自分で自分のレメディを探すことについて

ホメオパシー療法にはセルフケアのキットが存在するので、ホメオパスにかからなくてもいいんじゃないかと考える人は多いです。私も最初そうでした。

急性の症状(風邪とか、腹痛とか)にはセルフケアでレメディを自己選択し使用できますが、長く患っている病気や精神的な不調、体質的な問題などはホメオパスにかかるほうが逆に早道だと私は思っています。(というかセルフケア用のキットはそもそも急性用のみに対応するために販売されています)

自分のレメディを選ぶには、自分のことを客観的にみないといけないのですが、それは実際とても難しいものです。ホメオパシーを勉強している人であっても、自分のレメディ選択を自力でなしとげられる人は相当少ないと思いますし、また時間も相当かかると思います(あれこれ試すので)。ましてや本格的にレメディの勉強をしていない人が、自分のレメディを選ぶということは既に限られた情報(ネットや書籍)の中での選択となるし、実際に何をどう選べばいいのか、正直わからないだろうと思います。

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どんどん試せばいいさ、と思っても、実際に何かのレメディが反応して症状がでてきたときに、そのレメディの反応に対する正しい評価ができないだろうとも思います。何種類も試した結果、最終的には自分にはどのレメディなのかわからなくなり、症状の経過に混乱して、ホメオパシー療法自体をやめている人も結構多いんだろうなと推測します。

ホメオパシーを試すまでいっても、最終的にはよくわからなくて離れていく、そういう話をネットでみたり聞いたりすると、とても残念だなと思います。
ただよくわかるんです、レメディ情報はネットで結構みつかるし、その記述を読むと、とても自分のことのような気がする、ちょっと試してみようかと思う。これ自然な流れだと思います。
私もまさにそうして遠回りしていた人でしたから。

急性症状に限っては、自分で症状にあわせてキットからレメディを取ることは有効だと思います。

でも慢性といえる症状でしたら、専門的に力を貸せる人(ホメオパスですが)がいるので、そこはまかせて、本来の人生でやるべきことのほうにエネルギーを使って欲しいなと、自分自身のことを振り返っても思います。

ホメオパシー療法がうまくいくと、いろいろなことに気づきがあり、考え方や感じ方が楽になって、免疫力が上がり、その人らしい人生の方向に向わせてくれます。

ちょっとホメオパシー療法に再挑戦してみようかなと思った方、または初めてだけどホメオパスにみてほしいなと思った方は、こちらのHPの方へどうぞ:

http://arnicahomeo.wordpress.com