いただいた梅約3kgを使って、初めての梅干し作りに挑戦しました。
おにぎりには梅干し派なので、かねてから一度自分で梅干し作りに挑戦してみたいと思っていました。よい機会です。
それにしても結構手間がかかるんですね。
梅をまずは塩でつけておいて、赤紫蘇がでまわる頃に、紫蘇を塩で十分にもんでから梅に足す。そして梅雨明けをもって土用丑の日あたりに日干し。この干すのがなけりゃ楽なのにな、と思いますが、干さなきゃ梅”干し”じゃないんですよね。
最近の市販の梅干しは、干してなくて漬けただけで、添加物など加えて、いかにも見た目梅干しで販売しているものも多く、本来の梅干しパワーが少ないんだろうなと思ったりします。実際に干すとどういう効果がでるのか、調べたけどいまいちわからず。干して殺菌されるだとか、クエン酸が反応するとか、味がまろやかになるとかありますが、まあ、とりあえず干すことでなにか効果があがることは確かと感じます。
今年の土用丑の日は29(火)らしいのですが、その日は用事があるので、晴れが続きそうな今から干すことにしました。
瓶から梅干しを取り出します。上のほうの梅干しは、なんとなくそれっぽいのですが、下の方は色がまだ黄色っぽい。ムラがあります…(汗)
梅を干す3日間、夜になったら梅をまた梅酢に戻すやりかたと、戻さないやりかたがあるみたいなんですが、色ムラがあるので毎回戻すことにしました。
取り出すときに力が入って皮をやぶってしまったものを1つ味見しました。中はまだオレンジがかった黄色でやわらかい。味はなんとなく梅干しのような気がします…
干してる間に雲の様子がすごい気になったり(山間部なので頻繁に夕立あり)、乾いた梅をひっくり返したり、手塩にかけてます。
梅干しって、梅や紫蘇の植物のエネルギーと太陽のエネルギーだけじゃなく、作る人のエネルギーも相当に加わってるんだなと、そんなこと感じました。