閉じ込められた猫

先日我が家のニャンコが一晩帰宅せず。
夜に出て行ったまま、朝になっても戻っていませんでした。

なかなかないことなんです、これは。 今年2歳になるし、暑くなってきたから行動時間も増えたのかな?などと思いつつ、朝ご飯を食べにも帰ってこない、だんだん心配に。テリトリーは把握していたので、その辺りを探してみましたが、反応なし。

そのうち戻るのかな、と期待しつつ、昼ご飯にも帰ってこず… これはおかしい(汗)
午後に家族で捜索することにしました。ご近所の方にも声をかけたりして。 ニャンコのテリトリーはくまなく探したのに、声をかけても反応なし。 普段なら声をかけると、よそ様の倉庫などに隠れて寝ていたとしてもでてきたりしていたので、さすがにおかしい。

小さな集落なので、車の事故ならすでに我が家の耳に入っているはず。
考えられるのはどこかでケガをして隠れているか、どこかにブロックされて身動きがとれなくなっているか。はたまた山に何かを追いかけて入ったまま迷子になっているか….

まるで自分の子どもが迷子になったような不安な気持…ニャンコをどうやってみつけたらいいのか。 ダンナさんなんか、誘拐では?もしかして殺された?などとまるで人間の事件を想像していました。

テリトリーの範囲以外も探したほうがいいということになり、少し遠くまで探すことに。
ニャンコの名前を呼びながら、見回します。ここまでは来ないかも、と、山に面したお宅の前を通りかかったとき、 ニャンコの名前を呼ぶと、「ミャア」と聞こえます。もう1回呼ぶとまたはっきりと「ミャア」と。

急いでそのお宅の玄関のところへ駆け寄ると、玄関横に設置された小動物用の金属の「ワナ」の中に、我が家のニャンコがかかっておりました(涙)。

そのお宅はお留守だったので、勝手にワナをあけさせて頂き、ニャンコを救出しました。まさか、こんなとこまで来ていたとは。オリの中の動物をおびきよせるエサには全く触れていなかったので、箱型に入る習性でワナの中に入って閉まってしまったようです。

幸い、手や足をガチャッと噛むような恐ろしい器具のついたオリではなかったので、大けがなどはしていませんでした。 ただせまいオリの中で相当もがいたみたいで鼻の上の肉部分が少しけずれていました。首輪も外れて毛が散らばっていました。

家に連れ帰ると、脱水していたようでお水を何度も飲みました。お水の中にはレメディのArnicaを入れました。 身動きとれないオリにかれこれ18時間くらい入っていたことになります。しかもジタバタともがいたので、骨の痛みや筋肉の痛みはかなりのものでしょう(怖)

普段は家のお水はあまり飲まず、川や水たまりやメダカ鉢のお水を飲んでいるニャンコですが、今回はArnica入りのお水をたくさん飲んでくれました。そしてその後延々と眠りつづけました。起きてきて水とエサを少し食べたら、また寝るを繰り返しながら。

その後よくよくニャンコの顔をみると、目のあたりがかなりむくんでいました。これは脱水症状になったときに急にたくさんのお水をとったことが原因でもあったようです。人間でも同じですが、脱水症状になると身体は水分不足を感じ、水分を尿にまわさないように抗利尿ホルモンを分泌するそうです。このホルモンはいったん分泌されると2、3日続けてでるそうで、そこに急に水分を多量にとると、尿に水分がまわらないので、その分滞留してむくむんだとか。

ただ、ニャンコはその辺り本能で判断するでしょうから、水分をあれだけ取ることは必要だったのだと思います。

Arnicaの助けもあってか、ぐったりしていたニャンコは翌々日には、また夜中に外にでかけていくほど、元気に回復しました。 目のあたりのむくみもなし、いつもの顔です。
これにこりて「ワナ」にはもう近づかないでね〜(悲)

DSC_0457

↑わなにかかる数時間前のニャンコ。のんびりあくびしとったな〜(苦笑)

今回のニャンコのような恐怖体験があった場合は、その後も心身に影響を及ぼすことがあります。 そんなときはホメオパシー療法が助けになるかもしれません。ご興味のある方はHPの方へどうぞ: https://arnicahomeo.wordpress.com

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