発酵食に注目

「もやしもん」を地で行く女性にお会いしました。彼女は発酵食の素晴らしさを伝えるお仕事をされています。

ご存知ない方のために「もやしもん」とは10年ほど前に青年雑誌に連載スタートした漫画で(2014年に連載完結)、テレビ放映や映画にもなった人気作品です。農大に通う青年が主人公なんですが、彼は菌が肉眼でみえます。菌がみえると世界ってこうなんだ〜と妙にワクワクしてしまうんですが、それは菌のイラストが妙に可愛くデフォルメされているからかもしれません。ほんわか読める内容なのですが、専門知識に裏打ちされた作品なので色々と勉強にもなる内容でもあります。

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さて発酵食の素晴らしさを伝えている女性ですが、彼女は肉眼では菌はみえないと思いますが(多分?)、もやしもんの主人公みたいに私達の食生活に存在する菌のことを教えてくれます。

具体的には、味噌、醤油などの昔からある発酵食の意味、効能、それを使ったお料理などを教えてくれるのですが、単なるお料理教室とは違って、菌についての知識やその奥深さについても講義をしてくれます。

経口摂取からの恩恵だけではなかったんです、本来の発酵食というのは。
私達のご先祖さまはまさに菌と暮らしておったわけです(←やや播州弁)。
彼女の話を聞いていると「もやしもん」みたいに菌がみえてくるような、不思議な感覚になります。

こちらが彼女のサイトです ↓
http://ameblo.jp/muginoka-wa71/

身の回りの物品はどんどん革新されて新しくなっているけど、私達の身体自体はご先祖様のころと基本的には変わらない。変わらないどころか、弱くなっているかもしれませんね。それは菌をどんどん排除してきたからではないの?!

人がエネルギーにあふれ、自然界とバランスをとりながら上手く暮らせていたのっていつの時代までなんだろ〜、そんなことにまで思いを巡らせる機会となりました。

MISO

最後に自分の宣伝を。本来持っている自然治癒力を高めるホメオパシー療法にご興味のある方はこちらのサイトへもどうぞ:

https://arnicahomeo.wordpress.com

ちょっと違う社会

今夏にデンマークのコペンハーゲンを訪れる機会がありました。

北欧の国に行くのは人生で初めて。私が持ってる北欧のイメージは、
みんな真っ白&金髪(白人)&背が高い、社会福祉大充実、デザイン力高い、そして賢い、です。

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(↑閑静な住宅街にある黒っぽい建物2つは内側でつながっていて、幼稚園になってます。こんなところに通えるのがうらやましくなるようなすってきな木を基調としたインテリアでした)

そうはいっても、デンマークもヨーロッパとそんなに変わらないだろうって思っていたのですが、これがまた予想を裏切るくらい違ってました(驚)

違っていたのは、”人々の意識”でした。
なかなか信じがたいのですが、差別という意識がほぼないのです。ヨーロッパに旅したことのあるアジア人なら、いわゆるちょっとした人種差別的なものを感じたことがあると思います。大都市ならそうでもないでしょうけど、地方にいけばいくほどアジア人というだけで、まあとにかくじろじろ見られます。(それを差別という言葉で表現はできないでしょうが、いわゆる違っていることで特別視されるわけです)

デンマーク人にはそういう意識が全くない、としかいいようがない。なんでも「ヤンテの掟」と呼ばれる自分を優れていると思わないような教えがあり、それが完璧に人々に浸透しているようなんです。

差別意識のない人々が働く職場はどんなものかというと、
ーおべっか使いがない
ー上司、部下であっても対等に話す、もちろん敬語なしで
ということになるらしいです(コペンハーゲンで働く人談による)。

ではお店ではどうなるか?
日本のデパートのような「お客様は神様です」的な過剰なサービス、へりくだる接客が存在しないってことになります。実際に買い物したときも、店員さんはただ普通にモノを売って普通に接客している、そんな感じでした。笑顔がないわけではなくて、お客と店員は同じ立場で、ただ私はモノを買ってるんだけなんだと今更ながら気づいたりしたわけです。

差別意識がないということは、つまりは学校などでも「いじめ」が発生しないだろうと思うんですが、その辺りどうなんでしょう(未確認)。いじめって人間の集団心理のなせるわざだと思い込んでましたが、そうでない集団も存在するってことなのかもしれません。だとしたら、そのヤンテの掟とやらは、世界各国で導入して欲しいものです(是非)。

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こんなこともありました。
私達集団一行(大人子ども含めて7名)がコペンハーゲン近郊行きの電車に乗ろうとしていたときのことです。コペ在住の友人がSUICAみたいなカードで自動改札しようとしても機械がうまく作動しません(電車のホームに設置してある)。その時、乗る予定の電車の発車ベルがなり、反射的に他の全員はその電車に乗り込みました。友人も自動改札未終了のままでしたが、あわてて駆け込み乗車みたいな感じで私達と同じ電車に乗り込みました(日本の大都市ならよくある光景かと)。

そこに車掌さんがちょうど乗り込んできたので、未改札の彼は自分のカードをみせて機械が動かなかったと説明しました。
するとその車掌さんは非常に冷静に彼にこんな感じのことをいいながら注意しました→「なんでこの電車に乗ったんですか?You are crazy, 問題があるなら、解決してから次の電車に乗るようにしてください」

いやそちらの機械の調子が悪かったんですけどね(汗)。でも彼らの論理では、そういうアクシデントも見越した上で時間を計算して、自分が乗れる電車に乗りましょうってことのようでした。駆け込み乗車なんてとんでもないってことみたいです。いや、全くの正論なんですけどね、やれやれしようがないわねぇ、みたいな対応はここではどうやら通用しないみたいでした。

これまでどんな国に行っても、比較して日本のシステムは賢くてすごいなと思うことばかりでしたが、デンマークに限っては全くの逆転でした。実際、コペンハーゲンの空港は世界一信頼できる空港と言われているそうです。そして本当にその通りでした。飛行機のチェックインから(各々がマシンでチェックインしてスーツケースにつけるラベルまで自分達で印刷してから荷物を預ける)、パスポートコントロールの無駄のない列並び、賢い流れと構成があちこちでみられました。
その後日本に戻ってきてそんな観点で見ると、なんて混乱している空港と係の人達だ、と思わずにはいられませんでした(苦笑)日本ってこんなにごちゃごちゃしてる国だったっけ?と思ったりして。

デンマークではかわいいデザインの小物に出会えることしか考えてなかったけど、フタをあけたら、これまでみた社会とあまりにも違うので、不思議な心持ちになりました。
これが理想の社会なのか、はたまた人間がごちゃごちゃ取り乱して苦労したりずるしたり、ぺこぺこしたりして、たくさんのヒューマンドラマがある世界の方が楽しいのか?!

プロテスタントであることと、税金の率が高すぎること(給料は約半分がTAX)、消費税も25%であることなんかと、この完璧すぎる社会の成り立ちは関係あるのでしょうか。これを理解するにはあまりにも短い滞在でした(誰か解説して)。

あ、もう1つの驚きは自転車社会だったってことです。車より自転車が多く、健康面でもこれまた申し分ない感じもありました。

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↑ 子どもを乗せて親の自転車で牽引する子ども用の車があちこちでみられます。

ホメオパシー的にはこういう社会で起こりうる精神疾患に非常に興味がありますが….
差別もある、ごちゃごちゃと混乱している、かけこみ乗車は日常茶飯事、サービス業で働くことが苦しかったりする日本の社会で、苦しい思いをされている方、ホメオパシー療法が助けになるかもしれません(無理矢理このオチ)。

ご興味のある方はHPの方へもどうぞ:https://arnicahomeo.wordpress.com

何にでも入ってみます。

今夏の猫。

暑いんだけど、入るものがあれば、とりあえず入ってみます。

まずは箱から↓(あなたには小さすぎでは…)

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つづいてスーツケース↓

眠りこんでますzzz

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最後は、元の家主の方が置いていった昔の大きなすり鉢(庭にあり) ↓

ラーメンどんぶりにしかみえないけど…なぜかぴったりサイズ(汗)

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