先日生まれて初めてのお茶摘みをしました。
私の住んでいる辺りでは、昔はどこでも各家庭でお茶の葉を摘んで、1年分のお茶を作っていたそうです。
我が家の隣に住んでいる90歳を超えるMおばあちゃんは、今でも自分用の自家製のお茶を作っているそうです。
お茶摘みとお茶の炒り方を教えてくれたのは、いつもお世話になっているSさん夫婦。
お茶摘みにはヒルが出るというので、長靴、長袖、帽子をかぶり完全防御ででかけます…後で聞いたら、これでは全然完全じゃなくて、
首から入らないように(上から落ちて来るヒルがいるらしい)首にタオルまいたり、長靴の入り口も塩をつけたタオルやガムテープなんかでぐるぐる巻いたほうがいいそうです。
こんな感じの山の中で自生している茶の葉を摘みます。
結局、私はヒルの被害には合わず。息子が長靴を脱いだら、みよーんみよーんとのびちぢみするヒル大と小が2匹。幸い靴下のおかげで血は吸われてなかった…ゾゾ。
お茶の葉を摘んだら、大きな鉄製のお鍋で炒ります。正式にはまず葉を蒸すそうですが、S夫婦はすぐに炒るそうです。
炒ったら新聞紙の上で乾かし、しばらくしたら2回目の炒り、このくらいから良い緑茶の香りがします。合計3回ほど炒って自然乾燥させます。
その後は家に持ち帰って、しばらく乾かしてから今度はフライパンで3回ほど煎りました。緑茶の香りが部屋に漂います。
最後に茶筒と瓶につめてできあがり!これがまさに生茶なまちゃと呼ばれるやつでは!?
私のつくったのは、なんとなく乾燥がたりない感じなので、早めに飲もうと思ってます。
茶葉を1年分つくってカビないように持たせるには、乾燥作業を相当念入りにやらないといけないだろうな…すごい労力です。
私の作った量は恐らく1ヶ月分くらい?(毎日飲むとして)
このくらいなら楽しく作れますが、1年分、しかも家族全員分としたら、摘むのも炒るのもすごい量と時間だとわかりました。
昔のお母さん方には本当に頭が下がります。
筆者は、姫路や宍粟市辺りでホメオパシー療法をやっています。ご興味のある方はHPへどうぞ: