なんだかもやっとする夢をみて、もやっとした気分のまま、台所の窓をあける。
空をみてたら、春の野鳥がさえずった。
つーぴー、つつぴー、
ホーホケキョッ、
途端に、私の気分は完全に「春」になって軽やかになる。
誰かが、悲しい気持ちをつづったSNSをあげる、それにいたわりや共感のコメントがつく、それを読んで優しい気持ちになる。
誰かが、誰かに毒づく動画、それに賛同するコメントがあがったり、憐れむコメントがあがる、色々だな〜と自分も複雑に感じる。
入ったお店の店員さんが元気がよいと、その快活さに心地よくなる。
雨が降り続くと、なんとなく、どよんとしてくる、晴れるとからっとした気分になる。
風がふくと桶屋がもうかる、も同じこと。
どんな人も、こんな数々の影響の連続で毎日を過ごしてるはず。
ということは、間違いなく、私たちは、影響しあう世界で生きている。
影響し合うというのは、なにかがつながっているから、影響しあう。
これを、ワンネスということができる。
そういう意味で、わたしたちは、決してひとりぼっちにはなれない。
ひとりぼっちになんかなれたことない。
ひとりぼっちなら、この影響しあう世界に生まれることはできなかったから。





