街化させないために商業施設や住宅を建築しないように都市計画法で定めている地域

ガーンとなった私ですが、帰宅後、え?じゃあ、なんですぐにピンとくる物件にであったんだろう?この流れは何?と、自問しつつ、市街化調整区域について調べました。

そしたら、その不動産業者さんの男性からちょうど連絡が来て、
私が買う気を出していたから考えてくれたのか?、
帰社してから、市街化調整区域でお店を開くことについて自分でも調べてくれたようで、完全に不可能ではなくて、条件を満たして許可をとれば開業する道があるようです、と教えてくれました。

この流れは、それで動けということだなと、近日中に具体的なことを知るために、役場に行きました。

役場の担当部署の方は、とても親切で、お店をそこでやろうということにとても好意的でした。市街化調整区域ということで地域を活性化できてない実情もあるから、そういう話はサポートしていきたいんです、ということまで言ってくれました。

物件の場所を詳細な地図で確認してくれて、何をすればお店として開業することができるかを教えてくれました。不動産業者さんが言ってくれたように、それらの条件をみたすことができて、認められれば営業許可がとれることもわかりました。

都市計画法と建築基準法に定められた基準をどちらも満たす必要があるのですが、
まずは、リフォームするとしても既存の建物の正式な建築図面が必要というのが、最初のハードルでした。

物件は古い建物で最初の持ち主さんは亡くなっているので、建築当時の図面は紛失してることは知っていました。

だとしたら、私が業者さんに依頼して測量してもらって建築図面を作成しなければならず、まずは、それは幾らだ?!となりました。

役場で業者を紹介することはしてないと言われたので、
帰宅してネットで調べると、30〜40万円くらいかかると出てきました。

まだ購入していない自分のものではない物件について建築図面を作成し、しかもそれで営業許可が降りるかどうかは不確定、それでその金額を使うの?!というのが、そのときの正直な心の声でした。

一応、周辺の建築屋さんや、測量してくれそうなところも探したりもしたのですが、
自分の心というのは、本当に正直な動きをするもので、
その後、いくら待っても、あの物件の建築図面を作成しようというエネルギーが内側から湧いてきませんでした。
全然、内側から力が入らなくてふにゃふにゃしてる感じでした。

今、思い返すと、それは内側からの(魂からの)波動と合致していなかったから、
動きが起きなかったのですが、当時はやる気を起こせない自分のことを、チャレンジすることに弱いのかも、などとジャッジしてました苦笑。

そして内側からエネルギーが湧き上がってこないので動きようがなく、物件探しはこの時点でストップしていくことになるのですが、
その頃、一緒にやってくれる予定のかなこさんとあきこさんにも動きが起きていました。

2人とも、社会活動というのか市民活動のようなことをやり始めた時期でした。
(かなこさんはこども食堂、あきこさんはコープ自然派さんの理事になった)

それを知って、そうか、2人はそういうことをやることになっていたんだ、
私のカフェ&クリニック構想を伝えてから、そっちに動きが起きてきたということは、
2人がやりたかったことがはっきりしてきたんだなと思いました。

私の当初の目的の1つが、それぞれも自分でなにかやる、だったので、
カフェ&クリニックが作られる前に、それが起きたのなら、もう目標達成したようなものだなとも思いました。

という感じで、このカフェ&クリニック構想は、いったんここで頓挫します。

→ to be continued ニューコラボができるまで 3

先日みかけた不思議な空。雲の水平な隙間から光が漏れていました。







ニューコラボ ができるまで 1

加古郡にニューコラボというレンタルスペースを作ったところですが、
先日のOPEN DAY (誰でも見に来てくださいの日)では、私と同じようなスペースを作ろうと考えてる方々も来てくださって、お店をつくっていく過程のことに対していくつか質問を受けました。

人は、誰かと同じようなインスピレーションを受けとったり、似たような目的を持つことがあります。なぜなら、私たちは何かでつながっている存在なので(ソウルグループが同じだったりとか)、どこかで影響しあいながら似たような動きが起きるのです。

私がレンタルスペースを作ることになった過程を書くことが、そういう同じことをしようとしてる人たちの何かになるかもしれないし、自分の備忘録にもなるので、これから「ニューコラボができるまで」のストーリーを何回かに分けて書いていこうと思います。

ということで、1回目です。

一番最初に、私がインスピレーションを受けたのは、4年ほど前で、コロナの時期でした。

ある日、ふと、そうだ、カフェ&クリニックみたいなのを作ろう!と思ったのです。

クリニックというのは、私はホメオパシー療法のコンサルテーションをしてたから、そういう名称が浮かんだのだと思いますが、実際に”クリニック”という名称にするつもりはありませんでした。ただ、カフェ&クリニック構想として、進めていこうという感じでした。

カフェを併設していこうと思ったのは、それが手っ取り早い「何か」だったからだと思います。

誰かと何かをしていくときに、カフェという場所があれば、そのスペースを使って何でもできると思っていたからです。

そして、これを思いついたとき、1人でやるつもりは全くありませんでした。
ホメオパシー療法というのを1人でやってきて、1対1でなにかをやるのは発展性がないなと感じていたのと、単に1人でやるのが寂しいなと思っていたのもあります。

他にも、自分はコンサルテーションで人に対して意識を変える促しみたいなことをやっていたのですが、いつも自分が人に言う側なのは、なんか違和感あるなというのも感じていました。

そのとき、この世のしくみを話すみたいな講座もやっていたのですが、受講側の人たちも、自分でなにかやって欲しいなと(すでにやってる人もいましたが)、そういう双方向の動きをつくれないかなと思っていました。

その思いを具体的にどういう形にするのか、その時はわかっていませんでしたが、とりあえず着想を得たカフェ&クリニック構想として、スタートすることにしました。

それで、声をかけたのが、その当時にやっていた講座を受講してくれていたかなこさんとあきこさんでした(今のニューコラボの運営メンバー)。

声をかけて、やってみたい、と答えてくれたときの嬉しさは、今も覚えています。
(プロポーズする人ってこんな気持ち?!みたいな笑)

やること決めた、人も揃った、それでいざ物件を探していくことになりました。

と、ここで、皆さんが一番、謎?に思ってるだろう資金のことを書いておきます。

ニューコラボに来た方に、
「それで…….ここを購入されたのですか??」と、いう質問をよくされます
(賃貸ではないんですよね?という確認)。

そのとき、ほんとに、皆さんの顔がハテナ?になっていて、
「で、そのお金はどこから??」という声には出さない脳内の質問が伝わってきます笑。

ニューコラボを作る際にかかったお金は、
以前に私が東京に住んでいたときに購入した中古の家の売却金額と、
今すんでる自然豊かな姫路市安富町の家の購入金額の差額をあてています。
その差額について詳しく知りたい方は過去に書いた →  こちらの記事へ

その差額が貯金になってたわけですが、このようなお金はフツーは、子供の教育とか老後の資金にあてるかもしれません。

しかし、我が家の場合は、息子が1人で、
東京では私立の小学校に入れていましたが、
今の場所に越してきて、公立小学校 → 公立中学校 → 県立高校とお金のかからない進学をしたので(通えるところに私立などの選択肢がなかったのが実情ですが)、
もう学費に大金は必要ないなということが見えていました。
塾には高校受験のために数ヶ月通ったこともありますが、その体験から、塾は行かなくてよいと本人が断言したので、その経費も不要だというのがみえてました。
(彼の勉強に関する補強は、もっぱら勉強系Youtubeによりなされました、感謝)


息子は去年大学生になり、今、ドイツに住んでいます。ご存知ない方も多いと思いますので書きますと、フランスやドイツなどほとんどの欧州の国は、私立でない限り大学費用はほぼ無料なのです(イギリスは違います、高額!)。
あちらの大学で必要なのは、保険と住居費だけ(しかも学生は待遇されてて日本の都会より住居は安い)、だから、こどもの大学のためにと大金をとっておく必要もなかったわけです。

老後の資金の方ですが、我が家もこのままいって、その年齢になればフツーに年金をもらえる予定ですので、老後の生活費の心配は特にしていません。畑があるので、今の調子でダンナさんが野菜をつくっていけば食べるものにも困るとは思えません(というか、そもそも、少量食べられれば生きていけるよね、と思っています)。

それ以外に皆さんが老後資金に、といってるのは、医療にかかる資金のことを計算にいれてると思うのですが、我が家は私がホメオパスなので(自然療法士)、これまでも医療にほぼお金を使ったことがありませんので、それは老後であっても変わらないと思っています。介護となればかかるかもしれませんが、その分くらいはなんとかなります。

ということで、お金を教育や老後のためにと貯蓄しておく必要はないなという判断がありまして、東京の家との購入差額を、カフェ&クリニック構想に使うと決めました。

あ、決めたのは、私が勝手に決めただけで(苦笑)、ダンナさんは最初完全に不機嫌でした(反対とまでは言わないけど、不機嫌により反対の態度を表明していた笑)。

ビジネスプランは?みたいに言われて、私なりに計算して出したりもしました。

という感じで、不機嫌なダンナさんを横に置きながら、物件探しがスタートしました。

→ to be continued …..ニューコラボができるまで 2

カマキリと対面のアシュラム(♂)。
この後、ちょっかいを出して、かまきりに鎌を向けられてました笑。