昨日、暑い中、家の前庭に座り込んで、伸びてきた雑草を文字通り1本づつ手で抜いていたダンナさんに、
誰か男の人が話しかけているのが聞こえてきました(私は、そこの前に建ってる”離れ”でオンラインの仕事が始まるのを待っていたところ)。
どこの国の人?、いつから住んでるの?などと、質問を立て続けに浴びせかけられているところからすると、近所の人でなく、通りがかりの人のようです。
知らん人:「おとうさん(とダンナさんに呼び掛けてた)は、草、そうやって抜いてくの?」
ダンナ:「ウン、そう(と日本語で答えてる)」
知らん人:「除草剤は使わない?」
ダンナ:「使わない、アレでしょ、◯ウンドアップ?!」
知らん人「うん、◯ウンドアップ」
ダンナ「アレ、ガンになるから使ワナイ」
知らん人「ガンになんの!?』
ダンナ「そう、あれ、ガンになるから、フランス禁止」
知らん人「フランス禁止なの?!」
ダンナ「あれ、売ってるの日本だけ」
知らん人「えー、日本だけ?!」
って、おいおい(汗)、何のレクチャーしてんだ(苦笑)….
と障子開けて見てみたら、地面に座り込んで草抜いてるダンナさんに話しかけてたのは、
ロン毛金髪で頭にタオルをまいた30代くらいの作業着の男性でした… 誰?!(笑)
そこで、アナタは、誰?!と今度はダンナさんに質問されたその男性は、
自分は隣町に住んでクズ鉄などを回収してるXXといいます、また、来ますわ!
といって軽トラに乗って去っていきました。
あー回収業者の人だったのね(苦笑)。
◯ウンドアップは、発癌の可能性ありで多くの国で販売禁止、フランスでも去年販売禁止になったのに、この間まわってきた回覧板にJAのチラシが入っていて、
◯ウンドアップ「JA推奨」と印字があったのをみてダンナさんは腹を立てていたのでした。
だから、レクチャー(?)したかったのかも(汗)。
ここら近隣のホームセンターでも◯ウンドアップは、いまだに 堂々と目立つ場所に並べて売られていますので、
さっきの金髪男性みたいに、健康リスクがある可能性を知らないで、草を殺す効果がある方だけをみて使ってる人は結構多いのかもしれません。
そういう情報は、自分で調べないとでてきませんからね(汗)。
他国では健康&環境リスクから販売禁止となってるのを知ったあとでも、これは便利だからと使おうと思う人はいるのかな?!
しかしながら雑草をすっきりさせるというのは、現実問題とても大変です。
こんな広さの庭でも、砂利を敷いてるのに雑草は伸びてきて、ひーひーいうし、これでよしと思えるくらい雑草なしで綺麗になったこと正直一度もないです(苦笑)。
だから、大きな畑や田んぼの畔、スポーツ用のグランドなど広い場所だと除草剤を使わないとやっていけないのかもしれません。
ただ安全な除草剤がないかと調べると、最近は火山灰や塩をつかった安全な除草剤も販売されてるようです。
こういう代替品が生態系にどういう影響を与えるのかも今の時点でわかりませんが、
◯ウンドアップみたいにズバリ「毒」をまくものではないので、
できることなら、環境そして自分たちの体にも負担をかけない製品を選択していけたらと思います。
そういう我が家では、除草剤代わりにダンナさんに草を抜かせて彼の体に負担かけてる!?いや健康にしてる、と思っておこー(汗)。

その向こうに抜いてもすぐに生えてくる雑草の茂みがみえます(汗)