少し前の話ですが、今年に入ってスポーツを始めた息子に、試合の日のお弁当をつくらねばならなかったので、お弁当(の中味)は何がいい?と尋ねたところ、
コンビニ弁当!
と答えがかえってきて、文字通りのけぞりました(ぐきっ)。
自分がやってる自然療法だけでなく、食べ物もできるだけ自然派でとやってきたつもりだし、添加物が使われすぎてる事実やどういうふうに身体に影響を与えるかも彼には説明してきてるので、それを食べたいと言ったことが、ちょっとしたショックでした。
聞けばスポーツの仲間達は、コンビニ弁当を食べてる子も多いらしく、息子も購買意欲をそそるその見た目に惹かれているようです。確かに見た目がぱっと華やかで美味しそうだし、美味しく感じるように色んな努力もされていると思います。
しかしそれだけでなく、これは友だちと同じでいたいという思春期特有の意識や、親の価値観から抜け出したいという気持の表れでもあると思いました。
思春期というのは自分の世界をつくりあげていく時期なので、まずは親の価値観に疑問をもち、いったん打ち崩してみるってことがすでに始まっているのかもしれません。
お弁当作らなくてよけりゃ、そりゃ〜私も楽ですけどね。今後もずっとコンビニ弁当を所望しないようこっそり願いつつ、その時のお弁当は、希望通りコンビニ弁当になりました。
おいしかった、らしいです…(汗)
そういや、息子が生まれて初めてカップ麺を体験したのは、お友達の山小屋みたいなとこでしたけど、そのときも、これ、おいしい!っていってました…。
お湯を入れる前にフタをぴろーっと完全にはがしてしまって、そっか初めてのカップ麺だから、フタの一部を残すって知らないんだ、と変なところで感心したのを覚えてます。
こうやって、そのうち、もっと大きくなったらマク◯ナル◯にも入り浸るようになるんだろうか…。
そしてもっと後に、一人暮らしの部屋を訪れたら、山盛りのカップ麺の食べカスやら、コンビニ弁当のプラスチックのごみが山盛りに積まれているんだろうか…(と、どんどん薄汚い男子一人暮らしの部屋の妄想がふくらむ)。
できたら、あんまりそういうものは食べて欲しくないけど、ま、彼の独自の世界がどんなふうにできあがっていくのか楽しみにみていくことにします。
↓ 息子の乱雑な部屋の鉛筆削りの横になぜか鎮座していたニャンコ。
コンビニ弁当食べ過ぎないか心配してるのかニャ〜(してないっ)。