トイレの夢

夢というのは潜在意識の状態を教えてくれるので、私はクライアントさんを理解するために見ている夢のことも教えてもらいます。

ホメオパシー療法にかかっている途上で、トイレの夢を見る人がわりといます。

トイレというのは、自分の消化した食べ物を外に出す場所なので、

トイレが夢にでてくるときは、「自分の中に溜めていた感情や思いを外に出す」メタファーだと私は理解しています。

トイレの夢にも幾つかのバージョンがあります。

トイレを探してるけど、トイレが壊れてたり、汚かったり、壁が抜けて丸見えのトイレだったりと「トイレそのものを探してる夢」

→ これは自分の溜め込んだ感情や思いを外に出したいのにそれをちゃんと話せる人や機会がないと感じてる意識のメタファーだと解釈できます。

他には、トイレはあったけど、そこで用を足そうとすると他の人が入ってたり、トイレが詰まってたりして「排泄できない夢」

→ これは溜め込んだ感情や思いを出したいけど出せない、出すのが怖いと思ってる意識であったりします。

さらに、トイレはあった、そこで用を足せたけど、汚物がなぜか流せないとか、汚物でトイレを汚してしまったといった「汚物の処理がうまくいっていない夢」もあります

→ これは溜めた感情や思いは出したけど、それらの思いを今後どう処理したらいいか困ってる意識を表してたりします。

もちろん、他にもバージョンがありますが、いずれにしろトイレが心の掃除のメタファーとして現れるのが面白いな〜と思います。

かくいう私も、過去に心の掃除をする前に、トイレ自体を探す夢をみていたことがありました。

トイレがあるけど、駐車できないからトイレを使えないとか、トイレはあるけどこのトイレで用を足す気にはなれない他を探そうと思ってる夢などを見てました(心の掃除をしてからはみてません)。

ホメオパシー療法にかかってる途上で心が整ってくると、家の物を捨て出したり掃除を始める人も多いのですが、掃除の方はトイレのように夢ではあまりでてこなくて、実際の行動として現れる率が圧倒的に多いのが興味深いです。

掃除は、排泄物のように内部ではなく、自分の周りの外部に対する働きかけだから、夢よりも実際の行動として現れるのかな、と思ったりしますがどうなんでしょうか。

夢は簡単に分析できないで、いつも何かのメタファーであるのが、なんでかな〜?!と思っていました。

もっとわかりやすかったら、夢でいろんな気づきを得られるのに、どうしてメタファーの形をとるのかと考えたりしましたが、

現実のダイレクトな映像や言葉では、私たちの潜在意識には響かないんだろうなと思います。

ただの文章でなく「詩」が私たちに与えてくれるインパクト、

言葉をメロディに乗せてる「歌」が聞くだけで感動を与えてくれること、

絵画のような「芸術作品」が見るだけで心を震わせてくれることを思うと、

夢で表されるものが、現実世界の事柄のメタファーであることは、実は素晴らしい完璧な仕組みなのだなと思います。

栗の季節です。栗、大好き!、しかもいつも無料にていただける環境にいます。ただ、栗をどっさりいただくと、皮を剥こうと思い切るまでいつも異常に時間が長くかかります(汗)。
栗の皮むき、心の掃除にとりかかるのと同じくらい腰が重くなる作業ではなかろうか……

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悪夢ばかりをみる方、あなたの潜在意識からその恐ろしいものを掃除してみませんか。

ホメオパシー療法やカウンセリングでそのお手伝いができるかもしれません。

詳しくはHPの方へどうぞ:https://arnicahomeo.com/

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