マインドフルネスの奥義

去年あたりから、瞑想の時間だけでなく、日中の生活の中でも瞑想状態を持つ、というの試しています。

これは、エックハルト・トールという方が教えてくれてるやり方で、

思考にまみれてる生活の中で、意識的に思考をストップさせる時を持つという生き方です。

(エックハルト・トールは、ドイツ生まれ、カナダ在住の ”悟った人”)

別の言い方をすると、日常の生活の中でなるべくマインドフルネスの状態でいる、ということにもなります。

自分の思考を客観的に観察してもよくわかるのですが、

人というのは、いつもなにかについて思考していて、その中身は、

ー今思い出してもどうしようもない過去のことを回想していたり(あのときXXさんにこう言われたとか、同時にそのときの感情も味わったり)、

ー未来のこと(例えば明日の用事はなんだっけとか、夕飯は何する?とか)をあれこれ想定していたり、

ー目の前の出来事に自分語りのナレーション(あのレジの人は仕事が遅いな、とかのジャッジ)をいれたりしています。

マインドフルネスでいるはずなのに、気がつけば、そんな感じで、いつのまにか思考にのっとられて、目の前のこととは全然違うことを考えていたりするものです。

以前は瞑想してる時間だけで満ち足りていたのですが、思考から離れることが日中でも実践できるのだということがわかったので、そちらにも取り組んでいます。

そしたら、先月、それは車の運転中に起こったのですが、

自分にとっては大きな気づきを得たので、記事にしたいなと思います。

生活しながら瞑想状態(思考をストップ)=マインドフルネスでいるということは、

本当の意味では何をしているのか、が、ふっとわかったのでした。

箇条書きにしてみます:

マインドフルネスでいるということは、

いま、目の前で自分に起きてる体験に、関係のない思考をはさまずに
真剣に/誠心誠意、取り組むということ

真剣/誠心誠意、取り組むというのは、その目の前の事象に自分の注意を100%向けるということ

自分の注意を100% 向けるということは、
その事象に、自分の「心を込める」「心をくだく(真心をこめる)」ということ

心を込める とは 何をしてるかというと、

自分のハートをその事象に向けて完全にオープンにしてるということ

つまり、その事象に ハートを開いて愛を向けてる、
愛というエネルギーを放射してる

ということなんだなと、気づいたのでした。

別の言葉でいうと、

その体験に ”光” をあててる、ということでもあるなとわかりました(1人で勝手に深く納得、笑)。

私が、愛しい猫たちを心を込めて撫でるとき、

私が、テニスのボールを100%真剣に追いかけてるとき、

私が、クライアントさんの話を全身傾けて聴くとき、

瞑想状態です、マインドフルネスです。

これらをしてるとき、心地いいのは、

ハートがオープンで、愛を放射してたからなんだ〜、つまり源のエネルギーとつながっていたからなんだ、ととても深く腑に落ちました。

このマインドフルネスの奥義がわかると、ただ単に思考をストップするのが目的ではなく、

生活のいろんなシーンで、この心地よさを実践していきたいという違う角度からの瞑想状態でいるためのモチベーションを持てるようになりました。

日常で、洗濯物をひろげていく行為に心をこめる、干すときにも心を込める、

鼻をかむときにも、使ったティッシュを捨てるときにも、お茶をのむときにも、髪の毛を洗うときにも、掃除をするときにも….etc.,

これをしはじめると、”雑”に物事をこなせなくなります。

早いペースではなくなり、自然とゆっくりになります。

バタバタ、ざわざわ、さっさ、パッパッとできないのです。

目の前の対象に心を込めると、優しい扱いになって、ペースが静かになります。

自分の大事なものを扱うときに、誰でもそっと触れますよね、
あんな感じで、自然と丁寧になるのです。

だから、その辺にぶつかったり、つまづいたり、物を落としたり、が減ります。

人とコミュニケーションしてるときもそうです。

特に家族には、100%で心から向き合うのは真剣な話題のときだけで、わりとテキトーに

これまで向き合ってたんだなと気づきました。

猫に心くだくように、家族にもそうしよう….(笑)。

といろんな瞬間の瞑想状態にトライしてますが、はっと気がつくと、すぐに思考が入っています。

思考の波にずーっと流されていた、という漂流時間の方が、正直完全に多いです。

マインドフルネス100とすると、できてるのは、100のうち10どころか、5とか6くらいじゃないか、いや3とか4かも、とも思います。

そのくらい、マインドフルネスでいることに慣れていないのだと思います。

でも、これ、やっていくとわかるのですが、本当に心地が良いのです。

100のうち、1でも2でも日中にマインドフルネスを味わいだしたら、もうやめられません。

なぜなら、その心の平穏さ、平和な感じを体験してる自分のほうが、本当の自分だったとわかってくるからです。

目の前の事象に、心を100%込める、愛を持って接する、とても心地よい訓練?なので、おすすめしたいです。

雪が降り積もった朝のあの全ての音が吸収されたしーんとした静かな感じ。自分の内側があんな感じになります。

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マインドフルネスになりたいけど、どうしてもなれない。

それは、その平穏な状態を邪魔するノイズがあるからです。

そのノイズは、もういらない過去の出来事や感情、未来への不安だったりします。

ノイズキャンセルをエネルギー療法でお手伝いします。

ご興味のある方は、HPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com/

マインドフルネスの奥義」への2件のフィードバック

  1. ちょうど私も今日、もっと“無”(思考していない状態)をスイッチのON/OFFの如く、意識的にできたらいいなと思ったところです!

    いいね: 1人

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