先日、
たべもの屋さんに行き、ご飯ができるまでの間に、店内の雑誌をめくっておりました。
ビジネス雑誌の増刊号?みたいで、リーダーの資質についての内容でした(記憶曖昧)。
イラストを使い簡略化して要点だけを伝える薄い雑誌で、パラパラとページをめくると中に、
以下の3つの上司の態度のうち、部下達のプロジェクトの成果が一番高かったのはどれでしょう?という三択が載っていました。
ものすごいうろ覚えで申し訳ないんですが、私の記憶ではこんな感じでした↓:
- プロジェクトの進捗具合の報告をうけながら相談にのる
- プロジェクトには全く関わらず、全て部下に任せて結果だけを知らせてもらう
- プロジェクトを細部まで把握し、都度、細かく指示をする
答え: 一番プロジェクトの成果が高かった上司の態度は 1. です。
そして一番悪い結果となったのは、2.です。
上記を書き換えるとこんな感じでしょうか:
1. 適度な距離をとり、必要なら相談にのる
2. 放任&無関心
3. 過剰に関わり、口をだす
上記のプロジェクトの成果って、親子の関係でも同じことがいえるな〜と思った私です。
ホメオパシーのケースでみていても、想像以上にダメージがある家庭環境に、子供に無関心だった親というのがあります。
過保護・過干渉もしくは暴言暴力があった親の方がひどいように思えますが、これらは自分という存在がそこにいたという基礎の部分があります。
しかし、無関心というのは、まるで自分の存在がなかったような感覚を与えるのです。
一見、普通の家庭のようにみえ、お父さんもお母さんもいた、食事も寝るところも与えてもらっていた、でも親は自分の存在には無関心だった場合、静かな、でも重い影響が長く残ります。
深い孤独感、自己肯定感のなさが育まれるし、コミュニケーション能力も育ちにくく、将来的には(親の代替物として)他人への要求が強くなりすぎる傾向があるため適度な人間関係を築くことができなかったりします。
親の代わりに誰かに認めてもらうために一生懸命になりすぎて燃え尽き症候群みたいになる方もいます。
大人になって、自分の根本の問題は親の無関心のせいだったと気がついて、そこから親子関係を再構築しようとしても、親自身は自分が子供に無関心だったとは意識すらしてないことも多いのもまた特徴で、再構築の土俵にすら乗ってくれなくて再度失望することにもなります。
虐待や過干渉みたいなケースは原因がはっきりとわかりやすいのですが、無関心な親から育てられた人では原因がなにかに気がついていない人もいます。
物理的にはなにも不足してなかったし、親もそこにいた、だからこれは私の性質の問題だと思って自分を責めていたりするのです。
また、親からの愛情と注目を求め続けることに人生の長い時間を費やしてる方もいます。
親からの愛情をあきらめるのは相当につらいことです。
けれど親からの愛情があったかないかで、あなたの存在の価値が変わることはありません。
そして親からの愛情がなかったかたでも、幸せになり、人を幸せにすることはできます。
親との関係から解放されて、「自分の」人生を歩めるといいなと思います。
これって会社でもいえますね、無関心&放任またはウルサイ上司にあたってしまった、でも上司に左右されないで、自分自身ができる目の前のことを黙々とやることはできます。
学校でも担任や部活の先生がハズレなこともありますよね、でも彼らに左右されないで、自分自身ができることをやり、自分の道を進んでいくことはできます。
春なので、人的な環境が変わる方も多いと思いますが、まわりの「誰か」にあまりにも影響を受けてる場合は、自分の人生は「自分のもの」であることを思い出すと良いかもしれません。

そういう私は、ニャンコにあまりにも影響を受けすぎてる!(汗)
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ホメオパシー療法では、メンタルの領域も扱います。
親に左右されてきた人生、なんとか変えたいけれど、どうしていいのかわからないかた、
ホメオパシー療法が助けとなるかもしれません。
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