ニューコラボ ができるまで 1

加古郡にニューコラボというレンタルスペースを作ったところですが、
先日のOPEN DAY (誰でも見に来てくださいの日)では、私と同じようなスペースを作ろうと考えてる方々も来てくださって、お店をつくっていく過程のことに対していくつか質問を受けました。

人は、誰かと同じようなインスピレーションを受けとったり、似たような目的を持つことがあります。なぜなら、私たちは何かでつながっている存在なので(ソウルグループが同じだったりとか)、どこかで影響しあいながら似たような動きが起きるのです。

私がレンタルスペースを作ることになった過程を書くことが、そういう同じことをしようとしてる人たちの何かになるかもしれないし、自分の備忘録にもなるので、これから「ニューコラボができるまで」のストーリーを何回かに分けて書いていこうと思います。

ということで、1回目です。

一番最初に、私がインスピレーションを受けたのは、4年ほど前で、コロナの時期でした。

ある日、ふと、そうだ、カフェ&クリニックみたいなのを作ろう!と思ったのです。

クリニックというのは、私はホメオパシー療法のコンサルテーションをしてたから、そういう名称が浮かんだのだと思いますが、実際に”クリニック”という名称にするつもりはありませんでした。ただ、カフェ&クリニック構想として、進めていこうという感じでした。

カフェを併設していこうと思ったのは、それが手っ取り早い「何か」だったからだと思います。

誰かと何かをしていくときに、カフェという場所があれば、そのスペースを使って何でもできると思っていたからです。

そして、これを思いついたとき、1人でやるつもりは全くありませんでした。
ホメオパシー療法というのを1人でやってきて、1対1でなにかをやるのは発展性がないなと感じていたのと、単に1人でやるのが寂しいなと思っていたのもあります。

他にも、自分はコンサルテーションで人に対して意識を変える促しみたいなことをやっていたのですが、いつも自分が人に言う側なのは、なんか違和感あるなというのも感じていました。

そのとき、この世のしくみを話すみたいな講座もやっていたのですが、受講側の人たちも、自分でなにかやって欲しいなと(すでにやってる人もいましたが)、そういう双方向の動きをつくれないかなと思っていました。

その思いを具体的にどういう形にするのか、その時はわかっていませんでしたが、とりあえず着想を得たカフェ&クリニック構想として、スタートすることにしました。

それで、声をかけたのが、その当時にやっていた講座を受講してくれていたかなこさんとあきこさんでした(今のニューコラボの運営メンバー)。

声をかけて、やってみたい、と答えてくれたときの嬉しさは、今も覚えています。
(プロポーズする人ってこんな気持ち?!みたいな笑)

やること決めた、人も揃った、それでいざ物件を探していくことになりました。

と、ここで、皆さんが一番、謎?に思ってるだろう資金のことを書いておきます。

ニューコラボに来た方に、
「それで…….ここを購入されたのですか??」と、いう質問をよくされます
(賃貸ではないんですよね?という確認)。

そのとき、ほんとに、皆さんの顔がハテナ?になっていて、
「で、そのお金はどこから??」という声には出さない脳内の質問が伝わってきます笑。

ニューコラボを作る際にかかったお金は、
以前に私が東京に住んでいたときに購入した中古の家の売却金額と、
今すんでる自然豊かな姫路市安富町の家の購入金額の差額をあてています。
その差額について詳しく知りたい方は過去に書いた →  こちらの記事へ

その差額が貯金になってたわけですが、このようなお金はフツーは、子供の教育とか老後の資金にあてるかもしれません。

しかし、我が家の場合は、息子が1人で、
東京では私立の小学校に入れていましたが、
今の場所に越してきて、公立小学校 → 公立中学校 → 県立高校とお金のかからない進学をしたので(通えるところに私立などの選択肢がなかったのが実情ですが)、
もう学費に大金は必要ないなということが見えていました。
塾には高校受験のために数ヶ月通ったこともありますが、その体験から、塾は行かなくてよいと本人が断言したので、その経費も不要だというのがみえてました。
(彼の勉強に関する補強は、もっぱら勉強系Youtubeによりなされました、感謝)


息子は去年大学生になり、今、ドイツに住んでいます。ご存知ない方も多いと思いますので書きますと、フランスやドイツなどほとんどの欧州の国は、私立でない限り大学費用はほぼ無料なのです(イギリスは違います、高額!)。
あちらの大学で必要なのは、保険と住居費だけ(しかも学生は待遇されてて日本の都会より住居は安い)、だから、こどもの大学のためにと大金をとっておく必要もなかったわけです。

老後の資金の方ですが、我が家もこのままいって、その年齢になればフツーに年金をもらえる予定ですので、老後の生活費の心配は特にしていません。畑があるので、今の調子でダンナさんが野菜をつくっていけば食べるものにも困るとは思えません(というか、そもそも、少量食べられれば生きていけるよね、と思っています)。

それ以外に皆さんが老後資金に、といってるのは、医療にかかる資金のことを計算にいれてると思うのですが、我が家は私がホメオパスなので(自然療法士)、これまでも医療にほぼお金を使ったことがありませんので、それは老後であっても変わらないと思っています。介護となればかかるかもしれませんが、その分くらいはなんとかなります。

ということで、お金を教育や老後のためにと貯蓄しておく必要はないなという判断がありまして、東京の家との購入差額を、カフェ&クリニック構想に使うと決めました。

あ、決めたのは、私が勝手に決めただけで(苦笑)、ダンナさんは最初完全に不機嫌でした(反対とまでは言わないけど、不機嫌により反対の態度を表明していた笑)。

ビジネスプランは?みたいに言われて、私なりに計算して出したりもしました。

という感じで、不機嫌なダンナさんを横に置きながら、物件探しがスタートしました。

→ to be continued …..ニューコラボができるまで 2

カマキリと対面のアシュラム(♂)。
この後、ちょっかいを出して、かまきりに鎌を向けられてました笑。



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