先日、我が家に とっとこハム太郎がおりました(汗)。
もうそろそろお風呂入って寝る頃と思っていたら、ダンナさんがものすごいでっかい声で私を呼びつけるので、なにごとかと駆け寄れば、ちゅ〜、野ネズミです。
私のダンナさんはスキンヘッドで眼鏡をかけており、瞳の色も茶色なので、見た目的になんの違和感もなくこの日本の里に同化して住んでおりますが、こういうときに突如感じる文化的背景の違い。
欧州人にとってのネズミは、日本人にとってのゴキブリ的なものと思われます。
そりゃ、私だって、東京の飲食店街にいるようなドブネズミがいたら、
ギャーー!!!です。
ゴキブリもギャー!!!
(ちなみにフランスでは日本のようなでかいゴキブリはいません)
でも、野ネズミで、お顔がとっとこハム太郎ですから、ぷぎ?!としか感じない私。
しかし、ダンナさんはいつのまにかハエたたきなどを手に握りしめ、すっかり戦闘態勢(冗談抜きで真剣)。抹殺するまで寝ないという殺気が….(怖)この感覚はその昔、ペストで苦しんだ先祖から受け継いできたDNAの記憶なのかもしれません。
哀れ、冷蔵庫の後ろに隠れたハム太郎は、ダンナさんがしかけたゴキブリほいほいの粘着テープのワナにとらえられあの世に送られました…(涙)
後日、ご近所さんにこの野ネズミの話をしたら、大きさから言って「はつかねずみ」ということでした(親指と人指し指でわっかをつくった中に入るくらい小さかった)。昔は家とか倉庫にいたらしいけど、最近はほとんどいないそうです。
そもそも、この辺りでは畑に植えてるお芋類を食べたりするくらいで、家の中にはそんなにねずみは入らないらしい。我が家もこの日までネズミがかじった痕などみかけていないので、たまたまこの夜にどこからか侵入してきたようです。
我が家はそれにネズミの天敵、猫がおりますから。しかし、このねずみ騒ぎのとき、我が家のニャンコは外にでかけておりました…がくっ。
別のご近所さんの話ですが、そこのお宅でお仏壇におそうめんを1束あげておいたら、はつかねずみがそこから数本おそうめんを抜いていたそうで、巣にしている場所をみたら、そのそうめんが綺麗に数本並べてあったとのこと、そんなことってあるのか、日本昔話?!
ゴキブリは即撲殺で異議なし、はつかねずみなら、できたら生かしたまま逃がしたい。でもはつかねずみでも、もし家に5匹以上いたら、私も迷わず処理します。
私の動物の本能として自分のテリトリーに脅威を感じる地点がそのくらいなんでしょうかね(?)
野ネズミはそういえば外にはおりました ↓
以前、ニャンコがつかまえていたときの写真。
やっぱりお顔がかわいくてハム太郎にしかみえん〜