私にアレクサンダーテクニークを教えてくださっている方が主宰するワークショップに参加してきました。ワークショップの講師は去年に引き続きブルース•ファートマンという米国人男性の方でした。
私は頭で考えるタイプなので、アレクサンダーテクニークのような身体からのアプローチというのは少し苦手意識があり、特に多くの人と場を共有するワークショップはちょっと緊張するのですが、だからこそ私には必要なんだろうなとも逆に思っています(汗)。
今回のワークショップは、「Kind 優しさ」ということがテーマだったのですが、身体に対する”優しさ”ってなんだろうっ?て思いました。
他人に優しくするということなら、なんとなく思いつきますが、身体を通して「自分に優しくする」ってどういうことなんだろう(と、いつものように頭で考える私)….
「自分の身体に優しくする」こととは実は言われてみたらたくさ〜んあるのですが、日常の中で一番分かりやすいのは、こういうことです↓
清潔なお寿司屋さんが立ち回る場を想像してください。カウンターの後ろは、ネタや材料、道具、水回り等無駄のない動きができるように整えてあります。自分の身体がなめらかな動きで活動できるような場を作ってあげることは、自分の身体に優しくするということの1つです。
この例を聞きながら、私は我が家の台所の一部分をすぐに思い浮かべて苦笑しました。我が家のキッチンのあの部分、私に全然 kindではない….(大汗)
他には骨格や筋肉がどうついているかを考えて、例えば首や肩まわりの動きを柔らかくしてあげることも、自分の身体に優しくしてあげるということだったりします。
実際の筋肉や骨格の図をみながら、自分の身体に対する思い込み(腕は実はもっと長いとか、首は肩に乗っかってるだけじゃないetc.)について気づくことは、自分に優しくするという始まりでもあります。
このあたりは文章で書いても、へ〜それで?!って感じで伝わりにくいのですが、実際にワークショップで骨格図などをみながら身体を動かしていると、文字通り自分の身体でもっとこのことが体験できます。
身体に優しくするというのは、肩が凝ったからマッサージに行って身体をほぐしてあげましょう、という発想ではなくて、肩が凝るのは自分の身体の仕組みに抵抗するような動きをしている可能性がある、だから骨格の成り立ちから知って少しだけ違う風に動かしてみよう、というような視点です。
外側から他人の手で身体を癒すのではなくて、自分の身体への気づきや動かし方で、自分の身体の痛みや凝りを癒す、つまり自分自身で身体からアプローチする自然療法的な考えです。
自分の身体に優しくしていれば、当然マインドにも優しくしているわけで、その人全体のエネルギーの流れにも滞りがなくなる、そして自分らしさを最大限に発揮できる、ということでもあるな〜とホメオパシー的にも思いました。
ということで、帰宅して早速、私に全然優しくなかった台所の一部を整頓しました。
「自分に優しくする」という視点で家の中をみまわしたら、他にもいっぱいKindでないところがみつかりました。私の身体に優しくない場所が、家中に、もう、たんまり(驚)です!
私は自分の身体に優しくないどころか、冷(つめ)たすぎました(涙)。
家の中を自分に(と家族に)優しくなるような構成に変えていきたいものです。
家の中を 掃除をする、片付ける、と考えるより、「自分の身体にとって優しい状態に変える」と考えるとなにをどうしたらよいか、もっとわかりやすいような気がしました。
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自分に優しくする、ということに心理的に抵抗のある方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません。
ご興味のある方はHPの方へどうぞ:https://arnicachips.wordpress.com