猫専用ドア

我が家の猫♀は、ずっと室内飼いでした。

彼女の性格もびびりー(だと思う)だったので、窓が開くだけで逃げ出す感じでしたし、猫は室内で飼うのが安全(エイズ感染とか交通事故とか縄張り争いetc.)と思っていました。

それが寄生虫駆除やら避妊手術が終わって落ち着いたあたりから、彼女はすきをみて外に脱出するようになりました。

我が家は古い家なので、縁側などから外に飛び出すのはたやすいことです。
特にお布団を干したり、入れたりするときの縁側は、スキだらけ、防ぐことはほぼ無理です。

このまま閉じ込めておくのは無理な感じだったので、妥協案としてハーネスをつけて外をお散歩させていました。
それが段々エスカレートして行き、ついには外と内を自由に行き来できる猫ドアをつけてあげるまでになりました。

DSC_0195

よく見渡せば我が家のまわりは畑と山、それ以外の想定できる♀猫のテリトリーのほとんどは我が家の敷地内です。またご近所さんは、犬を飼っているところが何軒かありますが、飼い猫はまわりに1匹だけ。野良猫もほぼみたことがないので、縄張り争いやケンカもなし、です。

車の往来も村のつくりからいって、ご近所の車しか家の前は通らず、大きな道路でもないので車のスピードも出してません。
ありゃ、これは大丈夫、ってことで、いつのまにか自由に内と外を行き来するワイルド猫となりました。

ところでペットの世界を全く知らなかったので、猫ドアを検索してみて驚いたのですが、昨今は自分家の猫しか通れないドアってのが販売されているんですね。画期的です。
自然の多い我が家の周りだと、テンとかアナグマとか狸がいるので、それらが猫ドアから入ってきたら!と怖かったのですが、そんな商品のおかげで、この悩みは解消されました。

DSC_1219

首についている黒いマグネットキー、これが反応してドアが開く仕組みなので、猫ドアからは我が家の猫ちゃんしか出入りできません。

このマグネットのシステム、とても便利ですが、難点は、猫がすぐ慣れるわけではない(我が家は5日ほどかかりました)のと、磁石なので砂鉄とかたまには釘みたいなのがくっついてくる!ことです。
ご飯用に匂いがつかないステンレスのお皿を使っていたのですが、このお皿にもマグネットキーが見事くっつき、首から皿がぶらさがって….陶器製に変えました。

ある日、ダイヤ付きの指輪をマグネットキーにつけて帰ってきたらどうしよう…..(期待)

後記:結局、1年ほど使ったら他の動物がネコドアから入ってくることはないとわかり、またマグネットがついてることで外の金属にくっついて首輪をなくしてくることがあまりにも多く、そうなるとドアから入れないという心配も起こり、今はマグネットは外し、何もつけなくても自由に行き来できる単なるネコドアにしました。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください