1つ前の森氏に関しての記事の後記になります。
あの記事を書いたとき、まだ一側面しか報道されていませんでしたが、
その後、他の側面の情報を読んだり(オリンピックに関する仕事については森氏は無報酬でやってきたのだそうです)、森氏の謝罪会見を見たりして感じたことがあったので書きます。
彼の謝罪会見をみて、
「あ〜、この人は全然ブレていないんだな」と思いました。
本当に心から女性を蔑視してるか、については実際はどうなのかな?と私は疑問に思いました。
森氏が最も大事にしてること&自分の役割だと思ってることは、
「自分たち(所属政党)が決めたことをつつがなく進行する」
だと思いました。
そういうわけで議論して進行をさまたげる女性や、わずらわしい質問をしてくる記者を制するのだと私には見えました。
女性だから、記者だから、というくくりというより、自分たちが決めたことを邪魔してくる人を除外したい思考なのだと思いました。
しかし、森氏が彼の役割をつつがなく遂行して、それで何が起こるかといえば、
当の国民は、え?、そんなこと誰が望んだっけ?みたいなことになってるのが現実ではないかなと思います。
彼がつつがなく遂行したいのは、いろんな団体の利害を守るためのもので、国民の希望や幸せがあまり反映されていないから、だと思うのです。
なにかを政治的に決断するときに、A団体の利害とB側の利害、C団体の利害etc.をどう折衷させるかがメインになってるからかなと思われます。
国を自分の大事な家族に例えてみたら、もっと違う選択になるのでは、といつも思います。
7人家族だとしましょう。
2021年、家族でオールスターの野球観戦にいくのを楽しみにしてました。
チケット予約したり、ホテルもとったし、旅程もばっちり。
でも直前でおじいちゃんとおばあちゃんが感染症で床にふせってる。
お母さんは看病で疲弊してる。
そんなときに、残りの4人家族で、さあ、野球観戦に行くぞ!とお父さんは決めるでしょうか。
もし観戦日を変更できるなら、手数料をはらってでも変更して、家族が元気になって全員で行こうとお父さんは決めませんかね。
例えば、お母さんはガーデニングが趣味です。
草むしりが大変なのであるときから除草剤を使い始めました。
すると、そのあたりからお母さんは具合が悪くなりはじめました。
お母さんはなんとなく、その除草剤のせいではないかとお父さんに話しました。
そしたら、お父さんは科学的な因果関係は証明できないから、これは引き続き使用してもいいんじゃないとは言わないでしょう。
それはすぐに捨てなさい、そしてもしお嬢さんもガーデニングをやってるなら、それは使わないようにアドバイスするでしょう。
もし近所の人もそれを使ってると知ったなら、警告するだろうし、なんならメーカーに電話するかもしれません。
さらに例えると、住んでる家が古くなって大幅なリフォームしようという案がでたら、家族で話すでしょう。
お母さんの要望がたくさんあって話が長くなりそうだとしても、「母さんは話が長いから」といって、リフォームの話し合いのメンバーからお母さんを外しはしないでしょう。
「話、長いな〜」と思いながらも、お母さんの要望について聞き取るでしょう。
もし長男が自分の要望を述べたら、「お前は、混ぜっ返すから黙っとけ」なんて、彼の発言を途中で止めないでしょう。
もし、お父さんが1人で「ワシが思った通りに決めればそれでいい!」と、
リフォーム会社と予算を話し合って両者で全てを決めてサクサクっと完成までこぎつけたとして、
その家に入居した家族の皆は何を感じるでしょう。
これ、誰のための家?!
わたしたち、こんな家望んだっけ?!
森喜朗氏だけでなく、今、私たちが変えていきたいのは、
そんな誰のために行われてるかわからない政治だなと、会見をみてつくづく思いました。
国のことを決めていくとき、まるで自分の家族のことを決めるように、皆が幸せで社会が平和になるようなことを選んでいく、そんな政治家を望んでいこう、
そう強く思いました。

様々な意見や要望を聞きながら、皆が幸せで平和になるように、決断し遂行していく、そんな仕事である政治。母性(幸せ、平和になるように)と父性(決断、遂行)がうまく統合されていくこと、願います。
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