先日、家の玄関(引き戸)をガラガラとあけたら、土間に
モグラ
が、もそもそと動いておりました….
ん!?ん〜!?
なんで?モグラ?? ぎゃー!!
予想外の生き物に驚きながらも、モグラを家から出さないと安眠できません。
おののきつつ、すかさず軍手を両手にはめ、モグラを捕獲しにかかる私(大汗)。
午後4時くらいでまだ明るいせいか、モグラは動きがとても鈍い… すぐに私の軍手の中につかまりました。もがくモグラを両手のなかに閉じ込めたまま、ギャーッ!!と騒ぎながら裏庭に走りました。
土の上にモグラをおろすと、外にでていたニャンコも何事かとそこに寄ってきました。
しかしニャンコがモグラをいじる間もなく、モグラはものすごい勢いで土を掘り下げ、10秒ほどで地下に完璧に潜っていきました。ものすごい早業!
軍手の中でもがくモグラの両手はまるで硬質プラスチックみたいに固かった…
今の田舎の家に住みだしてから虫やら動物に何度も驚かされてきましたが、年数がたつとそんな驚きも一巡したように思っていました。でもまだまだ予想外のことが起こるんですね。
ちなみにモグラはニャンコが連れてきた獲物だと思っていたのですが、傷ついたり弱ったりしてなくて、まるで土から出たばかりのようにキレイな身体をしていました。
結局、あとで発見したのですが、あのモグラは、我が家の土間の端の板壁をぶちぬいて、地下から出て来ていたのでした!。板壁の下にに小さな穴があいていて(ゴルフボールくらい)、その穴の前に漫画みたいに土がこんもり盛り上がっておいてありました(苦笑)。
古いとはいえ板壁をぶち抜けるモグラの前足、すごい….
弾丸的な早さで土にもぐっていったモグラのイメージがまさにコレ↓
(画像お借りしました)
モグラの子は母離れして独り立ちするときに、いったん外にでて自分のテリトリーを探すという生態があるそうです。
我が家の土間に間違ってでてきてしまったあのモグラもこの春の新社会人みたいなものだったのかもしれません(笑)。
人が社会人になり勤めにでるのも、自分のテリトリー(稼ぎ=獲物)を求めて親元から分離するわけだから、人間も動物とパラレルな世界を生きてるわけですね。
土間に間違ってでてきたモグラも、新社会人もうまくいきますように〜