お世話になってるS夫婦は、自営業の仕事の他に、季節ごとにやることがたくさんあります。
5月は、タケノコやふきを取りにいって煮ものにしたり、山椒の実をとって佃煮にします(年間通じてご飯のおかずとして食べるために冷凍して常備してる、だから取る量もハンパない汗)。
お茶の葉を積んできて一年分のお茶にするのもこの時期(この記事5月にアップできずに梅雨になってしまいました…)。
今年も我が家は、お茶作りだけ参加させてもらいました。
私はあいにく忙しかったので、今年はだんなさんが参加。
お茶の葉を取りに行き(この辺りの山に捨てるほど生えてる)、葉をちぎって、乾燥させて、焙煎させます。
お茶の葉をちぎったり、焙煎する作業というのは、葉っぱの緑をみるのが気持ちがいいし、香りもとてもよくて癒されます。
かなりの量のお茶の葉作りをしてきただんなさんが帰ってきて一言、
すっごい気持ちがよかった!
顔がすっきりしてました。
お茶の葉の香りや炒った煙は、人を浄化する作用があるんじゃないかと確かに私も去年感じました。
ちなみにムカデはお茶の匂いがすごく嫌いらしくて、家にいてもその匂いがしたら出ていくのだとか。
今の時代はなんでも安く手にいれられるし、労力も時間もかからない、でも、S夫婦がわざわざ作ってるのは、自分たちで作るものの方が市販のものより断然美味しいから、だそうです。
S夫婦は、自給自足してるわけでなく普通にスーパーで物も購入してますが、水は山水から取ってるし(ろ過装置を設置してる)、玉子も自分たちが飼ってる鶏から頂いてます。
人間のする仕事って、そもそもは自分たちを食べさせるためのものだったんだよな〜、と考えた日でした。
自分達で作ったお茶、ホント〜に美味しいです。